高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2006/9/10 高尾水環境調査

2006-09-10 11:58:41 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:11名+都レンジャー1名(日影沢コース)、高尾パークボランティア会7名+都レンジャー1名(6号路コース)
コース:日影沢林道、6号路

 山道を汗だくになりながら歩いていると、道わきの崖にきれいな湧き水が。こんな状況だったら、だれでも湧き水を口にしますよね。高尾山では多くの登山者が湧き水を口にし、また沢では子供達が水に入って遊んでいます。ところでこの水、本当に飲んでも大丈夫なのでしょうか?大勢の人が集まることによって、ゴミが捨てられたり、上流で用を足されたりしているかもしれません。そういった行為によって水が汚されていないでしょうか?そんな疑問をきっかけに都レンジャーと高尾パークボランティア会が協力して、昨年9月から高尾水環境調査をはじめました。
 今日は、今年度の水環境調査第2回目。6号路の沢(前の沢)と5号路の湧水合わせて6箇所、日影沢と沢沿いの湧水合わせて5箇所をモニタリングしています。今回は6号路をパークボランティア班が、日影沢をサポレン班が担当。各調査地点で、水量に関する項目(川幅、水深、流速、湧出量)、水質に関する項目(水温、透視度、pH、EC、COD、硝酸体窒素濃度、亜硝酸体窒素濃度、アンモニア体窒素濃度、大腸菌群数)について調査を行いました。
 サポレン班の1箇所目は日影沢キャンプ場横。前回の調査に参加した人を中心に、パックテストや測定器具の使用法を学びました。流速の測定にやや時間がかかりましたが、なんとか全調査項目を無事終了。ウキを流す場所が難しかったですね。2地点目以降は、この経験を生かして全員がフル稼働。前回と比べて1時間以上早く、山頂まで登ってくることができました。山頂でパークボランティア班と合流し、昼食の後は今日の振り返りの時間。これまでの水調査の話や、「調査方法をこうした方がよい」といった意見も出ました。今日の反省を踏まえ、これからも調査を続けていこうと思います。御協力お願いいたします。(都レK)

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