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趣味の話など

It was 30 Years Ago Today (Vol.3)

2020-03-24 | Weblog
その3:BCCコピーバンドコンテストに出る(1990年8月)

バンド歴にも書いた話です。
当時ギターマガジン誌を毎月買っていたのですが、同誌に突如BCC(ザ・ビートルズ・
シネ・クラブ、現 ザ・ビートルズ・クラブ)のコピーバンド大会の出場者募集の告知
が掲載され驚きました。
テープ審査があるとのことで、もう時効なので書きますが(既に以前にも書いてます
が)、当時固定のバンドは組んでなかったため、デモテープは2人編成の想定でMTR
で多重録音して作りました。多重録音だとバレないようわざと音質を落とすために、
MTRではdbxをoffにしたり、ダビングはドルビー抜き・パンなし(モノラル)でノー
マルテープにする、といった姑息な手も駆使しました(笑)。封書にカセットテープを
同封すると定形外になるため、郵便局の窓口に行ったところ、若い局員さんが「応募
されるんですか」と、なぜかコンテストのことを知っていたのには驚きました。
テープには"For No One"と"Put it There”(当時エレアコは持ってなかったのにどうした
のか謎)の2曲を入れ、前者でなぜかテープ審査を通ってしまい、慌ててピアノ男子
を呼びつけ、キーボード2人編成で地区予選に出ました。
会場は地元の市民会館で、「小ホール」ながらも数百人は入る立派なところで、当時
BCCが盛んに開催していた?「復活祭」と称するフィルム上映会(故にシネクラブ)
の余興的な扱いながらも、たくさんの観客やちゃんとしたPAもいてビビリました。
当時は全く演奏慣れしてなかった(バンド形式で人前で演奏するのは、恐らく前年の
学祭での初ライブに続いて2回目)うえに、急造&チート(笑)のユニットということも
あり、演奏の出来は想像に任せます。
地区予選には他に二組出場し、一組は"To know her is to love her"という、当時公式盤では
聞けなかったデビュー前のカバー曲を演奏(良い演奏でしたが地味かつマニアック過ぎた
か?)、もう一組は地元のトップ進学校の高校生バンドで、ドラムが"Octopus's Garden"
を歌い、一学年年下ながら安定した演奏で、彼らが地区予選を通りました。進学校の彼ら
とは年齢が近いこともあってすぐに打ち解けて、控室で一緒に「抱きしめたい」などを
歌ったりして、スタッフから「仲良くするのはいいけど、静かに」と注意された程でした。
確か講評でも「控室で別のユニットどうしがセッションしてた」と触れられ、まさにビー
トルズがつないだインスタントの友情といえます。
後日談としては、就職後に知り合った音楽友のGさんが、ほぼ同時期のコンテストで九州
地区から全国大会に出て「ジョン・レノン賞」を獲得したという話を聞かされ、偶然に
驚きました。

なおこの年は、企業実習や当コンテストの後にも、某ロボコンへの応援のために代々木の
第二体育館に行ったりして、夏休みだけでもイベントの多い年でした。

その4に続く?
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