高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2008/12/23 自主巡回 忘年登山

2008-12-23 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:サポートレンジャー13名、顧問1名、都レンジャー2名
コース:JR高尾駅北口~日影バス停~日影沢林道~小仏城山(昼食)~一丁平~もみじ台南巻き路~高尾山頂VC(解散)

 今年最後の自主巡回。午前9時にJR高尾駅北口に集合、バスにて日影沢入口まで。そこでミーティング、今日は参加者が多いので3班に分かれて間隔を開けて同じコースを巡回する。本日は前レンジャーで顧問の北澤さん、都レンジャーの福田さん、甲把さんが同行する。植物観察および来年以降の日影沢管理のあり方などを話し合いながら日影沢林道を小仏城山目指して巡回する。なんと夜に雪か霙が降ったのかゲート付近の林は雪化粧をしていた。今シーズン初の雪!ところが進んでゆく内小仏城山山頂付近の皆伐地域ではあちこちにタチツボスミレが花を咲かせている!これにも驚かされる。ここで山頂を経由して小仏峠に行くグループと巻き路を通って小仏峠に行くグループの2グループに分かれ小仏峠付近の小屋を目指す。山頂経由グループは、年末警備の為消防関係者が設置したテントが強風の為倒壊しているのを発見、椅子や机などを片付けるとともに垂れ下がった電線を張り直し、高尾管理センターを通じて連絡した。さすがに前レンジャーの北澤さんは手際が良い。一方、巻き路を経由したグループでは登山道上に倒れた径15cmほどの杉の処理。枝払いをし、玉切りをして道路脇に整理した。さらに進むと径30~40cmの杉が倒れていたが、こちらは手に負えそうもないので処理依頼をした。
 お昼ご飯はみんなでうどんを作って食べた。杉浦さんがおしるこを作ってくれた。どちらも暖かくとっても美味しかった。これで3年目なので調理(?)の手際が良くなった。
 昼食後、記念写真を撮って、一丁平を経由して高尾山頂へ。もみじ台南巻き路を行くと富士見台下の広場で10人ほどの高齢者グループが、仲間を斜面から引き揚げていた。どうしたのかと聞いたところ、「斜面を滑落転倒した。胸が痛いと言っているが狭心症の可能性もある。関係者の方々ですか?」と聞いてきたので、「そうです。救助要請をしますか?」と聞いたところ「お願いします。」ということで、現場に福田レンジャーと小太刀さんを残し、管理センターに救助要請の連絡を行うと共に、体温維持の為の毛布を手配。先発の救急隊が来たところで、現場まで案内。警察の山岳警備隊と共に山頂下まで怪我人を運び救急車に引き渡した。この間の北澤さんの行動はさすがに素晴らしい。思うに何故これほどの人材を引き留められなかったのか残念でならない。
 解散後、といっても全員残ったが、ダイヤモンド富士を待つ。富士山方面には雲がかかり無理かと思ったが、直前に晴れ見事なダイヤモンド富士が見られた。おもわず周りから歓声と拍手が起こった。ただ不快であったのはTV中継!チャラチャラしたミニスカートの若い女性レポーター!この寒さの中あんな姿でも大丈夫だと思われても迷惑千万。
 さらに帰りがけにムササビ観察に挑戦。こちらは空振りに終わった。
最後の仕上げとして、高尾駅前で、北澤さん、都レンジャーを含めて忘年会。バラエティーに富んだ活動および盛りだくさんの行事、皆様お疲れ様でした。(SR/SAK)

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