Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

-80's Movie Hits ! - 目次

2013-03-23 | 目次
80年代の映画主題歌 ちょっと流れてた挿入歌も含めて、とにかく”歌もの”にこだわった映画主題歌特集なのである。

↓80年代を振り返ってみよう
back to 80's

■80's 定番サントラ集
 「フラッシュダンス」 (1983)
80年代を代表する大ヒット作。本編で流れた順に全曲解説を試みる。
 「愛と青春の旅立ち」(1982)
FMラジオで僕のリクエストカードが初めて読まれたとき、リクエストしたのはこの曲だった。
 「ブルースブラザース」(1980)
ブルースは絆だぜ、ベイビー。
 「ビバリーヒルズ・コップ」(1984)
映画冒頭で流れたあの曲のイントロに、心が躍った。
 「フットルース」(1984)(その1)
80年代を代表するサントラ。 ケニー・ロギンス/サミー・ヘイガー篇
 「フットルース」(1984)(その2)
デニース・ウィリアムズ/シャラマー篇
 「フットルース」(1984)(その3)
ムーヴィング・ピクチャーズ/クワイエット・ライオット篇
 「フットルース」(1984)(その4)
日本では熱血ドラマの主題歌でもある。ボニー・タイラー篇
 「プリティ・イン・ピンク」(1986)
80年代を代表する青春映画。本編で流れた順に楽曲を解説。
10 「トップガン」(1986)(その1)
お待たせしました。まずはTop Gun AnthemとDanger Zone篇。
11 「トップガン」(1986)(その2)
「歌手では食べていけないわよ」ティーナ・マリー/ライチャス・ブラザーズ篇



■映画主題歌メガヒット集
 「カリブの熱い夜」(1984)
銀幕から漂った熱気とフィル・コリンズの主題歌を忘れない。
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)
言わずと知れた大ヒット作。すべては愛の力さ。
 「007/美しき獲物たち」(1985)
「007」映画とニューロマンティックの幸福な純英国産コラボ。
 「ホワイトナイツ 白夜」(1985)
音楽にこだわりがあるテイラー・ハックフォード監督作。
 「ステイン・アライブ」(1983)
ビージーズには申し訳ない。
 「ネバーエンディング・ストーリー」(1984)
この曲の輝きは時代も超える。
 「グーニーズ」(1985)
シンディ姉さんのゴキゲン(死語)ポップス。
 「ゴーストバスターズ」(1984)
レイ・パーカーJr.はこれしか知らないって!?失礼なっ。
 「ロッキー4 炎の友情」(1985)
虎の目を取り戻せ!
10「007/リビング・デイライツ」(1987)
ノルウェーからやってきた3人組による007主題歌 一発屋なんて言わせない
11「ブレックファスト・クラブ」(1985)
今も根強い人気作品の主題歌はシンプルマインズのNo.1ヒット



■Rock / Pop Starの映画音楽
 「ジャズ・シンガー」(1980)
ニール・ダイアモンドの独壇場。名曲の嵐。
 「キャットピープル」(1981)
デビッド・ボウイとジョルジオ・モロダーの見事なコラボレーション。
 「パープル・レイン」(1984)
プリンス殿下の長編MTV映画。でもカッコいいのよ。
 「バットマン」(1989)
あの頃、謎めいたプリンス殿下はまさにブルース・ウェインそのものだった。
 「ワーキングガール」(1988)
カーリー・サイモンの感動的な歌声。
 「メトロポリス」(1926 / 1984)
ジョルジオ・モロダーが古典的SFにロックをかぶせた異色作
 「再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ」(1988)
ドナルド・フェイゲンが映画音楽を担当した異色作
 「ザナドゥ」(1980)
ELOとオリビア・ニュートン・ジョンの素敵なコラボレーション
 「砂の惑星」(1984)
TOTOが音楽担当した異色SF大作



■80's銀幕アイドル集
 「Wの悲劇」(1985)
薬師丸ひろ子★私、女優なんだから!
 「恋する女たち」(1986)「さよならの女たち」(1987)
斉藤由貴★これぞ80年代青春映画。
 「ぼくらの七日間戦争」(1988)
宮沢りえ★リハウスしてきました。
 「怪盗ルビイ」(1988)
小泉今日子★ダイアモンドのような和製ハリウッド映画
 「リトル・ロマンス」(1979)
ダイアン・レイン★CMで流れたあの曲はダイアンの笑顔とともに覚えてる。
 「スケバン刑事」(1987)
南野陽子★おまんら、ゆるさんぜよ
 「さよならジョージア」(1981)
クリスティ・マクニコル★80年代前半活躍したボーイッシュなアイドル女優
 「時をかける少女」(1983)
原田知世★知世は未来へいきます




■More!
 「テキーラ・サンライズ」(1988)
リチャード・マークス作の傑作バラード。
 「幻魔大戦」(1983)
キース・エマーソン大先生と角川アニメの感動的な出会い。
 「アメリカ物語」(1986)
スピルバーグがディズニーぶりっ子してみました。
 「うる星やつら オンリー・ユー」(1983)
ラムちゃんに恋した僕ら。心は友引高校の学生だったよ。
 「初体験リッジモント・ハイ」(1982)
真っ赤なビキニともに忘れられない音楽たち。
 「エンドレス・ラブ」(1981)
映画主題歌から生まれたデュエットの名曲。
 「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(1984)
リン・ミンメイの歌声に恋をした。 
 「ダーティハリー5」(1988)
マグナム左右衛門とガンズ・アンド・ローゼス
 「パロディ放送局U.H.F」(1989)
替え歌のキング、アル・ヤンコビック主演のカルト的人気のコメディ
10「ナイルの宝石」(1985)
ライブエイドではカラオケで歌ったタフガイ、ビリー・オーシャンのごきげんポップチューン
11「ランボー」(1982)
ランボーの勇姿とともに心に焼き付く哀愁漂う主題歌
12「青い恋人たち」(1982)
美しき恋の三角関係の映画で流れたのは究極のラブバラード
13「恋人たちの予感」(1989)
男と女の究極テーマをジャズをバックに考える名作ラブコメ
14「ゴールデン・チャイルド」(1986)
世界最高の男を称える歌はアン・ウィルソン姐御のパワフルな歌声が似合う


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ダイ・アナザー・デイ

2013-03-23 | 映画(た行)

■「ダイ・アナザー・デイ/Die Another Day」(2002年・イギリス=アメリカ)

監督=リー・タマホリ
主演=ピアース・ブロスナン ハル・ベリー トビー・グレーブス

 シリーズ第20作にして40周年。記念作だからかどうかは別にしても、とにかくド派手な印象の最新作。近頃はサイケな衣装のおバカなスパイ映画やらスキンヘッド暴力男のスパイ映画が本家の「007」をしっかり意識しているだけに、そんな若い世代にも楽しんでもらおうという狙いだろう、オープニングから激しい活劇が展開される。拘禁されたボンドがいたぶられる場面をタイトルバックに使うなんて、今までにない趣向。せっかく主題歌がマドンナなんだから、シーナ・イーストンみたいに全面に出しちゃえばよかったのに・・・。しかしそっからはボンドが汚名返上の大活躍をみせる。

 全作品見続けている僕らのような従来のファンは、どうしても「007」見るとディティールに目がいくんだよね。例えばQの部屋にあった今までの”お道具”の数々。「サンダーボール作戦」とか懐かしいよね。ボンドカーも英国産に戻ってアストンマーチンだし、マネーペニーのボンドへの恋心も描かれているし、さらには過去の作品へのオマージュの数々・・・あぁ楽しい。監督にしてもイギリス連邦から選出、ニュージーランド出身のタマホリ監督だもんね(大島渚の助監督経験あり)。

 タイムリーに北朝鮮が舞台となるけれど、”謎の多い国”として題材にしただけ。冷戦終結後のボンドシリーズの悪役は、あくまでも”個人”(本作では西洋文化かぶれの北朝鮮軍人)で、本作でもその流れは変わっていない。この映画について北朝鮮がアメリカにクレームつけてきた話は既に聞いていたけど、アメリカは出資しているだけだからねぇ。この扱いがひどいというなら、「リーサル・ウェポン2」の南アフリカの方がよっぽどひどい扱いだと思うけど。でも政治的な面をうやむやにしてきた最近のボンド作品よりは、よりスリリングでスパイ映画らしいと僕は思うのだが。

 お約束の綺麗どころでは、ハル・ベリー扮する米国諜報員ジンクスの活躍がやはり見どころ。ベッドシーンも今までになく激しいし、アクションをこなすボンドガールは久しぶり(例えばミシェル・ヨー)。昔は高いところにぶら下がって「ポパイ」のオリーブみたいに"Help Me~!"と叫んでるボンドガールが多かっただけに(例えばタニア・ロバーツ)、時代とともに女は強くなっている。ロザムンド・パイクもクールでよかった。二枚目の看板ボンドガールは添え物的扱いが多かった(例えばデニス・リチャーズやキャロライン・マンロー)けれど、今回は非常に重要な役どころ。ラストの女同士の戦いは、飛行機の中だから揺れるのはわかるんだけど、タマホリ監督揺らしすぎ!(笑)。ボンドとグスタフの格闘の方が画面の細部まで楽しめるのに、せっかくの美女がもったいなーい。

(2003年筆)

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