りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

妊婦健康診査費用の助成拡充について

2023年09月27日 | 市議会
 このタイトルは、北森あすか議員の一般質問の大項目1になります。9月21日(木)に北森議員は一般質問を行い、この質問の他に家族介護者支援の充実、本市のデジタルまちづくりにおけるWi-Fi利用推進、熱中症対策について質問を行いました。

 妊婦健康診査はおなかの赤ちゃんが順調に育っているか、母体に負担がかかっていないかを定期的に診査する健康診査。現在その診査費用に公費で75,000円助成されているが、質問は更なる拡充を求めたものです。

 何故ならば実際にかかる費用はこの75,000円では到底足りず、妊婦1人あたりあと数万円~から10万の自己負担がかかるからです。国の2022年4月1日時点の調査によると全国の公費負担額の平均は107,792円、神奈川県は全国ワースト1位で74,933円。本市の助成は大変低く下位2.3%に入る等妊婦さんを取り巻く厳しい状況が明らかになりました。
 市長答弁において、ほぼ平均とあったが、県自体が全国最下位クラス。ぜひ拡充をすべきと北森議員は繰り返し求めたのでした。
 
 国の初回産科受診料支援事業の事業化を
 また、質問は国の経済的支援となる低所得者の妊婦さんに対する初回産科受診料支援事業にも触れ、妊娠確認すらためらう妊婦さんがいらっしゃる。ためらっているうちにおなかの子はどんどん大きくなるなど妊婦さんの尊厳にも言及。

 そこでこの国の事業を本市でも行うべきと求めたが、妊婦健康診査費用の助成拡充に対する答弁同様、他の施策のバランスを考えていくなどととの答弁があり、これらの施策ほどさっと事業化すべきだと思い、優先順位がまたもや違いうなと傍聴していて思いました。引き続き北森議員と頑張ります。

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9月定例会を傍聴しています

2023年09月24日 | 市議会
 9月15日、市長提出議案の一般会計補正予算に修正案が提出される
北森あすか議員も提出者の一人となった修正案は、中心市街地商業振興について(若者が創る、集う、にぎわいまちづくり推進事業)の予算のみを削除するというもの。5人の提出者を代表して稲永ともみ議員が提案理由の説明を行いました。

 修正案提案理由の4点について
①課題やニーズの分析が不十分
②対象となる人や地域が不十分
③既存の取り組みに対する検証が不十分
④国の交付金の活用提案に大きな問題がある
等問題点が浮き彫りに。4点についての説明は詳細に行われたが、いずれも根拠が歴然としていてとても説得力あるものだった。質疑はというと、複数あったもののほぼ登壇して述べた提案理由に述べられていたと思うのでした。

 修正案、原案に対する一括討論、採決となったが修正案は9名賛成(反対17)の賛成少数で否決になり残念な結果に。だが、若者に関する事業に34、37、40、41、42歳の若い議員が修正案提出者・賛成討論に関わった意義は大きい。今後も注視して行きます。

 ユニフォーム着用の本会議
 さて、市長提出議案に対する修正案が提出され、修正案賛成か反対か議員一人一人がまさに真剣に議論を尽くしている最中に、この日の議場は湘南ベルマーレのユニフォームを着用しての議事が進行された。傍聴席から見ていてまったく落ち着かないというか、違和感さえ覚えるのだった。
 
 ホームタウンである市が記念ユニフォームを着用することになったというが、たとえ任意であっても、まず時と場所をわきまえることが必要ではないかと素朴に思ったのです。どうなっているのかと聞けば、議会運営委員会の決定だとのこと。

 日本共産党の岩田泰明、北森あすか議員は委員外議員として賛同できない立場から意見表明する為挙手したが、発言が認められなかった。そこで議長あてに疑問点並びに議長の意見を伺いたいと申し入れを行たっというが、意見表明すら認められないのかとこれまた驚きでした。


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