りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

生きがいふれあい施設提供事業について

2012年09月26日 | *市*議*会*

 ただいま9月議会の真っ最中です。開催は9月3日~10月9日までとなっています。そして今は平成23年度の決算について、決算特別委員会が開かれています。今回はこれまでの各会派を代表しての決算委員による審査方式とは違って、分科会方式となっています。議長、現監査委員(議会選出)を除く、全議員が委員となります。審査の流れは、全体会、各分科会(通常の総務・厚生文教・建設経済の3常任委員会が分科会)での書類審査・質疑、全員参加の現地査察、全体会ということになっています。

 きょうは厚生文教分科会の質疑がありました。そこで複数の委員から出されていた質疑の1つに、「生きがいふれあい施設提供事業」というのがありました。私ども会派の原田敏司委員(議員)は、この施設が必要だという立場から質疑をしました。この事業は小田原駅西口側にある、社会福祉センター3階の高齢者施設のことを言いますが、施設内には大浴場があって、囲碁・将棋、カラオケ等を楽しむことができます。けっこう人気があると見ていますが、説明によると、平成23年度は一日平均94人の利用者があったということでした。

 また、この事業について言えば、この9月定例会の厚生文教常任委員会に、「生きがいふれあい施設提供事業の存続を求める陳情書」が提出されていました。私は傍聴議員でしたが、陳情書の内容や陳述者の訴えをお聞きして、高齢者にとって本当に必要な施設だと改めて思ったのです。原田議員は陳情に採択。審査結果は「継続審査」となりました。でもなぜこのような陳情が提出されたのかと言うことになりますが、それは本市が行なった事業仕分けでこの施設が「不要」とされ、市が「廃止の方向」という判断をしているからでした。高齢化が進めば進むほど大切な事業だと思うのですが・・・。

コメント
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