その3:BCCコピーバンドコンテストに出る(1990年8月)
バンド歴にも書いた話です。
当時ギターマガジン誌を毎月買っていたのですが、同誌に突如BCC(ザ・ビートルズ・
シネ・クラブ、現 ザ・ビートルズ・クラブ)のコピーバンド大会の出場者募集の告知
が掲載され驚きました。
テープ審査があるとのことで、もう時効なので書きますが(既に以前にも書いてます
が)、当時固定のバンドは組んでなかったため、デモテープは2人編成の想定でMTR
で多重録音して作りました。多重録音だとバレないようわざと音質を落とすために、
MTRではdbxをoffにしたり、ダビングはドルビー抜き・パンなし(モノラル)でノー
マルテープにする、といった姑息な手も駆使しました(笑)。封書にカセットテープを
同封すると定形外になるため、郵便局の窓口に行ったところ、若い局員さんが「応募
されるんですか」と、なぜかコンテストのことを知っていたのには驚きました。
テープには"For No One"と"Put it There”(当時エレアコは持ってなかったのにどうした
のか謎)の2曲を入れ、前者でなぜかテープ審査を通ってしまい、慌ててピアノ男子
を呼びつけ、キーボード2人編成で地区予選に出ました。
会場は地元の市民会館で、「小ホール」ながらも数百人は入る立派なところで、当時
BCCが盛んに開催していた?「復活祭」と称するフィルム上映会(故にシネクラブ)
の余興的な扱いながらも、たくさんの観客やちゃんとしたPAもいてビビリました。
当時は全く演奏慣れしてなかった(バンド形式で人前で演奏するのは、恐らく前年の
学祭での初ライブに続いて2回目)うえに、急造&チート(笑)のユニットということも
あり、演奏の出来は想像に任せます。
地区予選には他に二組出場し、一組は"To know her is to love her"という、当時公式盤では
聞けなかったデビュー前のカバー曲を演奏(良い演奏でしたが地味かつマニアック過ぎた
か?)、もう一組は地元のトップ進学校の高校生バンドで、ドラムが"Octopus's Garden"
を歌い、一学年年下ながら安定した演奏で、彼らが地区予選を通りました。進学校の彼ら
とは年齢が近いこともあってすぐに打ち解けて、控室で一緒に「抱きしめたい」などを
歌ったりして、スタッフから「仲良くするのはいいけど、静かに」と注意された程でした。
確か講評でも「控室で別のユニットどうしがセッションしてた」と触れられ、まさにビー
トルズがつないだインスタントの友情といえます。
後日談としては、就職後に知り合った音楽友のGさんが、ほぼ同時期のコンテストで九州
地区から全国大会に出て「ジョン・レノン賞」を獲得したという話を聞かされ、偶然に
驚きました。
なおこの年は、企業実習や当コンテストの後にも、某ロボコンへの応援のために代々木の
第二体育館に行ったりして、夏休みだけでもイベントの多い年でした。
その4に続く?
バンド歴にも書いた話です。
当時ギターマガジン誌を毎月買っていたのですが、同誌に突如BCC(ザ・ビートルズ・
シネ・クラブ、現 ザ・ビートルズ・クラブ)のコピーバンド大会の出場者募集の告知
が掲載され驚きました。
テープ審査があるとのことで、もう時効なので書きますが(既に以前にも書いてます
が)、当時固定のバンドは組んでなかったため、デモテープは2人編成の想定でMTR
で多重録音して作りました。多重録音だとバレないようわざと音質を落とすために、
MTRではdbxをoffにしたり、ダビングはドルビー抜き・パンなし(モノラル)でノー
マルテープにする、といった姑息な手も駆使しました(笑)。封書にカセットテープを
同封すると定形外になるため、郵便局の窓口に行ったところ、若い局員さんが「応募
されるんですか」と、なぜかコンテストのことを知っていたのには驚きました。
テープには"For No One"と"Put it There”(当時エレアコは持ってなかったのにどうした
のか謎)の2曲を入れ、前者でなぜかテープ審査を通ってしまい、慌ててピアノ男子
を呼びつけ、キーボード2人編成で地区予選に出ました。
会場は地元の市民会館で、「小ホール」ながらも数百人は入る立派なところで、当時
BCCが盛んに開催していた?「復活祭」と称するフィルム上映会(故にシネクラブ)
の余興的な扱いながらも、たくさんの観客やちゃんとしたPAもいてビビリました。
当時は全く演奏慣れしてなかった(バンド形式で人前で演奏するのは、恐らく前年の
学祭での初ライブに続いて2回目)うえに、急造&チート(笑)のユニットということも
あり、演奏の出来は想像に任せます。
地区予選には他に二組出場し、一組は"To know her is to love her"という、当時公式盤では
聞けなかったデビュー前のカバー曲を演奏(良い演奏でしたが地味かつマニアック過ぎた
か?)、もう一組は地元のトップ進学校の高校生バンドで、ドラムが"Octopus's Garden"
を歌い、一学年年下ながら安定した演奏で、彼らが地区予選を通りました。進学校の彼ら
とは年齢が近いこともあってすぐに打ち解けて、控室で一緒に「抱きしめたい」などを
歌ったりして、スタッフから「仲良くするのはいいけど、静かに」と注意された程でした。
確か講評でも「控室で別のユニットどうしがセッションしてた」と触れられ、まさにビー
トルズがつないだインスタントの友情といえます。
後日談としては、就職後に知り合った音楽友のGさんが、ほぼ同時期のコンテストで九州
地区から全国大会に出て「ジョン・レノン賞」を獲得したという話を聞かされ、偶然に
驚きました。
なおこの年は、企業実習や当コンテストの後にも、某ロボコンへの応援のために代々木の
第二体育館に行ったりして、夏休みだけでもイベントの多い年でした。
その4に続く?
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