りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

各種委員会等で議論をしてまいりました

2022年08月28日 | *市*議*会*
26日(金)は議会運営委員会、議員懇話会役員会、議会改革検討委員会に出席。27日(土)は市政に関する相談に現場を視てきました。

 議会運営員会では、9月定例会の議事運営とタブレット端末の導入について等が議題となった。すでに市議会ではタブレットを導入することが決まっているが、この日は使用規定を定めることで意見等交わされました。

 ペーパーレス化や仕事の利便性を図ることはよいこと。しかしその一方で私ども会派では現行のままの紙媒体を必要とする議員には併用を可とすることを主張してきている。議員全員がタブレット端末に無理なく慣れて行くためには必要なことだと考える。そうしたことを確認することも含め意見を述べました。

 議員懇話会役員会では今年度の議員懇話会研修会の講演会のテーマ等について協議となった。各会派からの提案が出されていて、日本共産党のテーマは「農業振興と女性活躍」。講師に駒澤大学経済学部商学科 姉歯暁教授を第一希望とした。先の6月定例会の一般質問に農業に関する質問が多くあったことなどを参考に考えたものです。

 協議の結果、会派誠風の「小田原の経済につい」て、講師は一般財団法人「八三財団」齊藤修一代表理事に決まったが今後講師等との調整となります。これに賛同致しました。

 議会改革検討委員会は一通り協議事項にそって議論を尽くしてきました。次の委員会にて最終報告を委員全員で検討することになっています。ここについては今後詳しくブログに書いて行きたいと思っています。


研修会等

2022年08月24日 | 研修会
22日は党内研修会がありオンラインで参加。23日、24日と市政や生活に関する相談が多くあり対応しました。
 
 研修会は議員等が対象になっていましたので、各自治体での取り組みがレジュメに紹介され、又この間の報告も兼ねた発言でも多くの議員が触れたことで、各自治体ではどのような取り組みをしてきたのかが分かるのでした。

 伊勢原市は感染症療養者支援事業として、自宅療養者等への食料品支給を216万円補正予算で組み(なるほど)
 県、横浜、川崎、相模原、藤沢、綾瀬、座間など各共産党の議員団はそれぞれ入院体制の整備、発熱外来の拡充、PCR検査拡充、保健所体制の強化等緊急申し入れを行ったとありました。

 物価高騰から暮らしと営業を守るということでは、綾瀬市、箱根町、海老名市、横浜など、消費税減税やインボイス中止を国に働きかけることをはじめ、国保料、介護保険料、上下水道料金などの負担軽減。

 学校、保育園、幼稚園、各種福祉施設、事業所、医療機関の電気代、食材費の支援、生活保護利用者、低所得者、子育て世帯への支援、学校、中小業者などへの支援の申し入れを行ったということです。
 ちなみに小田原市でも先の6月定例会において横田英司議員が同趣旨の一般質問を行い一部それらを求めました。

 その他、子育て支援では小児医療費の所得制限撤廃等。多彩な取り組みについて報告がありましたが、県内でも所得制限の撤廃がだいぶ広がってきていることを改めて確認致しました。ぜひ参考にして行きたいと思います。



映画「タリナイ」を上映、16回目の8月15日を考える会

2022年08月23日 | 戦争をする国にさせない
21日(日)は「8月15日を考える会」がumeco小田原で開催。
 コロナ禍の為3年ぶりの開催でしたが、多くの方の参加で又内容も充実していてとても良かったと思います。

 タイトルにある映画の上映と、映画を製作された大川史織監督とのトーク場面が企画され、参加者から映画の感想が次々語られていろんな意味で思いが共有できたと思いました。実行委員として佐々木県議と司会を担当させて頂きました。

 大川監督は34歳とのことですが核兵器廃絶等、第9代高校生平和大使として活躍され、「戦争と記憶」をテーマに現在は映画製作や執筆活動に取り組まれていらっしゃるとのこと。映画「タリナイ」は2018年に制作されました。

 映画はひとりの日本兵が戦地マーシャル諸島で餓死で最期を遂げた、その息子(74)が日本から父が居た島にたどり着くまでを描いている
 餓死で亡くなった父のために、亡くなられた日本兵のために、食べるものをお供えして現地の方たちと追悼する場面ではほっと致しました。

 島に足を踏み入れた瞬間に息子さんが島の隅々に聞こえるように「おとうさーん、おとうさーん、勉がきたよー」って呼んでいる姿に涙が止まらなかった。お父さんが出てきたらどんなによかっただろうにと思うのでした。

 映画はマーシャル諸島の美しい海や、現地の人々の屈託のない笑顔とやさしさと歌声が溢れていて素敵でした。でもその一方で取材から「今でも飛行機の飛ぶ音が聞こえると恐い」等々あって、戦争の恐ろしさはいまでも消えていない。島のあちこちで見られる砲台の跡などから当時の悲惨な状況が目に浮かぶようでした。

 映画は戦争によって餓死で命を落とされたお父さん、息子さんや現地の人々などに温かく寄り添い、とても穏やかに静かに描かれていて、なぜかそれだけに戦争の残酷さがひたひたと伝わってきてこれまでにないタッチで、すばらしい映画だと思いました。感動したー

医療逼迫、こんなに不安なことは無い

2022年08月18日 | 新型コロナウイルス感染症対策
 新型コロナ感染症の新規感染者が本日午後6時現在25万4534人になり、亡くなられる方も多くどちらも過去最多を更新。本当に大変な現状です。

 医療がひっ迫していますがとても危惧する。こうした結果を招いているのは政府の抜本的な対策がなされていないことに原因があると考えますが、経済を回すとか行動制限無等考えると、もしやこのまま日々過ぎて行けばよいとでも考えているのではないかと思うほどです。あまりにもお粗末な対応。
 
 そんな中本日のしんぶん赤旗2面の記事・リード部分に繰り返される医療逼迫、背景に絶対的な医師不足とあり、コロナ禍で繰り返している医療逼迫の背景にあるのが絶対的な医師不足にあると書かれていました。

 しかし、厚労省は都道府県に2023年度中に策定される新たな「医師確保計画」をめぐって、策定指針を見直す議論を作業部会で続けているが、抜本増員どころか大学医学部の総定員数の削減を大前提にしているとあります。
 どうなっているのか・・・。

 記事に都道府県(従業地)別にみた医療施設に従事する人口1000人当たりの医師数(2020年12月末現在)のグラフが掲載されていた。
 それによると患者を診察・治療する日本の医師(臨床医)数は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の単純平均より約13万人も少ないのが実態。日本は47都道府県すべてがOECDより下回っているとありました。

 医師が不足していたのでは医療逼迫は起きるはず、さぞかし医療現場は想像を絶するような事態になっていると思われるのです。https://www.jcp.or.jp/web_policy/2022/06/202207-bunya01.html



いつもの散歩道&めだかの学校

2022年08月16日 | めだかの生息環境を守る
 夏の草花もいろいろ楽しませてもらいました。
サルスベリの花は白、紫、サーモンピンクなどありますが濃いピンクが色鮮やかでした。スイカがひょっこり現れてちょっと楽しかった。お盆も過ぎて草花の種類も徐々に変わっていくことでしょうね。



 
めだかの学校
市内荻窪のめだかの学校の散策路の工事が終わりましたね。
①の入り口に近いところの木道はこのようになり、②の奥の小川に掛かった橋の部分も写真のように整備されました。これでより安全に散策を楽しむことができますね。
この日は犬を連れた方が訪れていました。荻窪用水のあふれるばかりの透き通った水が暑さを一瞬忘れさせてくれます。よいところですね。
①の写真(8月14日時点)
  ↓

②の写真

9条改憲NO

2022年08月13日 | 9条改憲NO
 今月7日に西湘憲法センター主催で、「参院選後の新情勢と9条改憲阻止の展望」というテーマで政治・憲法学者でもある、一橋大学教授渡辺治氏の講演会がありましたので参加致しました。参加者の皆さんはとても熱心にメモを取っておられました。


 レジュメに、今度の参院選は今後の岸田政権の改憲・9条破壊政治に大きな影響、岸田政権は参院選で改憲・9条破壊で何をねらったのか?、参院選の結果は?、どうしてそういう結果になったのか?

 参院選後の岸田政権は改憲・9条破壊策動をどう進めようとしており、私たちは、改憲・9条破壊にいかに立ち向かう?とあり、入り口からとても興味が注がれました。

 お話に、各種世論調査結果によると具体的に9条改憲問われるとNOの方が多いとありましたが、国民が何を求めているのかこのことをしっかり把握することが大切だと思いました。又、実際に示された数字等からよく理解できるのでした。

急げコロナ対策

2022年08月12日 | 新型コロナウイルス感染症対策
 北日本の大雨による災害が引続き警戒されています。これまで被害に遭われた方たちに心からのお見舞いを申し上げるものです。
 そして台風8号です。なんと、13日(土)には東海・関東など東日本に接近していて、直撃の恐れもある等と指摘されています。警戒してまいりましょう。

 さてと・・・、この間も難解な市民相談など色々ありましたが、私自身コロナワクチンの副反応により発熱と倦怠感(一日のみ)があったことがちとつらかったですね。でも打った後は安心しますので、接種券が届いている方は早めの予約をおすすめします。ちなみに私はミナカ小田原4Fの集団接種を予約しました。とてもスピーディーで親切丁寧でした。

 コロナ感染者の方が増大して市内も大幅に増えて、感染された方はとても厳しい状態の中におられます。数日前も箱根の方がこれから小田原市内に住むご親戚のところに食料を届けに行かれると言われておりました。大所帯のようですがクラスターになっているとも言われました。

 医療がひっ迫していて自宅療養が当たり前の状態になっていますが、当たり前になってしまったらさらに重症者を招くなど事態は深刻になるだけだと思っています。

どうなっているの?!第7派の対策
 第7派の原因分析はすでに出されていて、厚労省の専門家組織の方からは「BA・2・75」への置き換わりが起きると感染者の減少が遅くなる可能性がある。重症者、死者の増加につながってしまう」との指摘がされたとか。

ではどう対処していくというのか、安心できる策が見えてこない。なぜ?!


全員協議会の開催を求める申し入れを行いました

2022年08月06日 | 市政
 3日に議長に全員協議会の開催を求める申し入れを行いました。内容は次の通りです。

                                                                             2022年8月3日
小田原市議会議長 大川裕様                       
                    日本共産党  代表田中利恵子 
                               横田英司
                               岩田泰明
          全員協議会開催の申し入れ

 先般7月22日(金)の代表者会議の後、先進事例視察に係る一部報道機関からの取材に対する市としての見解等、鳥海副市長、八木政策監、樋口秘書室長より説明がありました。
内容について代表者の各人がそれぞれに冷静に受け止めたことと思います。
 さて、市民の多くも説明にある報道機関の報道等に接しています。この為私どもも多くの方から説明を求められています。又、他会派所属の議員の皆様も同じような経験をしていることと思われます。
 市にとって最大級の事業についての報道でもあり、市政運営上議会として黙視できない問題と考えます。よって本件は会派代表者だけでなく議員全員に対し然るべき説明がなされるべきと考えます。
 それと同時にまだ直接お聞きしていない旧統一教会と守屋市長の関係についても市長から直接ご説明をお聞きしたいと考えます。そこで是非全員協議会の開催をお願いしたいと考えます。
 以上お取り計らいの程よろしくお願いいたします。

申し入れの内容は以上です。

 一部報道機関に掲載された市立病院の新病院建設を巡る記事掲載について代表者に一定の説明がありました。しかし代表者にだけでなく全議員に説明は行うべきではないかと考え申し入れを行った次第です。
 それと合せて守屋市長と旧統一教会との関係が取り出されていますが、どの程度どういう関係があったのか等市長から直接説明をして頂きたいと考え今回の申し入れを行いました。



物価高騰から暮らしと営業を守る対策を

2022年08月03日 | 市議会
写真はあるお店の庭に咲いていたデュランタ(台湾連翹・タイワンレンギョウ)。

 コロナ禍、物価高騰の折今はどんなご商売でも客足が遠のいて大変だと感じる。尋ねた先は飲食店ではありませんが、「お客さんが減っている」こう嘆いておられました。地域経済の厳しい実態がひしひしと伝わってくる瞬間です。

 昨日午後から2市8町の共産党の議員が集まり6月定例会の報告や9月定例会に向けた方向性等について意見交換するなど交流をしました。

 6月定例会で同僚の横田英司議員は、物価高騰から暮らしと営業を守るための対策について質問しましたが、

 1つは、本市の物価高騰が市民の暮らし等に与える影響をどのように考え、対策を検討しているのか

 2つに、税・社会保険料・公共料金の負担軽減策についてどのように考えているのか

 3つに、物価高騰に対しての支援策についてはどのように考えているのか、この3点でした。

 これらの質問に対し冒頭市長からは、物価高騰は短期的に解消できる見込みはなく、これが長期化すると市民生活への影響も大きくなる。

 そこで、①生活を守る、②事業者を守る、③教育を守る、④地域医療を守る。この4本柱で市政運営してきたが、今後もこの立場で臨んでいく等答弁がありました。

 ぜひこの大変な時だからこそさらに全力を出し切って市政運営に臨まれることを期待するものです。

以下は本会議での質問と答弁になります。