フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

女性議員

2009-06-03 18:30:05 | Weblog
先日発表された今年のサラリーマン川柳の入賞作品に「篤姫に仕切らせたいな国会を」がありました。今の国会は何をやっているんだという反発から選ばれたのでしょうが、思わず「そうだ!」と頷いた人も多いでしょう。
最近では独立リーグとはいえ、女性がプロ野球のマウンドに立つ時代です。政治の世界でももっと女性の存在感が増してもいいですね。日本の女性国会議員の数は世界の中でも本当に少ない現実です。フランスなどは国会議員を男女同数にする仕組みが出来ています。国会議員はもちろん女性知事にしても一割もありません。女性議員の数は社会の成熟度を計るバロメータでもあります。この点に限ると日本はまだまだ幼稚な国と言ってもいいかも知れません。
その一割弱の女性議員さんもその存在感たるや『政治をリードしていくんだ』という姿が報道番組をみるかぎり全く伝わって来ません。相変わらずの男社会です。今や政治の主要テーマになっているのは育児や福祉です。このテーマで女性の視点を外して良い法律が立案されるのでしょうか。
やはり次の選挙では平成の篤姫が登場するのを願うしかないのでしょうか?男性政治家さん、世間では政治屋といわれていますよ。