小田原市役所の耐震改修工事等について

　6月定例会は7日から開催されています。本日は本会議。関野隆司議員が議案関連質問を行いました。1つは小田原市庁舎耐震改修工事の免震改修工事について①どのような工事となるのか②この工法による市役所業務への影響はどのようなことが想定されるのか、またその対応はどうなるのか。2つ目に城山陸上競技トラック等改修工事請負費について①どのような改修工事となるのか②工事中の利用者への影響についてはどうなのか。大きくこの2点についてです。

　答弁は、工事場所は1階の床下にある基礎ピット内ということで、免震工法なので地震の幅や揺れに対応するため、建物と地盤を切り離す工事になる。市役所の2階以上の執務には影響を与えることはない。この工法にしたのは、プロポーザル方式により総合的に判断をした。判断の基準は、①この工法だと高い効果が得られる②居ながらにして改修ができる③万一大きな地震があった後も評価できる？などとありました。

　近隣では箱根町、横浜市、厚木市等の庁舎も古くなってからこの工法にて改修を行い、新築では小田原市役所のすぐ目の前にある合同庁舎が免震工事を行っているとありました。この合同庁舎の免震については私も参りましたが、市議会で視察をしたことがあります。城山競技場については、いろいろ改修するようですが、利用者への影響ということでは、今年11月～翌年2月までの4か月間を全面中止にするとのことでした。工事は冬季に行うようですが、利用者には影響はないとのこと。また、競技団体等へ周知していくとのことでした。

　小田原市役所の耐震改修工事については、関野議員が議員になって以来これまで一貫して求めてきたことでした。それは阪神淡路大震災を経て、平成7年6月定例会で地震対策の抜本的強化について質問をした時からです。当時の市長答弁には、「建築基準法が改正された場合には、内容を検討していく」などとあり、その後平成11年9月定例会では、「市役所本庁舎については、できるだけ早い時期に整備を進めていく」と答弁がありました。大至急対応をするように求めてきて14年経過してしまいましたが、大地震が想定されているだけに今回の改修工事についての案件はまずよかたっと思います。ぜひしっかりと審査をしていきたいと思います。

　

紫陽花と花菖蒲と北条太鼓がたまらない

　今年も小田原城址公園で「小田原城あじさい花菖蒲まつり」が開催されています。この間ちらっと見に行ったところ（6/8)、紫陽花はほぼ満開に近く、花菖蒲は7分咲きぐらいだったかな？でも園内は見ごろを向かえつつといったところで、とにかく紫やブルーやピンク、白などと、とっても鮮やかでした。見物される方も多く、この日はとても盛況でした。

　広場では北条太鼓が威勢よく鳴り響いて、会場内は一斉にその音に引き込まれていくようでしたが、見事なバチさばきと迫力にただ感動しました。和の太鼓の響きと紫陽花、花菖蒲のコラボは言うことなし。でも次の予定があった私としては、後ろ髪を引かれるようにそっとその場を立ち去るしかありませんでしたが・・・。残念・・・。





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6月のとり組みいろいろと

 2日に原発ゼロをめざす中央集会に参加しました。集会は明治公園で、デモは明治公園から代々木公園まで行なわれました。そして国会大包囲と、官邸前抗議行動ということでそちらにも参加しました。とにかくこの日はまだ6月だというのに、真夏のように暑くて、それに集まった人達の気持ちも熱いので暑さはすでにやけどしそうでした。

　集会は首都圏反原発連合のレッドウルフ・ミサオさん、さよなら原発1000万人アクションの富山洋子さん、福島からの訴え、日本共産党志位委員長のあいさつと続き、その後は各地からのリレートーク、千葉麗子さんとドラム隊との迫力あるコールがありました。会場はこのコールに応えてさらにヒートアップ！何というのかなぁ～、魂の叫び？、真底からの訴えに見て聞く者の心がゆり動かされるっていう体験をしました。

翌日の主催者側の発表では18,000人の集会となっていましたが、なかなか元気が出る中身でした。特に各地でのさまざまなとり組みの状況がわかって、私としてはとても励まされた思いがしました。一緒に参加した方の感想では、千葉さんの「今すぐ廃炉！」「福島かえせ！」のコールが腹の底からどーんと響いて、とってもよかったということです。福島や四国の若い方たちの「伊方（いかた)原発止めまっしょい」 などのコールも元気100倍で、若いエネルギーが世の中を動かしている。そう、思いました。

原発輸出のトップセールス、成長戦略？？！！に原発の活用を明記するなど、安倍内閣は何を考えているのでしょうか？原発ゼロこそ成長戦略にすべきではないか。それこそが未来ある世界の流れ、どこかおかしいぞ。