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趣味の話など

事業者特注の鉄コレ

2008-06-28 | 鉄道模型
久々(このブログ本来)の模型ネタです。

最近鉄コレ第7弾が出ましたが、ブラインドボックス方式の一般流通品
の他、鉄道事業者特注で、駅売店やイベント等での限定発売の鉄コレ
というものもあり、今まで阪急、近鉄、名古屋市交などたくさんの事業者
からリリースされています。

かつてトミーテックに特注し自社直販の「青ガエル」の模型をリリース
したことがある東急も例外ではなく、鉄コレでは旧7000系という歴史的
な車両(日本初のオールステンレスカー)をリリースしてきました。

コレ、地方私鉄に譲渡されたものも多く、うちの地鉄風?レイアウトへ
のマストアイテムとしてどうしても欲しかったのですが、似たようなこと
を考える人が多いのか、発売当日の、それも数時間ぐらい?で売り
切れてしまい、結局だいぶ後になってヤフオクで倍ぐらいの値段で
入手しました。テンバイヤーに見事やられたという感じです。(ヤフオク
の利用も、有料化前以来で実に5~6年ぶり…)

ところで、鉄コレは別売の部品を追加すれば、いとも簡単にNゲージ
として走行させることができますが、7000系の鉄コレはどういうわけ
か「ディスプレイモデル」ということになっていて、不思議に思って
いたところ、現物を見て驚いたことに、

・T車にウェイトを積むスペースがない。
 無理に挿入すると室内パーツが浮く。
・動力ユニットと屋根の裏側が干渉する。
 苦労して干渉する部分を削ったものの、今度は動力と床との固定
 具合というか、収まりがイマイチ…
・動力車用の台車枠(パイオニア台車)が付属してない

まさに文字通り走行化が考慮されておりませんでした(^^;
なぜ、わざわざふつうの鉄コレと異なる構造にしたのか理解に苦しみ
ます。(これによるコストダウンも微々たるものと思うのですが)

M車用の台車枠がない件はどうしようもなく、かといって不可逆的に
オリジナルのT台車を切り刻む根性もナイ(笑)ので、とりあえず安直
に18m級動力ユニットのオマケのTS台車枠を取り付けました。

左がTS台車(黒く塗装して一応工作らしきことをしてます)、
右がパイオニア台車



実物のパイオニア台車は乗り心地がいま一つで、後年の更新などの
際にオーソドックスなTS台車に換装されるものが多かったということ
ですが、模型でもそんなことまで再現することになろうとは(笑)
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