りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

原子力発電に頼らない社会の実現に向けた決議が採択されました

2012年03月31日 | *市*議*会*

23日の市議会3月定例会の最終日に、女性市議6名で、「原子力発電に頼らない社会の実現に向けた決議」の提案をしました。

 内容は、①浜岡原子力発電所について、安全性が確保されない限り運転停止の継続を求める。②小田原市に自然エネルギーの普及促進を始め、消費生活の見直しに向けた政策に取り組むよう求め、市議会としてもその実現に向け力を尽くすという、具体的な項目を掲げたものです。提案者を代表して提案させていただきました。決議は賛成多数で採択され可決成立しました。(詳しくは市議会ホームページ・議会中継でご覧くださいませ)

 この間女性議員の間で、「福島第一原子力発電所の事故に関して、何か出来ないことはないか」などと度々話しが出されていました。とりわけ放射能から子どもたちを守っていくために、女性として母としての目線からも、何かできることからやって行こうということになりました。そこで取り組んできたのが、昨年暮れの浜岡原子力発電所への視察(他団体の企画に参加)、今年2月の議員有志による、三島市議の小長谷稔氏をお招きしての浜岡原子力発電所に関する学習会などでした。決議の提出については、このような流れの中で、ぜひ取り組んで行こうということになったものです。

 賛成多数で決議が採択された瞬間に、これまでにない感動を覚えました。お二人の議員から質疑がありましたが、疑問のあるのは当然のことだと思いましたし、建設的なご意見を頂いたときにはとても嬉しく思いました。そして何よりも、党派や考え方の違いを超えて、市議会議員お一人お一人が提案した決議に対して、真摯に受け止めて下さり、そのことが本当に嬉しく思いました。これは提出者の女性議員全員の感想です。ぜひ今後も率先して決議した通り頑張って行きたいと思います。

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御用米曲輪の形が見えてきました

2012年03月20日 | *市*議*会*

 平成24年度の予算で、国指定史跡小田原城の、御用米曲輪整備費が計上されています。そこで進ちょく状況が気になって、現地を見てきました。 時々見に来ていましが、きょう見た限りでは、御用米曲輪らしい?形になってきていると感じました。この事業は江戸時代の幕府の蔵があたっところを復元するものですが、市民になじみ深いのは、かつて野球場や駐車場に使われていたことだと思います。

 

 この整備着工前に色々と議論になったのが周囲の樹木でした。1枚目の写真正面奥のクスノ木の雄姿は圧巻です。植栽に関しては、史跡との共生ということで、植栽専門部会と協議しながらこの管理・保存が進められています。ちなみに私はこのクスノキが大好きです。

 今年2月に市民説明会がありました。後北条氏時代のものと思われる障子堀などが発見されています。 

                ~ 小田原城址公園内の早咲きの桜と梅の花~

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原発いらないよねパレードに参加して

2012年03月17日 | どの子もかがやくように

 3・11に小田原駅周辺で行われた“原発いらないよねパレード”に参加しました。

 当日は思った以上に大勢の参加者でびっくりしました。思い思いのプラカードや横断幕とか、鳴り物や服装に個性が光っているな、楽しいなと感じました。乳母車を引くお母さん方、若い方の参加も目だって、老若男女が原発いらないよね?どう思う?ってことで、何しろいろいろな考え方を持つ人が、1つになって集まることができたことは、けっこう深いものがあると思いました。

 いちばん良かったと思ったのは、参加された方ひとり一人の思いが表現できたと感じたことです。みんなといると、あたたかいというか、妙に安心しますね。このパレードには、私含む小田原の5名の女性市議も参加しましたが、パレードの実行委員にも加わって、お手伝いをさせていただきました。

 この日は川東地区でも、3月11日、震災復興・なくそう原発の「3・11行動」のパレードがありました。ここでも大勢の参加があったと聞いています。どこでも思いは1つです。今回のパレードを経験してみて、放射能からこどもたちを守るのは大人の責任だと改めて突きつけられた思いがしました。今後も3・11で犠牲となられた方々、放射能の危険からから避難されている方などに、何かできることで役に立っていきたいと思います。

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小売店は地域のホッとステーションなんです

2012年03月08日 | Weblog

 議会は予算特別委員会が連日開催されています。きょうは商工費などについて審査がありました。私も委員の一人です。

 いつだったか、とある魚屋さんにうかがった時に、お店にご主人と奥さんとお客さんが楽しそうにおしゃべりをされていました。これって、あ~なんか懐かしいな~とひと目見て思いました。

 奥さんが「もうこの辺りでの商売はダメよ。みんな大型店にお客さんをとられてしまった。でもね、こうして一人でも買いにきてくれるお客さんがいるとね、お店をたたむことが出来ないのよ」と言われました。お客さんは、「一日に一回ここに来ておしゃべりをすることが楽しいのよ」ということでした。

 そうそう、地域にある小売店は、誰もが気軽に立ち寄ることのできる憩いの場であって、その地域にとっては、欠くことのできない地域活性化の源だと思うのでした。
 
 そういえば、私の住む近所でも、八百屋さんがご事情があってやむなくお店を閉められたとき、辺りの雰囲気がかなりさびしくなったのを覚えています。今でもお店での会話や、楽しそうに笑っていた光景が目に浮かんできます。地域にある小売店が果たしている役割って、一言では言えないほどたくさんあると思うのです。

 そこで委員会では、商店振興経費について、商店街活性化アドバイザー派遣事業費について①どのような事業なのか②ここでいう商店街とは市内全域の商店街を指すのか質問をしました。対象は市内全域にある商店街で、魅力ある商店街にするための策を考えているといった中身でした。
 
 他にも空き店舗を利用した取り組みなど考えられていますが、高齢化が進む中、遠くまで足を伸ばすことができなくなる高齢者には、近くの商店街や小売店の存在は大きいと思います。いつでもホットステーションであってほしいと思います。

 また、先の代表質問では原田敏司議員が、商店街、小売店をまもるための、大型店の規制について質しました。答弁は大規模小売店舗の立地の規制や、その誘導、地域貢献を促すガイドラインや条例の策定など、関係機関等の意見も聞きながら、市としての必要な対応策を検討していくとありました。ぜひやっていくべきだと思います。

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