高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2014年12月21日(日) 自主巡回 奥高尾~山内

2014-12-26 20:35:44 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年12月21日(日) 自主巡視 奥高尾~山内 【テーマ:巡回の基本ルールに忠実に:
高尾山とその周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!】 

◆参加者:7名 (SR会 5名、体験入会2名)
◆コース:高尾駅北口~小仏バス停~景信山~小仏峠~小仏山(昼食)小仏城山~一丁平~北まき道~5号路~ビジターセンター~6号路~清滝駅前(解散)
◆晴れ (日の出 6:46 日の入 16:31)
◆主なタイムスケジュール
9:12-9:30 JR高尾駅 ~ 小仏BS(小仏行バス)
9:40 ミーティング・準備体操 ~ 10:00
11:00  景信山 ~ 11:45 小仏峠
12:00 ~ 小仏山  昼食   12:30 出発 
12:40 ~ 13:30 小仏城山~一丁平~もみじ台 北まき道~5号路~VC  
14:00 ~ 15:00 6号路経由清滝
15:05 ~15:20  巡視活動のまとめ、参加者の感想、ストレッチなど 解散

前日まで、雨が続き、天候が心配されたが、幸い朝から晴れ上がった。
高尾駅では、小仏行バスの行列が、予定の一本前のバスから、長い行列ができていた。予定の便も2台に増発されたが乗りきれない人が、高尾駅前のロータリーの先の土産物屋まで続いていた。(こんな長い待ち客の列を見たのは初めてという声が多かった)途中の「日影」で降りる人が多かったのには
不思議な感じがしたが、(バス利用客との会話では、目的は時期柄、ダイアモンド富士の声が多かった)後程知る「高尾山天狗トレイルランニング大会」が日影で開催されたようだ。
小仏バス停到着後、身支度を整え、ミーティングは「巡視必携」にある基本ルールに従い、ルート上の巡回確認事項(レンジャーから確認依頼があった者を含め)を配布資料を見ながら情報共有した。
今回は、東京都緑のボランティア指導者育成講座のうち、「サポレン専門コース」受講中の二人が体験入会している。今年から育成プログラムが変更になり、6月開始の「サポレン基礎コース」の期間中にも、サポートレンジャーの活動を実体験し、理解や興味を深める目的で、修了には2回以上の参加が義務付けられている。二人とも基礎課程などで参加経験があるので、馴染があるが、本ルートが初めてという受講生も一人参加した。

巡回を通じて、①」コース案内、解説・ガイド、②高尾山利用ルールの普及・PR、③登山道、施設の点検、応急処理、④利用者の意見に関する情報収集を基本ルール(役割)にしている。今回のルートには、多くの指導標がある。主なものは、次のような表示で分類されている。
景信山宝珠寺線(122-S-5,10,50,60)、首都圏自然歩道『鳥のみち』(13-B-420~620)、東海自然歩道(111-S- )、自然研究路5号路(105-S- )、自然研究路6号路(106-S-230~010)。
レンジャーから、巡回に当たって、検討や確認を依頼されていた事項の一つは、特に、指導標13B-480(隣接して3B-S-500がある)について、巡回メンバー全員で、登山者の視点からより利用しやすさを検討した。さらに、12月6日に開催された「ふれあいの道トレイルラン大会」のルートにあたる景信山~小仏城山間において、大会関係の案内板など残置物がないかどうか確認した。

景信山に向かう途中にも「天狗トレイル」の表示矢板が樹木や指導標に取り付けてあったが、小仏峠では、走行ランナーと誘導員を見かけた。コースや参加人数などを聞いたところ、日影キャンプ場がスタート・ゴールで千人の参加があるそうだ。日影のバス停で降りる人が多いのも納得した。

 

小仏城山のトイレ付近で、点検中のレンジャー二人とお会いし、巡回の概要報告をした。その後、一丁平から北まき道を通って、シモバシラの状況を確認しながら、5号路を経由し、ビジターセンターへ向かった。トイレ休憩を終え、6号路入り口に至るスロープで、「ツチグリ」と遭遇した。登りかけていた利用客にもキノコの一種であることなど解説。6号路を降り、途中、軽装備の利用客に、日の入時間や留意事項を伝えながら琵琶滝まで下山。琵琶滝では、12/3まで通行止めだった霞台につながる琵琶滝道のフェンスを確認し、15時過ぎに清滝駅に降りた。

全員下山を確認後、今日の巡回について振り返りを行った。(詳細は巡回報告書として都レンジャーに提出)また、体験入会二人に会のアンケートを書いていただいた。最後に、大腿部・アキレス腱のストレッチを行い、予定時刻よりも少し早く解散した。皆様、お疲れ様でした。

 

(リーダー・記録・撮影:MK)

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