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稲荷山コースと5号路の合流点から山頂に向かって長い階段が伸びています。山頂に向かって左手のヒノキ林は今回の間伐でかなりの部分が伐採され、階段右手側のコナラの林まで陽光が降り注ぐようになりました。その陽だまりの中、小さなヒナスミレが花を付けていました。ヒナスミレは数あるスミレの中でもひときわ可憐で、"ヒナ"の名前がピッタリなスミレです。全体は小型で、花はほんのりとピンクがかかり、数枚のハート型の葉が特徴的です。
すみれという名は、花の後ろに突き出した部分(距[きょ]といいます)を大工道具の「墨入れ」に見立てたものという説が有力です。「墨入れ」という道具は全く見たことがありませんが、大工が一瞬にして材木や石に正確な直線を引くための道具のようです。(参考HP: http://www.mitsuinomori.co.jp/kentiku/shintiku/report/takumi/takumi.html)。植物の名前を知ることは、日本の文化や歴史に通じていて面白いですね(都レK)
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