りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

通則法がどう変わる?!

2011年01月30日 | なんでもかんでもコーナ~

 小田原民主商工会の新年会に出席しました。会場は開成町の某お蕎麦屋さん。会場に急ぐと原田敏司市議がすでに到着していました。前回より参加者が多いせいか活気を感じました。

 県連の事務局長のご挨拶に通則法について訴えがありました。政府がどうやら国税通則法を「国税手続き並びに納税者の権利・義務法」に変え、納税者に新たな義務を課すということのようです。危惧されるのは、税務調査や徴収をする国税庁が納税者権利憲章を策定するということで、ここがチェック!OECD加盟30国でも権利や義務だのを併記している憲章はないとのことで、何の権利・義務を課すというのか、よーく見て行く必要があると思いました。

・・・ということで、ご商売をされている方、業者の方たちにも重要な点だと思いました。それから又なんでそんなことになるのか疑問でしたが、そこまで踏み入る根拠って何なのかと思い、重ねて疑問は大です。中身についてよく知っていくことが大切だと感じました。
 
 事務局長は、1月22日に小田原で行った、住宅リフォーム助成制度フォーラムについてもお話されました。県内の多くから参加された方たちが、今とかく閉塞感が漂うなか、「勇気が出た」と感想を述べているということでした。住宅リフォーム助成制度推進協議会のメンバーの方たちにも、それこそ勇気を与える感想だと思いました。

 お蕎麦のいなり寿司が美味でした。お揚げの中はおそばです。

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住宅リフォーム助成は多くの願い

2011年01月27日 | まちづくりパワー

 22日にあった住宅リフォーム助成制度フォーラムは、会場のけやきホールに320名が参加とのことで、なかなかの盛況ぶりでした。私も当日は会場にいましたが、作業着姿の業者の方、市民の方、県内の行政・議員の方が大勢お見えになっているとお見受けし、多方面に関心の高さを感じました。フォーラム冒頭での、小田原市建築協同組合さんなどからのご挨拶は、不況下での中小業者さんの厳しい経営実態が浮き彫りになっていました。

 遠く宮古市からおいでになった建築住宅課の滝沢課長さんのご講演は、視察にお伺いした時と同じように、歯切れよく、ユーモアもあって楽しいお話しでした。行政マンとなって、市民の方からあまりほめられたことはないが、住宅リフォーム助成を行ったら、ほめられることが多くなってうれしいと感想を述べられていました。その時の本当にうれしそうなお顔が印象に残っています。(会場内から拍手が沸き起こって、あたたかい雰囲気となりました。)

 課長さん自らがご用意なさったレジメに沿って、なぜ宮古市がこの事業に踏み切ったのかなどと、そもそものところからのご丁寧な説明がありましたが、不況対策、経済政策として取り組むことに至ったというその経緯を述べられたとたん、会場からはふ~んといった納得というか、感心したといったようなため息の声が上がりました。

 お話し全般に流れる、宮古市の市長さんの意気込みにも触れて、宮古市が市民と一体となって地元経済を盛り上げていこうとする姿を感じました。これはフォーラムに参加された多くの方が感じ取ったのではないかと思うのですが、何人かの人が早くもそう感想を述べておられました。それと、住宅リフォーム助成制度とは、市内の業者さん、市民の方、行政が喜ぶ制度だということを改めて確認できたのではないかと思いました。

 その他周りの感想には、小田原市含む2市8町でそれぞれに住宅リフォーム助成制度をつくってほしいという声も多く出ています。当日は、湯河原町の富田町長さんのメセージのご紹介がありましたが、湯河原町では早くも取り組んでいくのではないかと思われるほどの積極的なメッセージの内容だったと感じました。推進協議会のメンバーの方たちからは、短期間の取り組みだったが、大盛況の集まりに参加された方たちへの感謝と、すごい関心の高さを感じた。小田原市、南足柄市、真鶴・湯河原・箱根・中井・山北・松田・大井・開成町での実現に向けていっそう取組みを呼びかけていくとのコメントをお聞きしました。 

 ~追伸~

けやきホールのトイレに飾ってあったお花。かわいかったです。

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明日、小田原で住宅リフォーム助成制度フォーラムがあります

2011年01月21日 | まちづくりパワー

 フォーラムは22日。時間は受付・午後6時で、開会・6時30分。会場は、小田原市役所隣にある、生涯学習センターけやきホールとなっています。主催は西湘地域・住宅リフォーム助成制度推進協議会。

 協賛団体は小田原市建築協同組合、小田原大工職組合、小田原石材協同組合、南足柄市建設業協同組合、小田原市建設業協同組合、小田原民主商工会、神奈川土建一般労働組合西湘支部ということです。

 このフォーラムでは講演がありますが、お話しして下さるのは、昨年11月に視察に伺った、岩手県宮古市の建築住宅課の滝沢課長さんということで、このことには大変楽しみにしています。視察ではかなり軽快なお話しに、あっという間に時間が過ぎていったように思いましたが、きっと明日も楽しいお話をしてくださることと思います。

 視察に行った時点では、全国175の自治体に実施されていた住宅リフォーム助成制度も180自治体になったと聞いています。神奈川県でも葉山町に次いで、相模原市が実施することを決めました。ここでは10円以上の工事費に5万円の助成をするようです。利用するのには、宮古市もそうでしたが、金額を低く設定する方がいいようです。

 最近思うことは、住宅リフォームとは結構奥が深いということです。単純に古くなった住宅のある部分を、改修するということだけでなく、住み慣れた家で、ずっと住んでいたい。そんな家をずっと大切にしていきたいという願いをかなえることができ、リフォームほどエコにつながり、環境にやさしいことはないと思うことです。住み慣れたという点では、高齢の方や障がいのある方にとってはこれはど安心なことはないとも思うのです。

 それと、不況で苦しんでいる中小・零細業者の仕事を増やし、地元経済をあたためることにも繋がって行っているということで、一石二鳥いや、三鳥かと思っています。この事業に多くの注目が集まってきている理由が分かります。もっともっと住宅リフォーム助成制度を深めて行きたいと思います。ぜひ小田原市でも実現をと思います。

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年初めの行事がつづいています。

2011年01月18日 | なんでもかんでもコーナ~

 この間議員研修会・新年会、西湘労連、国労国府津支部、土建西湘支部などの旗開き、おだわら駅伝競争大会等。さまざまな催しに出席しました。何処も得るものが多く有意義でした。

 研修会では小和田哲夫静岡大学名誉教授によるご講演がありました。テーマは歴史とまちづくりということでしたが、小和田氏は戦国時代の時代考証の第一人者として多方面でご活躍されていて、NHKの大河ドラマ、現在では「紅」には欠かせない重要な役割を果たされている方です。

 お話しをお聞きしていて、城下町小田原をどのように生かすか、ということでは、私の中ではまだまだイメージが整っていないと感じました。というのは、単純に城跡整備だけで城下町小田原が生きたものになるのかといえばそうは思わないし・・・、今ある小田原城を中心とした小田原の歴史と、市民の暮らしをどのように導いていくことがベストなのか、イメージをもっと膨らませたりしながら考えにたどり着きたいと思っているからです。今日の植栽に関してもそうですが、現代の市民生活とどうしたら一対のものとなるのか、城跡、緑、ご講演にあった食文化等、私の中でのテーマとなっています。

 新年会、各組合の旗開きは元気があっていいものです。何処も2011年のスタートにふさわしい集いとなっていました。毎回このような場所に出席していて思うことは、各団体の日頃の活躍ぶりに励まされるのと勉強になることです。それぞれに少しでも社会を良くしていこうという姿には感動もあり、大きく共感できます。

 駅伝競走では車に乗って、スタートから最後まで選手を追いかけました。どの選手も力走でしたが、特に環境事業センターに向かう急坂は苦しい道のりなので、応援している方も何か苦しくなるのでした。芦子チームは地区対抗の部で、6位(おめでとう!)。第1区を走った小田原市の陸上の☆川口賢人君も絶好調だったし、あと6人の選手も昨年に増して更に磨きがかかっていて、随所で応援に熱が入りました。

 
 ~このあいだ前を通りかかったので・・・~
 写真は、小田原市本町にある正恩寺。木造・入母屋造瓦葺の鐘桜門は市指定重要文化財となっています。市内にはなかなか味わい深いお寺がたくさんあります。ここもいい雰囲気です。

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集い、出会い、人々のつながりと温かさ

2011年01月12日 | なんでもかんでもコーナ~

 4日は市役所にて、市長・執行部と議員との賀詞交換会、5日の初せり、7日のスポーツ人のつどい、10日は成人式と功労賞授与式、11日は消防出初式と第10分団の新年会、革新懇新春のつどい等々と。この間さまざまな集いが目白押しです。

 今年は全国で成人を迎えられた人が126万人で、小田原市では1944人となっています。式典には二十歳のフレッシュな若者たちが大勢集まって来ていて、こちらもウキウキするくらい活気が溢れていました。女性は振袖姿が圧倒的に多いようですが、えもいわれぬ色とりどりの着物を身にまとった美しい女性の笑顔が、晴れの舞台に一段と花を添え、男性は羽織袴といった粋な姿の方もお見かけしましたが、多くはスーツ姿で、こちらもきりっとしたところがなかなかの好印象でした。

 式典等で騒いで、毎年ニュースに取り上げらるようなところもありますが、本市は毎回比較的落ち着いていると思います。会場の市民会館大ホールでは自らが成人となる方たちによる準備、進行によって、成人式・はたちの同窓会が盛況のうちに開催されていたと感じました。ぜひ若者にはこれからもいろんなことにチャレンジしてほしいな~と思いました。

 出初式会場は二の丸広場でしたが、消防団員、消防職員、市長等、制服姿が多く占める中で、身の引き締まる思いがしました。アナウンスで、火災件数が平成21年より、22年・昨年の方が多いと聞き、そこがとっても気になりました。

 昨年と言えば暮の28日の大雄山線・緑町駅近くの火災には、火災が起きたその時に現場を通りかかり、完全に消火するまでの一部始終を目の当たりにした一人として、火事の恐ろしさについて改めて知る思いがしました。震えながら、燃えるご自分の家を見守るしかない方たちを目の前にして、非常に胸が痛くなりましたが、一瞬にして住まいが燃えてしまい、焼け出された方たちの胸中は計り知れないものを今なお感じます。

 それにしても、被災された方たちのために、地元の自治会長さん、民生委員さん、地域の各役員ボランテァのみなさん、市の民生委員会長さん、社協、赤十字、市役所等、大勢のみなさんの連携と言うか、連帯感と言うか、温かさに触れて、私もできることをやらせていただく中で、ホッとするものを感じました。 

 それと、10分団の新年会で分かったことに、この火災に、団も駆けつけ、芦子連合自治会長さん、他の自治会長さんも駆けつけていたと知り、暮からお正月、今日までと、本当に頭が下がる思いです。火事現場ではなおも後片付けに大変な毎日が続いていますが、ぜひみなさんお体に気をつけて行ってほしいと思います。火の元には十分注意して、火災が起きない1年にしたいですね。

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日本の農林水産業を守れ

2011年01月09日 | Weblog
 JA神奈川県中央会と農林水産団体協議会による、TPP反対の県民集会が開かれます。集会は1月31日が横浜市・関内ホールで、2月2日が厚木市文化会館。両日とも午後1時半開会となっています。

 TPPは環太平洋連携協定を言いますが、日本のさらなる自由な貿易体制を目指すものとなっています。でも今、昨年10月に菅総理が所信表明演説でTPPへの参加を検討すると表明して以来、全国各地で反対の声が上がっています。

 危惧されているのは、TPPに参加して、原則関税が撤廃となると、外国から低価格で農産物や物品が入ってきて、農林水産業と関連産業が大変な打撃を受けることになってしまうなど、どうなってしまうのかということばかりです。そんなことになったら大変で、なお地域経済は疲弊するばかりでしょうに、いったい日本のたどり着く先はどうなるのかと本当に心配です。

 TPPに参加すると、日本の自給率は農水省の試算で、今の40%から13%に落ち込むことも分かっています。農林水産業の生産額でいうと、4兆5700億円の損失だということですが、それなのになぜTPPに参加表明をするのか、まったく疑問が大です。

 1月6日の前原誠司外相によるワシントン・米戦略国際問題研究所での講演では、TPPに関して、「日米関係強化の一環としても位置づけている」などと述べられたとのことで、政治的意味合いが非常に強く感じられるなと思いました。主に日米同盟強化ということでしょうか?!。私は日本の食は自立こそ大事であって、外国に依存するような旧来のやり方では、安全で豊かな食の保障はいつまで経っても確立しないと思っています。そんなわけで、日本は絶対にTPPに参加すべきではありません。
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市場の初市式

2011年01月05日 | まちづくりパワー

 水産市場と青果市場の初市式に出席しました。

 朝暗いうちから家を出て、まず向かったのは水産市場です。市場に入ると一気に眠気も吹っ飛ぶような威勢のいい声と働く人たちのスピーディーな動きに圧倒させられました。足元には生きのいいアンコウ、イサキ、ヤガラ、アジ、イワシ、貝類などがずらっと並んでいて、さすが魚のまち小田原、魚が最高だと思いました。

 青果市場に行くと白菜やほうれん草といった葉物が目に飛び込んできました。やや人が少ないと感じましたが、知り合いの買受人さんがいらっしゃっていて、その方がおっしゃるのには4時、5時には人がいっぱいだと言うことでした。買受人の方たちは、一刻も早く良いものを仕入れて、お店を開くための準備をするために市場を出払うようですが、生鮮食品は新鮮さが一番なので、そりゃ~そうだと改めて思った次第です。

 さてさて、小田原市公設水産地方卸売市場は100年の歴史があって、小田原市公設青果地方卸売市場も県下最初の青果市場として発足するなど、両市場とも歴史に残る市場となっています。株式会社小田原魚市場の社長さんの年頭のご挨拶に、「生産者、買受人、開設者が三位一体となって、」とありましたが、本当にその通りだと感じました。

 長期化する不況やめまぐるしく変化する流通過程など、壁が幾重にもあるように思いますが、市場には小田原地方の市民の食をあずかる台所として、食べることが大好きな私としても、これからも大いに進化を遂げて行ってほしいと思うのでした。そして、重要な市場を補完していくために議会も行政もさらに市場と一体となっていかなければならないと思いました。 漁港の日の出がきれいでした!

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大切なのは地域経済をあたためることだと思う

2011年01月01日 | まちづくりパワー

2011年、新しい年がスタートしました。

 今朝はまず地元大稲荷神社の歳旦祭に出席しました。市長、衆議院議員など多数の政界関係者が出席しご挨拶する中、私も年頭のご挨拶をいたしました。宮司さんからは不況による経済の大変な実態に触れられ、希望ある年にしたい旨のお話しがありましたが、景気をよくするために私たち議員に課せられた今年この1年の仕事も非常に重い責任があると痛感いたしました。

 私は、日本経済を良くするには地域経済をあたためなくては経済全般の改善は図られないと思っています。そこで、地元経済を支援することが何よりも大切だと言うことで、昨年の12月議会で提案した中小企業振興条例と住宅リフォーム助成制度の実現をと言うことでお話しさせていただきました。全国的に仕事おこし、地元経済を元気にさせることにつながっている二つのこの提案を今年もぜひ実現させるために頑張っていきたいと思います。

 元旦恒例になっている駅頭での議会報告もいつもの仲間のみなさんと行いました。朝は穏やかなお日様のあたたかい日差しに包まれていたのに、気温はぐっと下がり気味か、駅周辺はとても冷え込んでいました。道行く人もコートの襟を立てて寒そうでしたが、寒さはこれからが本番なので、今年も風邪をひかないように、寒さを吹き飛ばす勢いでやるぞ~って思いました。

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