きょう小田原駅の西口側から東口に抜けるために、いつもの高架下を歩くと、絵画が「えっ！新たなものと取り替えたの？？」というくらいにきれいになっていました。
蛍光灯も一斉について薄暗かった高架下がみちがえるように明るくなっています。
写真の下はいつか偶然に環境部の職員の方たちが作業していたときに写したものです。環境部のみなさんごくろうさまです。
しみじみと絵を眺めました。
どれも夢があっていいですね。
「生きがいふれあい」とは・・・、今まさに必要なことだと思う。孤独死、孤立死を防ぐには地域の見守りが大切だが、見守りとともに大切なのは、高齢者自らが生きがいを感じ、ふれあいを楽しむことができているかどうか、ここがとっても大切だと思うことです。
ですから小田原駅西口から歩いてでも行ける、社会福祉センター3階にある、「生きがいふれあい施設提供事業」が高齢者にはますます必要だと思っています。ここには大浴場があり、お風呂から上がった後は、カラオケや囲碁・将棋を楽しむことができ、大広間があってゆっくり過ごすことができます。
ある時お伺いすると、ステージで気持ちよさそうに歌を歌っておられました。その下の大広間では持ち寄ったお弁当やお菓子？でちょっとした宴会をされていて楽しそうな雰囲気でした。ひょいと横を見ると真剣な面持ちで、大勢の方が囲碁や将棋に夢中になっていらっしゃって、ここはいいな～と思いました。ここに来ればいつものお仲間がいる。高齢者の方たちには安心して過ごせる場所だと思いました。
それなのに・・・。これまでもブログに書きましたが、市が行なった事業仕分けでこの施設は「不要」とされ、その後市は「廃止の方向で検討する」としていました。そこで私はことあるごとにこの施設の存続を訴えてきました。
非常に残念なのは、先日の決算特別委員会の総括質疑で質問したところ、「入浴施設は廃止せざるを得ない」と答弁があったことです。お風呂以外のカラオケ、囲碁・将棋、大広間などはどうなるのかといえばまったく不明です。新たな施設に社会福祉センターの機能を1部移転するとありますが、どうなることやら・・・。
それと平成８年に耐震診断をした結果、社会福祉センターのフロアがＢからＤランクになっていたことが決算特別委員会の分科会質疑を通じて明らかになりました。なぜこの時点で耐震補強工事をしてこなかったのかこれも質問したのですが、答弁は48もの耐震壁を増設しなければならない。長期間にわたり施設全体を休館しなければならない。その間の代替施設の確保の問題など様々な課題がある。だから耐震補強工事に着手できない状況。災害発生時の被害を最小限に食い止めるための対策を講じてきたなどということでした。
1階に障がい児通園施設、2階に乳児園、3階に高齢者施設（生きがいふれあい施設）、4階は集会施設。この通りどれをとってみても弱者を多く抱える施設となっています。命、健康をいの一番に考えるならば、課題の解決に向けてとり組んで来るべきだったと思います。
生きがいふれあい施設提供事業のこの5年間の総登録者数は、平成19年度は1558人。20年度は1638人。21年度は1714人。22年度は1821人。23年度は1918人。一日平均100人程度と大勢の方が利用されています。
高齢者には駅の近くがいいんです。高齢化が進む中、利用者は増えることがと想定できます。耐震補強を行い大規模改修をするか、新築とするか。いずれにしてもこうした選択肢を持つべきだと考えます。現地での再建を訴えるものです。
きのう、危険なオスプレイが世界一危険な普天間基地に配備されてしまいました。沖縄の普天間基地といえば、基地のすぐ近くに住宅がびっしり並んでいるところです。テレビのニュースを見ていて、住宅街の真上をオスプレイが飛んでいたので、何てことだと思いました。その飛んでいる姿を小学生が見上げていましたが、この子たちの真上を飛ぶな！と腹が立ちました。(写真の正面奥にあるのが普天間基地)
オスプレイはこれまで墜落事故をくり返すなどの、実際に危険なことを起こしている新型の米軍輸送機で、欠陥機だということが言われています。それだけにそんなものが日本国内に配備されたら大変なことになる。国民が危険にさらされる、許されないということで、全国から非難の声が上がっていたのです。
オスプレイが普天間基地に配備されたことで、今後沖縄のいたるところをオスプレイが飛び回り、全国各地で低空飛行訓練が行なわれるとされています。全国知事会がこうした危険に反対を表明しているとのことですが、当然だと思います。オスプレイの普天間基地の配備に絶対に反対です。
