りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

特別養護老人ホームの増設を!

2014年09月25日 | *市*議*会*

9月議会が開催されています。

18日の一般質問で特別養護老人ホーム(特養ホーム)に関する質問をしました。

分かったことはいくつかありましたが、とにかく年金で細々と暮らしている多くの市民にとって、安価な料金で必要な介護を受けることができる特養ホームの増設が急がれていると思うことでした。

市内には8つの特養ホームがあります。定員の合計は688人。でもそれを待つ待機者数はというと、平成26年4月1日現在718人。定員を超えるこの待機者数には驚くばかりです。本年11月に120人定員の特養ホームが整備されるということで、市も努力はしてきているのですが、それでも待機者数は増えるばかりです。

そこで、なぜ入所待機者が多いのか?その理由を尋ねると、①要支援・要介護認定者数が年々増加している②他の入所・入居施設と比べ、利用料が安価③必ずしも今現在特養ホームへの入所が必要でない方も待機者に含まれている④介護老人保健施設などに入所している方も待機者に含まれているとのことでした。ふ~ん・・・

この11月の新たな整備については本当によかたっと思うのですが、平成19年4月に1施設が開設した後、平成25年7月に1施設が開設となっていて、その間は開設されていない。では待機者数はというとその間も増減はあったものの多くなってきていた。なので私には待機者数の増に特養ホーム増設が追いついていないと思えるのです。

それに、国民年金のみですと、平均受給額は月5万円弱。厚生年金も女性の平均受給額は月11万円といわれている。待機者数増の背景には高齢者の低所得化があると思うのです。だから安価な特養ホームでなければ利用することができないと思うのです。今現在必要でなくても、近い将来への不安から特養ホームへの入所申込みが多くなっているのはこれは無理もないと思っています。ぜひさらなる増設をしていくべきだと思います。

コメント (3)
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