フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

握手

2009-06-26 18:57:29 | Weblog
アメリカの歌手、マイケル・ジャクソンさんがロサンジェルスで死去したという衝撃のニュースが世界中を駆け巡りました。私の感覚ではプレスリーさん以来の衝撃ではないかと思います。数多いファンが病院前に集まり、別れを惜しむというか哀しみに包まれています。私もかつて裕次郎さんが亡くなったときには身の置き所がない思いをしましたが、ジャクソンさんのファンもどうしたらいいのか全く先が見えない状況でしょう。
話は変わりますが、ファンになるきっかけの一つに握手があります。歌手の握手会もたびたび開かれています。日本ではお辞儀文化で握手の歴史は浅いせいか、外国の人に概して評判が悪いようです。力のない握手だったりお辞儀しながら握手したり目を反らしたりするからです。残念なことに我々は子供の頃から握手の仕方を教わっていません。
握手は単に象徴的行為ではなくて、手の接触を通してメッセージのやり取りをします。握手の感触から様々な情報を読み取るわけですから、いつでも力強く握手することが必要です。