りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

北森あすか議員の一般質問

2023年06月22日 | ジェンダー平等
6月定例会は21日が最終日。この日北森あすか議員は初めての一般質問に立ちました。
 
大項目1 本市の積極的なこども・子育て施策について
(1)小田原市の子育てに係る保護者負担軽減の特色について
(2)学校給食について
(3)小児医療費助成について
(4)保育所等利用待機児童及び保留児童について
大項目2 介護保険制度について
(1)要介護認定の申請に係る本市の処理状況について
 以上質問しました。
 
 
例えば学校給食についてだけでも多くのことについて質問
①保護者負担とすべき金額・費目について市の考え方、給食費算定方法と、市が保護者負担を補助することについての見解について
 
②市は昨年度7月から3月に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に、本年度は一般財源で、物価高騰に伴う食材料費の値上がり分を支援している。令和2年度7月から9月に実施した期間限定の無償化とは異なり、食材料費の値上がり分のみの支援となった理由について
 
③「美食のまち小田原」の推進事業について、市長は日本一の朝食といった例を出されていた(他の議員への答弁にて)。これは魅力的。その食事を学校で、しかも無償で、小田原に育つこどもたちに提供する。これが美食のまち小田原推進事業を「市民に還元する」一つの目的地として相応しいのではと感じた。
ぜひ美食のまち小田原推進事業とタイアップで、給食費無償化を含めた小田原市の目玉施策として頂きたい、などと以上質問しました。
 
次にアレルギー等で学校給食を食することができない児童・生徒への対応と保護者負担の軽減については、
①市の食物アレルギー等で学校給食の献立を完全には喫食することができない児童・生徒の人数、市の現状の給食でのアレルギー等への対応状況、新しい給食センターで予定している対応と併せて児童・生徒の保護者の給食費負担の現状について
 
②市の除去食ではほぼ対応不可のため、保護者はお弁当を作る負担に加え、児童・生徒が喫食することができない献立分の食材料費まで市は徴収しているが、市による過剰徴収と評価されてもおかしくない。国が示す方針と本市の対応はこれにそぐうものとなっているのかについて
 
③令和3年度に導入した公会計化の趣旨は、教員の業務負担軽減はもちろん、徴収の効率化など、公権力側にとってのメリットだけなのかについて
 
④東京都町田市では給食1食単価×弁当を持参した日数分の減額をして返還する旨、ルール化している。公会計化を実施した効果として、ぜひ給食費減額対応を進めて頂きたいと見解を求め質問しました。
 
詳しくはこちらをご覧ください
       ☟
 
 
美食のまち小田原推進事業とタイアップした学校給食無償化という発想がとても面白いと思い、この提案はぜひ生かすべきだと考えます。また、アレルギー等の児童・生徒への給食費の減額対応について、この提案もぜひ検討し実施すべきだと考えます。子育て施策や介護保険については、北森議員が当事者であるだけに終始説得力ある質問であったと思うのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

eスポーツ、若年層の誘客促進になっているのか?公園の数と質もどうなっているのか?

2023年06月11日 | どの子もかがやくように
 9日(金)の建設経済常任委員会も傍聴。この委員会は日本共産党の北森あすか議員が委員として所属している。北森議員は、まずeスポーツについて質疑。
                              議案説明資料
           ☟

 若年層の誘客促進を目的にしているがどのくらいの参加があったのか?後に示してくれるのか。市場の伸びはどうなっていて、方向性はどう考えているのか。本市はアマチュアか、プロかどちらを対象にしているのかなどと質疑。


 答弁は、年齢把握は難しい。(市場の伸び)まだ々拡大するものと捉えている。今後検討した上で小田原市の方向性を考えたい。本市はアマチュアを対象にしている等とあり。

 次に公園について質疑。ファミリーで公園回りしているが、駐輪、駐車場はどうなっているのか?どう考えているのか。今後どういうペースで(他の公園)整備していくのかなど。

 答弁は、スペースなど近隣の対象基本難しい。141公園あるが今回概ね2500㎡以上ある公園を整備していく。ロードマップでは令和4年~6年で2公園整備するとあった。また、北森議員が2500㎡ある公園の数を尋ねると15公園あることも分かった。

 北森議員はこれらの質疑を通し、eスポーツについては若年層の割合を把握することを求め、公園整備については、「現実にある(ファミリーで公園巡り)ので開始前に駐輪・駐車場は考えておいてほしい」と最後に求めました。

 公園は子どもたちの大事な遊び場として十分な数と質が確保されてなくてはならないもの。身近な公園が遊具不足など整備されていないと、足を延ばしてより楽しめる魅力ある公園に行きたいもの。駐輪駐車場の確保は必要なことだと考える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブラ城下町ー個人情報が守られるのか?!

2023年06月10日 | 市議会
 6月定例会は委員会審議に移行。7日(水)総務常任委員会、8日(木)厚生文教常任委員会、9日(金)建設経済常任委員会の順で開催。総務では「デジブラ城下町」をハブ(中心)とした多拠点ネットワーク型まちづくり事業費について質疑が集中。午前中一杯この案件に費やされました。
          事業の目的や概要等
            ☟

 岩田泰明議員は委託料について、入札あるので答えられないというが、分からないと審議の対象にならない。委託先の企業にどのように監査、監督するのか。幸福度の高い低いの基準は抽象的などと質疑。

 それに対し、コンサル会社入れ企業に発注等して行く、幸福度ーそもそも国の考え方がそうなっている。定量的に測れるものある、アンケートととり可視化したいなどと答弁あり。

 さて主にスマートポールについて、志民・維新の会の小谷議員や安野議員から質疑があり、スマートポールの費用はどのくらいか、デジタルサイネージは市内数カ所あるがその検証は行ったのか、地域の課題解決や人を呼び戻すとあるが、大きな視野で行うべきでスマートポールではそうはならないなどとあった。その後この事業に係る予算のみ削除する修正案が小谷議員より提出された。

 修正案は委員長以外の4名が賛成。反対4名で可否同数となったが、委員長の決するところにより修正案は否決。なお、日本共産党の岩田議員は賛成しました。

 スマートポールの必要性も腑に落ちないが、データ連携基盤の改修についてだが、パーソナルデータを活用できるデータ連携基盤を整備するとある。
 今回は年代、性別の属性情報、居住地の一部と位置情報ということになっていて、個人情報は取り扱わないとのことだった。

 しかし位置情報といえば利用者の現在地を示す情報ということになるので、これって個人情報になるのでは?と疑問。データは保存せずいいデータ?だけをデータに繋ぐというが、繋ぐ先は各サービス機関ということになる。なるほどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「異次元の少子化対策」って何なのか

2023年06月04日 | 政治の転換を
 各地で大雨による被害が続出となり市内も大変心配されました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、首相は表題にあることを述べているが、どういうことを指しているのかと首をかしげたくなる思いで聞いてきました。少子化対策と言われて久しくなるが記憶しているところでは1990年代に少子化が問題になり、その後繰返し言われ続けてきていると思っています。

「異次元の少子化対策」と銘打ったのは今年の始めかな?1年間の出生数が2021年の81.1万人を大きく下回ることが想定されている、このことが大きく取上げられた。そこで、「異次元の少子化対策」と打出したと思っています。

 あたかも秘策のような印象を与え兼ねないが、要は対策の中身が肝心なのであってネーミングではない。それに異次元の使い方がなじまないと思っています。

 この間少子化対策が成功してこなかった、「異次元の少子化対策」とは、こうでも言わなければならなくなってきている、そんな印象すらしてなりません。いずれにしてもあまりにも抜本的な政策が実施されないまま無駄に時間だけが過ぎてしまった感がしてならないのです。

 昨日高齢者の方から介護保険について聞かれ、パットやおむつ等ひっきりなしによく使うが負担が大きい。この物価高とにかく日々大変でどうしようもないとのことだった。今朝のしんぶん赤旗に、経団連は75歳以上の医療費の原則2割化、介護保険の利用料の原則2割化(現在原則1割)、医療機関の統廃合など地域医療の削減を求めている。それでも足りない分は消費税増税などという姿勢ですとあった。

 高齢者に負担を負わせ少子化対策を実施するようなことが垣間見れるが、とんでもない話で、絶対にそんなことは許さない。いずれにしても財源確保策先送りの「異次元の少子化対策」は問題おおありだと考えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする