フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

星条旗

2009-06-14 20:30:26 | Weblog
「スターズ・アンド・ストライプス」というのは、アメリカ国旗の星条旗の事です。赤と白の縞もようはアメリカが独立宣言した時の記念すべき東部の13州の数をあらわし、青地に白い星は合衆国を構成する州の数です。この星条旗が制定されたのが1777年の6月14日。つまり今日なのです。さらにそれから137年後の6月14日には五輪旗が制定されています。
さて旗といえば世界のどの国でも国旗に対する気持ちは一つになりますが、日本では複雑な国旗に対する考え方があるせいか、何かまとまりきれない感情があるのも事実でしょう。オリンピックなどのスポーツの世界大会では選手以上に必死に国旗を振って応援をし、そして好成績をあげた選手は国旗を羽織って競技場を走ったり、表彰式で国旗が掲揚されたり、国歌が吹奏されると思わず涙ぐんだりします。まさにこの場合は国旗の下に一つになっているのですが・・・。
すべて戦争の後遺症としてあるのでしょう。自分の国を尊敬し、誇りを持つことができる我が国のシンボルとして国歌や国旗が存在していて欲しいものです。