りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

軍国少女がまたつくられる

2018年08月14日 | 戦争をする国にさせない

前回に引き続き「8月15日を考える会」について

折井美耶子氏によるご講演はとても好評でした。特に分かりやすいとの感想が寄せられていました。

8月15日を考える会の今年のテーマは、軍国少女がまたつくられる!
ー女性にとっての戦争体験ーということでした。

またつくらる!とは過去につくられたことを意味し、またつくられるのは非常に恐ろしく思いますが、過去の歴史をたどればなるほどなと思うわけです。

1901年の日清、日露戦争の間に、愛国婦人会の成立、
1918年・大正8年の臨時教育会議は、軍国少女への第一歩となったと折井氏は指摘されました。

それは教育勅語の趣旨を重んじ、国体観念の強固な淑徳節操を重んずる良妻賢母主義国家に。国内では、大正デモクラシーの諸運動を押さえ込み、国家主義・軍国主義へ。そうして1931年の大日本国防婦人会の創立、1942年の大日本婦人会など、まさに女性はこうして戦争に巻き込まれて行ったのだなとつくづく思うのでした。

現代は、女性自衛官が約12,600人・6パーセントに。兵器のハイテク化により男女差なしになっている。軍国少女は銃後をまもるだけでなく、兵士にも。などと述べられていましたが、そうならないように二度と戦争する国にさせてはならないと思いました。

                                                                                                                                                                                                                                             
写真1枚目は折井氏 2枚目はスピーチする会の代表呼びかけ人の宇佐美ミサコ氏と司会の佐々木ナオミ氏(実行委員)

 

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14回目の8月15日を考える会

2018年08月12日 | なんでもかんでもコーナ~
 昨日は毎年恒例の「8月15日」を考える会が開催されました。今年で14回目となるこの会は、戦争ノー、平和をみんなで享受して行こうということを目的に、戦時下の写真の展示、講演、参加者とスタッフ全員で意見交流等を行ってきました。私は1回目からこの会の呼びかけ人の一人としてお手伝いさせて頂いています。

 今年は折井美耶子氏(静岡大学文理学部史学科中退。女性史研究者。社会教育⦅婦人学級など⦆に携わる。)にご講演頂きました。
女性たちが、あの戦争の時代になにをどう体験し、体験させられたのか。歴史を丁寧にたどってお話しされ、当時がリアルに伝わってくるのでした。

「一人ひとりは微力だけど無力ではない。」と、最後に言われたこの一言に納得、勇気を頂きました。 この日の参加者は102名。暑い中今年も多くの方に訪れて頂きました。本当に感謝です。

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生活保護利用者の方から「クーラーがほしい」と訴えがありました

2018年08月07日 | なんたって住民福祉

生活保護利用者の方から、「クーラーがないのでまいっている。このままだと死んじゃう」「クーラーがほしい、何とかしてほしい」とお二人の方から相談がありました。

聞けば、お一人はクーラーのある同じ生活保護利用者の方のところで、日中も夜も過ごしているとのこと。そのままその方のところで就寝とのことでしたが、翌日連絡すると、いささか申し訳なく夜はもうおじゃましていないということでした。でも暑くてたまらないので、今度は夜中の1時ごろに、近くのコンビニエンスストアに行き、事情を店員さんにお話して、3時近くまで過ごしていたとお聞きしました。

この方は80歳になる女性の方です。コンビニエンスストアでは、座るところがないので立ったままの状態だったということでしたが、厳しい状態ですね。お会いしたときは頭から体中汗がびっしょりでフーフーしていました。本当に何とかしなければどうにかなってしまうと思っています。

そこで、市役所の生活支援課にその旨を伝え、この7月1日から国は生活保護世帯の熱中症予防のために、エアコン購入費用(上限5万円)支給するとしましたので、ぜひそれを活用し対応してほしいとお願いいたしました。

今日あたりは涼しく感じますが、この夏の暑さは異常です。「命に危険がある暑さ」だとなっています。まだまだ暑さは続きますので緊張感をもって特にクーラー、エアコンのない生活保護利用者やお独り住まいの高齢者の方などを気遣っていくことが求められていると思っています。

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台風12号による被害対応

2018年08月04日 | なんでもかんでもコーナ~

7月28日に起きた台風12号による被害状況を調査しました。

30日は、共産党小田原市議団の3名で、小田原漁港、米神漁港などを調査。

31日は、共産党しいば寿幸参院比例候補、あさか由香参院神奈川選挙区候補、加藤なを子県議と市議団で再び現地調査しました。

そして、翌8月1日には加藤市長に被害対応について、緊急の申し入れをしました。

写真は小田原漁港交流促進施設。海に面した1階部分のガラス戸等が高波によって破壊され、土砂が大量に流入していて被害は甚大でした。写真手前のテトラポットは離れた防波堤部分にありましたが、波の勢いでここまできていました。次の写真は破壊された1階部分。次は米神漁港のえぐられた防波堤、積み上げられたがれき、石で埋まった清水川。                                                                            
























 この他にも大量に打ち上げられた海藻や、地区公民館が浸水するなど想像していた以上の被害がありました。国道135号では高波によって一時は人が波に巻き込まれ海に投げ出されたのではないかとヒヤッとしましが、高波を受けた人たちは無事搬送されたので一安心。救急車やパトカーが破壊されましたが、その様子から高波による衝撃の恐ろしさを感じました。ここも現場を確認してきました。













 











 

 

 

 

 

大中小の石で埋め尽くされた米神漁港近くの清水川、早くこの石を取り除かなければなりません。写真は手前から関野市議、吉田市議、私田中です。

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