りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

このところ芸術満載です

2008年10月29日 | なんでもかんでもコーナ~
 絵を見ることが大好き。これだなっと思う絵に出合えたときは幸せな気分になっちゃいます。この間は市民会館で「西相展」がありました。どんなかなーってふっと寄ってみました。絵はどれも個性的。さすが見ごたえがありました。
 知人とばったり出会って関心のある同じ絵の前であれこれとしばし絵談義。見るばかりでなく洋服ダンス??にしまってある絵の具を使わなくちゃ、絵を描こうって思いました。がー・・・・・

 地元の谷津公民館では「公民館まつり」があってそこでも絵や写真、染物などそうそう足柄刺繍にもお目にかかれてどこでも芸術満載、芸術家ばかり。そんなことを思いました。
 公民館まつりは間中病院の間中先生講師による健康をテーマにしたお話(とってもためになりました)、コーラス、お抹茶と手作り和菓子とバラエティーにとんでいておもしろかった。お抹茶がきれいな緑色をしていました。
秋深しかな 
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お魚がおいしいよ

2008年10月28日 | なんでもかんでもコーナ~

 わが家は魚好き。特に青魚が好きでサンマにアジにイワシにサバと今日は焼いて、煮付けて、お刺身でといろいろ楽しんでいます。!!

 時間があると魚を三枚に下ろして新鮮なところを生姜や大葉をそえてお刺身で、 いゃーアジやイワシがおいしいんですね。ぐっとデス

 ところでお魚といえば先日の「うお市場まつり」は結構好評だったと思います。(平成20年度第2回小田原漁港・うお市場まつり)新鮮なお魚が見る人を楽しませてくれました。泳ぐアジを網でゲット。子どもも大人も大喜びだったけどマグロの解体ショー、おいしい模擬店などアイデアいろいろで、個人的にはミニ天丼とかに汁がこの上なくおいしかったです。朝から完食



   (プロの手際の良さにみんなで感心ほぅー

 
(出ました!ミニ天丼、イサキがふっくら。うぅ~んうまい!) 

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巨大な障子堀が見つかった

2008年10月27日 | なんでもかんでもコーナ~



 県立小田原高等学校の旧校舎跡地で障子堀が見つかった。26日の説明会に行ってみると大勢の人がその姿を一目見ようとかけつけられました。障子堀は堀底がちょうど障子のさんのようになっているもので西曲輪西堀で発見、障子は最大の幅が4メートル、堀幅は最大が23メートル、深さが約7メートルということで中世小田原城の堀の内最大級のものと考えられているようです。

 今回の小田原城跡八幡山遺構群の発掘調査では三味線堀、本曲輪北堀といった絵図面で推測されていた堀も実際に見つかるなど貴重な調査結果となっています。スケールの大きさにはびっくりしました。

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あれからもう22年たっているのに

2008年10月25日 | なんでもかんでもコーナ~

 国鉄労働組合国府津支部の代議委員会に来賓として出席、ご挨拶もさせていただきました。この代議委員会で2008年度の運動方針が決まるようです。執行委員長の報告では「国鉄分割・民営化」の際のJR採用差別事件についてがふれられました。

 1047名の方が不当にも差別されてJRを不採用になったこと。今思えば本当にひどい差別だった。でもそこから始まった闘いは22年の時を経て今では「JR不採用事件の早期解決を求める意見書」は全国771自治体、1149本にのぼっています。

 神奈川県内では16の自治体で国へ向けた意見書の採択がされていて小田原市議会でも採択となっています。
 国際労働機関・ILO結社の自由委員会からの勧告・報告は8度にもわたっていて、運動は大きく広がってきていることを表わしています。(
やったね!)

 ただ解決を見ないまま当事者の49名もの方がお亡くなりになっていると知って心が痛みました。国民や自治体の多くが一日も早い解決を望んでいて、国際機関まで声をあげていて、あとは政府が一刻も早く政治的に全面的に解決することを願っている。といった状況でした。

 労働者を守らなければ企業の発展も日本の未来もないよね。1日も早い政府の決断を。国鉄労働組合のみなさんと一緒にがんばろうっと。

 

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自衛隊の給油活動について思う

2008年10月23日 | 戦争をする国にさせない

 衆議院で新テロ特措法延長案が通ってしまいました。なんてことなんだろうと非常に残念に思います。なぜ憲法に違反しているこうした提案が通ってしまうのか、国会はちゃんと機能しているんだろうか、どうなっているのかと、どこか日本っていう国の危うさを感じました。

 新テロ特措法延長案は来年の1月15日で期限切れとなる同法の延長をするためのもので、最終的に提案が通るとインド洋沖での海上自衛隊による米艦船などへの給油活動がまだまだ続くということになります。

 アフガニスタンでは年々空爆などによって多くの人が犠牲になっているといいます。先日のテレビの国会中継を見ていて日本共産党の赤嶺議員の質問によってそのことがよく分かりました。罪もない民間人の多くの人が命を落としたり大変なケガをしている。テロを撲滅するといっているけどその前にアフガニスタンの国民が死滅してしまう、こんなことがいつまでも続いていていいわけがないと痛感させられるのでした。

 米艦船に給油して、油を得た戦闘機はアフガニスタンに空爆を行う。空爆によってたくさんの人が犠牲となる。海上自衛隊がしていることは戦争支援の何ものでもないと改めて思ったのです。提案に日本共産党は反対しました。

 麻生首相は「各国が軍を増派するときに日本だけが撤退する選択肢はない」と言います。
多くの犠牲者が出ているというのにこれが自衛隊派兵の根拠なのかと失望するのでした。なぜ憲法9条を踏みにじってまで米艦船などに給油しなければならないのか、9条の精神にしっかりと立つべきだと思いました。

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食は安全であってあたりまえでしょう

2008年10月20日 | なんでもかんでもコーナ~

 「食の安全」どころかすっかり食への不安となっていて今度は冷凍インゲンにピザが問題だということ。パッケージはちがっても冷凍インゲンは利用したことがあるし、ピザについては何回か食べたことがあるのでヒャーびっくりだ

 食の安全なんて言う前に食が安全であることが当たり前だと思っているので安全を強調することがどちらかというとしっくりこないのです。だって安全かどうかチェックする機関があり食だからこそ厳しいチェックがされて当然でしょう。だから、それなのになんでこうなるのかと言いたいのです。

 過日の9月議会に「早急に消費者庁創設を求める意見書」案が提案されました。消費者庁に関しては行動計画がまだきちっとしたものになっていないなど気にかかる点があるけど国が二重・三重に食などに責任を果たしきるという意味合いのもと意見書案については日本共産党市議団は賛成しました。本当にしっかりやってほしいと思う。今後も要チェックです!以下は私が行った討論を載せます。

 ⇒ 日本共産党市議団を代表し「早急に消費者庁創設を求める意見書」について賛成討論を行います。
 残留農薬やカビ毒の汚染米、食品偽装問題など食の安全が脅かされていますがお米を主食とする私たち日本人にとりまして汚染米の転売事件ほど食の安全を揺るがしていることはないと思っています。また食だけでなく石油温風器や湯沸かし器などによる製品事故に至っては多くの命を奪うなどの痛ましい事故に発展し、高齢者などをねらった悪質商法も跡を絶たない今、改めて消費者が弱い立場に立たされているということを実感いたします。
 
 そこでなぜこうも食の安全が脅かされ、製品による事故などが起こってしまったのか、その原因を探ることが大変重要ではないかと思うのです。
 国が消費者である国民の食の安全などについてこれまでどのような対策を講じてきたのか、ここが大きく問われるところです。
 2001年に省庁再編で「内閣府」が設置され産業分野の縦割り行政を排除して消費者保護を図るとされてきました。2004年の「消費者基本法」では消費者の権利を明確にした上で国や事業者の責務を明記いたしました。つまりここには消費者を保護する立場が貫かれていると思うのです。
 
  しかし上程された意見書にありますように「アメリカ産牛肉輸入禁止問題」、「中国産冷凍ギョーザ事件」、「残留農薬や発ガン性のカビを含んだお米を食用として転売していた三笠フーズの事件」などは国が以上のような対策を講じていたにもかかわらず起きてしまったという経過をたどっています。いくらしっかりとした対策を講じても消費者の安全が確保できないのではまったく意味を成しません。
 
 政府は規制緩和をすすめ流通過程において従来の「事前規制」から「事後規制」へ切り替えたことがあります。汚染米問題でも2003年にお米の取り扱い業者を「登録制」から「届出制」に規制緩和し政府の米・流通の管理責任を完全に放棄してしまったことがありこれも今日の大問題の原因の1つになっていると言われています。企業にとってはもうけにつながる有利な規制緩和であっても消費者が苦しめられるような規制緩和であってはならないということです。
 
 食料自給率の40%については食の安全を考えた場合これほど危機的な状況はないとさえ考えます。国は自給率アップのために真剣に取り組むべきです。
 従いまして国においてはこれまでの対策の不備に根本から反省をしてこそ「消費者庁」創設ということが言えるのだと考えます。意見書にありますように消費者の安全・安心な食生活を守ることができるのかどうか。二度と食の安全などが脅かされることがないようにしなければならないということを国の責任において本腰を入れて行うことを求め討論といたします。



 

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スポーツもいいけど文化もいいね

2008年10月18日 | なんでもかんでもコーナ~

 秋晴れの一日でした真っ青な空と澄んだ空気はスポーツに文化行事にと今日も絶好調でした。

 午前中は秩父宮腸杯 「第48回実業団・学生対抗陸上競技大会」の開会式に参列しました。場所は市内にある城山陸上競技場。大会は1957年から続いているだけに大変歴史があって、また多くの日本記録が誕生していることでも有名です。
 実業団と学生の対抗競技はそれぞれのトップの選手たちの戦いということでレベルは高く陸上競技に関心がある人ならば見逃せない大会だと思う。それにしても競技場のこの雰囲気はいつ見てもいい、さわやかだー



 午後は「第51回 尊徳際」の開会式に参列しました。式は市内栢山にある尊徳生誕の地であり資料館ともなっている尊徳記念館で行われました。
 
 二宮尊徳没後100年を記念して尊徳際が開催されてきていてこちらも歴史ある開催。郷土の偉人は今もなお多くの人たちを魅了しています。
 
 今日は生家に入って床の間のある部屋に座って尊徳翁と古い日本家屋のよさを味わいました。



     (尊徳の生家)
        
 県立城北工業高校デザイン科の生徒さんが描いた作品14点中、ポスターの絵に選ばれたのが下の作品。う~んかわいいね









 

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ハーモニーだよ

2008年10月15日 | どの子もかがやくように

 市内城山中学校の学習発表会に行ってきました。会場は市民会館大ホール
ステージ上の発表会のテーマ「HARMONY」の文字が目に飛び込んできました。
 
 2階が父母や来賓の席となっていたけど気がつくと席はほぼいっぱいになっていて、平日にもかかわらずいやーみなさん熱心だなと感心しました。

 合唱が始まると全体の空気はピターっとステージに注がれていき何か一体感。どこかのお父さんなんかは汗をふき々ビデオを撮るのに必死で、とにかく会場は一気に盛り上がっていきました。

 さて合唱はというと今年もとっても感動的で、特に1年生のまだあどけない表情と曲に合わせた振りと声がかわいくて、2年生3年生の歌声はちよっぴりどこか大人の雰囲気もあって、どれもこれもみんな心に染み入るいい歌声でした。
   一日の始まりはハーモニーそしてハッピーだったよ

 

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目立たないけど目立つ看板なのだ

2008年10月10日 | まちづくりパワー

 都市計画審議会に出席しました。景観と広告物についてなどテーマは今日も充実していました。
 駅前が最近変わってきている。目立つはずの看板などの広告物がなぜか目立たなくなってきているのです。これは景観を意識して広告物に一定のルールを決めたことからそうなってきているのだけど、でもご商売をされている方たちにとっては「
看板が命」だと思っていたのでこれでいいのかなと実は疑問となっていました。

 そこでそのあたりの話し合いはどうなっているのかなど聞いてみるとやはり意見のぶつかり合いなどがあって今のような整備にまでこぎついたということが分かるのでした(そうかー)。
それから今日の審議会を通じてこれまでの看板など広告物にあるようなギトギト、ハデハデの色使いなどからセンスがいいもの、おしゃれなものへと少しずつだけど広告物の世界にも変化が訪れているなということも分かるのでした。

 センスが光っている看板、なるほど・・・そう言われてみるとどこか納得。それにそんな視点で見ると、目立たないのに目立つような気がしてきてふしぎだわ。景観に配慮された広告物は景観だけでなく環境にやさしく人にやさしいと感じるこのごろです。

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議会は最終日となりました

2008年10月08日 | *市*議*会*

 議会の最終日となりました。平成19年度決算について原田としじ市議が反対討論を、提案された3件の意見書案については関野たかし市議、原田としじ市議、田中がそれぞれ賛成の討論をしました。

 原田市議はまず財政面全般から公債費負担比率が14・2%で警戒ラインの15%近くなっている。市債残高(借金)は一般会計、特別会計、企業債未償還元金、債務負担行為の合計で1546億5690万円余にもなっていて非常に大きな借金を抱えているということを明らかにしました。

 平成19年度は二つの大型公共事業を着工するかどうかの大詰の段階だったとして、駅前の再開発事業では市民の大切な財産、小田原駅前の一等地を民間事業者に50年間占有させる。市民要望からかけ離れたホテルやコンベンションホール、大型商業施設などをつくる計画となっている。以上の理由で計画を白紙にもどすように一貫して求めてきたということを改めて表明しました。

 もう1つの大型公共事業の城下町ホールについては基本計画では音の良いシューッボクス型のホールだったものをHPシェル構造の非対象の湾曲した壁面に変えたことから基本設計の見直しを求めてきたこと。見直しを掲げて市長となった加藤市長のその背後には多くの市民と専門家の声があったこと。多くの市民や専門家が納得する安くてよいホールの設計が望まれていると求めました。

 国民健康保険料は一人当たりの保険料が年間9万5,796円で県下19市中5番目に高く一般会計からの繰入は2万317円で3番目に少ない。一般会計からの繰り入れを増やして保険料の引き下げを図るべき。

 小田原市立病院は一般会計からの負担金は9億2500万で収益に占める割合は県内8市立病院の中で2番目と低く、医師などの給与は3番目に低い状況になっている。負担金の増額で医師などの給与を引き上げ医師確保、病院の経営基盤をしっかり確立させて県西地域の基幹病院としての役割を果たせるよう全力を尽くす必要がある。

 教育費は小学校1年生の35人以下学級やスタディ・サポート・スタッフ事業が効果を発揮している。引き続き充実させることと30人学級を目指すように。工事請負費は学校要望に対して59・7%と前年の62・3%を下回っていると指摘。校舎リニューアル事業では早川小学校で実施され教育効果が上がっていることに評価。さらなる教育費の増額を求めました。

 保育園の待機児童は4月1日時点で33人、10月1日時点では105人にもなっている。保育園の新設・増床を。

 競輪事業は基金が16億円余、経営の継続ができないなど不測の事態に備え計画的な積み立てをすべき。本来自治体が競輪事業をするには理念上問題があるなどと述べ、

 宿泊等施設事業(旧・スパウザ)は高効率電気式システムの改修工事に2億9158円、内補助金が9962万円余、補助金を除いた小田原市の負担は2億3640万円。それなのに大規模改修に備える基金がわずか40万円余という実態になっている。市は真剣にホテル事業から手を引くべきだと指摘しました。

 一括で採決が行われるため以上のように意見を述べて全部で12会計の内、4会計の問題のある箇所についてのみ反対を、残りの8会計の全てには賛成ということで結果平成19年度決算には反対しました。
 
 



 

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イェーイ !オータム

2008年10月04日 | ザ・フラワー

 秋を見つけた。    



    コスモスの表情にまいったのう~








 ね~   
ここは市内久野、自然がいっぱいだね。 





 

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決算特別委員会

2008年10月02日 | *市*議*会*

 決算特別委員会の総括質問がありました。大切な税金がどのように使われたのか、前年の平成19年度の決算について審議されました。
 日本共産党市議団からは原田としじ市議が決算特別委員会の委員として審議に臨みました。

 原田市議は駅前再開発ビル、城下ホール、保育所の待機児童、学校施設の改修・改善、障害者地域作業所、市立病院、国保料などについて問題点や疑問点を次々に質問しました。

 駅前再開発ビルの計画は事業者となったアーバンコーポレイションが倒産し民事再生手続きを開始している。このような事態となる前に同企業についてどれだけの調査をやってきたのか。計画は広大な商業スペースなどまだまだ問題が大、どう考えているのか。城下町ホールは事業の縮減、専門家の意見を取り入れる、市民会館本館機能とホールを1対にしてつくったらどうかなどと聞いた。

 するとアーバンコーポレイションが優先交渉権者となったのは平成19年2月。トリプルBで株価も安定していたので予測し難かった。計画は民間事業者がマーケットリサーチなどやってきた。詳細なデータはないが?!事業の成立性に努めてきた。ホールはこれまでの手法を見直し、まちづくり検討委員会で機能論中心に検討していく。可能な限りの事業費の縮減をするなどといった回答がありました。

 保育園の待機児童の解消は働く父母にとっては「子育てと仕事」、このふたつを両立させていく上で本当に重要なこと。年度初めは前年の3月に年長児が卒園するので入所しやすい状況にあるがその後はあっという間にいっぱいになってしまいます。
 平成19年度も同様な状況で、年度途中は待機児童が非常に多いことが分かりました。子どもたちにゆとりある保育を。保育園の増設・新設を求めました。

 学校施設の改修・改善要望は171件、その内要望が実現できたものは132件。教育環境の整備・充実のために要望に応えて行くことは大切なことで、今後も十分努めていくように強調しました。
 
 障害者地域作業所の運営費は運営をしていくのにやっとの金額です。作業所に従事する方の賃金は低くまた、障害者の方たちが日中の大半を過ごす環境としては十分とはいえないような状態にあります。運営費の増額を求めました。

 市立病院については深刻な医師不足の折、医師確保になる医師の給与の引き上げを求めました。せめて県内8つの公立病院で働く勤務医の給与水準の高い位置にまで引き上げることは
医師の定着・確保に向けて重要なことだと考えています。一般会計からの繰入金の増額をするよう求めました。

 国民健康保険の保険料は県内19市で見れば高い位置にあります。保険料の引き下げを求めました。保険料が1年以上滞納すると保険証の返却をしなければなりません。小田原市は他市に見られるような保険証の取り上げは行っていません。この点は評価し、引き続き慎重に行っていくことを求めました。
 

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いますぐ後期高齢者医療制度の廃止をすべきだ

2008年10月01日 | なんたって住民福祉

 「後期高齢者医療制度を廃止する」ことについて賛成のひと?野党側の議員は全員がイエス。与党側の議員は全員がノーと回答した。これは与野党の国会議員が出演した、みのもんた氏司会のテレビ番組での一コマで、聞かれたことにイエスかノーで答えるといった内容のものだった。

 後期高齢者医療制度はこの4月から始まった。「複数の病気にかかり治療が長期化する」「認知症の方が多い」「いずれ避けることのできない死を迎える」
というのが政府の言うこの制度をつくった理由だった。その理由も理由だがその中身も本当にひどくてこれでどうして安心して年をとることができるのかと言いたくなることばかりだ。

 麻生首相は所信表明演説で「高齢者に納得していただけるよう1年をめどに見直しを検討する」とされた。でもそれって制度の継続を意味することになりなぜ高齢者をそこまで別枠に考えようとするのかそこが一番の問題だと思ったのです。

 厚生労働省の試算では2015年度には医療費全体の3億円の削減額のうち2億円を、2025年度では8兆円の削減額のうち5兆円を75歳以上の医療費削減で捻出するとしています。要するに75歳以上の高齢者の医療費を大きく削りたいということになる。

 医療費とは病院や診療所で医療にかかった費用。医療とは病気やケガを治すこと。すなわち病気やケガを治すためにかかった費用を削るとは病気やケガを治すための医療行為を削るということになる。

 実際に病気の予防、外来、入院、終末期・・・どうなってしまうのかというと

 健康診断が行政の義務からはずされて、定額制(包括払い)が糖尿病や高血圧などで診療所に通院している人に導入された。退院のかたたきとなりそうな後期高齢者退院調整加算がつくられ、後期高齢者終末期相談支援料?!!なるものも導入された。

 定額制(包括払い)は対象となる医療をさらに拡大するとしている。定額制は医療機関が行ったそれぞれの医療行為に対して診療報酬が支払われるのではなく、いくら医療行為を行っても一定額の診療報酬しか支払われないというもの。手抜き診療が行われると心配する声が上がっている。
2008年は一部の導入にとどまったけど、この定額制は大問題になると思っている。

 戦争をしないと決めたのに年間5兆円もの軍事費、2500億円もの米軍への思いやり予算、
支持しているしていないに関わらず各政党に分配されてしまう320億円もの政党助成金、大企業・大資産家へのゆきすぎた減税対策などなど。こういったところの予算の使いみちをぜひ改めるべきだと思う。そして大切な税金は医療制度などにこそお金を回すべきで、そうすれば後期高齢者医療制度なんてやらなくてもよくなるということになる。

 政府の言う「持続可能な医療制度」では健康や命さえもが持続可能とならない。後期高齢者医療制度によってくっきりとしてきていると思うのです。

 この9月議会に小田原市議会では「後期高齢者医療制度の廃止等を求める陳情書」など同種類の陳情が3件上程された。残念ながら陳情に賛成したのは共産党の3名の議員のみという結果だった。
 全国の日本医師会は見直しや廃止に全力をあげているが国会では参議院での廃止法案が通っている。衆議院での廃止法案の可決を目指したい

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