参加者13名(うち都レンジャー4名)
高尾地域第一回目のアライグマ調査は、おもに京王高尾線沿いの寺社を対象として行いました。梅雨とは思えない暑さの中、3班に分かれて車、電車、徒歩などの移動手段を用いて近隣の寺社の痕跡を調査しました。
確実にアライグマのものとは言い切れないものの、柱などをよく観察すると何らかの動物の爪痕が確かに残されています。近年は木造ではない寺社も増えているようで痕跡の見当たらないケースもありました。
調査を行う前に寺社に住んでいる方に声をかけて了承を得ます。こうした方との会話で得られる情報はとても貴重で有効なものです。アライグマ以外にもハクビシンやムササビなどの目撃情報やカメラにいろんな動物が写るといったお話を聞くことができました。認知度の違いからか、近隣住民の方にとってはイノシシによる被害のほうが深刻なようです。
今後も調査時に限らず、巡回の際などに住民の方とお話しする機会があればアライグマについて聞き取りを行っていこうと考えています。皆さんも何か情報があればレンジャーまでお寄せください。
活動に参加された皆様、ありがとうございました。次回(7月7日)もぜひご参加ください。
(都レンジャー/田邉)
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