りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

小田原駅西口広場機能拡充と一体に市街地再開発を進める必要性はないと考えます

2024年01月23日 | 広場機能の拡充と一体の市街地再開発はいらない
 県市外に出かけて駅西口に降り立つとほっとするが、駅は大事な玄関口。写真の駅広場にある北条早雲像、後方のイチョウの葉が秋には金色に輝いてとてもきれいで、さらに後方には愛宕山が見える。地元自治会と住民が丹精込めた花壇が彩りを添えているが、周辺には昭和を感じさせる若い方にも評判のよいレトロなカフェや美味しいお寿司屋さん等楽しみなお店がほどよくある。また少し歩くと閑静な住宅地となり、落ち着いた雰囲気があるのが駅西口で駅東口とはぐっと違った印象を与えるが、私には小田原の玄関口にふさわしい程よくにぎわいのある駅西口の今がよいと考えるのです。

 しかし現在市はその小田原駅西口地区を広場機能と一体に市街地再開発を進めるとしている。地区にある課題として、
①駅前に相応しい土地利用がされていない、細分化された土地利用、低容積での土地利用
②日用品等の買い物をする場所がなく不便、交流・憩・滞在空間が不足している
③歩行者の車路横断、ピーク時の広場内の交通交雑などへの対応とともに、多様化する移動ニーズなど変化する社会への対応が求められる
④指定場所以外での一般車の乗降による車両の錯綜
⑤駅広場内が送迎車両で混雑する、広場内の歩行者空間が狭くゆとりがない、一般車乗降場などにシェルターがなく、雨天時の利便性が低い等

 課題とすると③④⑤については安全性、利便性について必要と考える。それでも現在どの程度改善の余地があると考えているのか、もっと具体的に納得できる資料等を示してほしいと考える。
 市が考えるこの地区のまちづくりビジョンに土地の高度利用、都市機能の導入、広場空間の再編、にぎわいの創出、持続可能なまちづくりとある(小田原駅西口地区基本構想(案)市民説明会より)が、もう今以上の高層ビルはいらない、都市機能の導入だが小田原駅前ばかりでなく不便をきたしている周辺部にこそ導入したらどうか、駅構内にカフェ等もある、交流等OK。にぎわいは程よくある、ちょうどいい。持続可能なまちづくりとあるが、全国を見れば順調でないところもあるのが、市街地再開発事業。事業そのものが持続可能となるのかと心配しますが。

写真下は広場横の現在建て替え中の高層マンション。アークロードは駅の東西を結ぶ連絡通路、この先に小田原ラスカ、ハルネ小田原等商業施設があり買い物等便利です。

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