Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

3月のBGM

2012-03-31 | 音楽
2012年3月に聴いていた愛すべき音楽たち。欲しい新譜がいっぱいあるんだけど、お金がまわらないよ!Tommyの新作はいつ手に入れられるだろう。それでもPerfumeは買うんだろうが(恥)。

■Candyman/Steve Lukather
職場で席が近くのハードロック嗜好の男性と、昼休みによくロック談義をする。僕はキーボード弾きで彼はギター弾きなのだが、ギタリストが話題になると止まらない。憧れるギタリスト・・・となると、totoファンの僕としてはスティーブ・ルカサー。今月は2枚目のソロアルバムCandymanを通勤中ヘビロテしてた。totoで聴かれるAOR色はほとんどなく、ジミヘンのカヴァーもしたりロックを楽しんでいるアルバム。
Candyman

■Punch! Punch! Punch!/Crazy Ken Band
新作が聴きたいなぁー・・・と指をくわえつつ旧作を聴く。「長者町ブルース」や「葉山ツイスト」といったご当地色が濃い楽曲が目を引くが、僕は「暴動」や「からっぽの街角」など渋い楽曲がお気に入り。「右手のあいつ」「イヤッ!」のお遊びも楽しい。派手さはないけど、ついつい繰り返し聴く好きなアルバム。
パンチ!パンチ!パンチ!

■Vision Quest/Original Soundtrack
80年代にヒットしたサントラ盤。聴いてて勢いがあるよね、どの曲も。ジャーニーのOnly The Youngから、ジョン・ウェイトのChangeにつながる曲順がナイス(バッド・イングリッシュつながり!)。スタカンのShout To The Topを聴くと熊本のローカルMTV番組を思い出す・・・。そしてマドンナのGamblerとCrazy Foe You。Crazy For You大好きだったもんなぁ。気持ちが瞬間80年代に飛んでく。
Vision Quest: Original Soundtrack Of The Warner Bros. Motion Picture

■I am Sam/Original Soundtrack
ビートルズが聴きたくなってCD棚から久しぶりに引っ張り出した。ショーン・ペン主演映画のサントラで、全曲がビートルズのカバーという異色作。どんなアーティストがカバーしても、原曲のテイストをなかなか崩せないことを思い知る。シェリル・クロウのMother Nature's Sun、ベン・フォールズのGolden Slumbers、エイミー・マンのLucy In The Sky With Diamondが特に好き。・・・実は映画未見。
アイ・アム・サム I Am Sam (Music from and Inspired By the Motion Picture) - Various Artists

■Magnolia/Aimee Mann ほか
これも映画は未見なんだけど、ほぼ全編エイミー・マンの一人舞台のサントラ盤。不思議とこの雰囲気が好きで手放せないアルバムの一枚。ティル・チューズデイ時代から彼女の歌声は好きだった(大学時代やってたバンドの選曲会議で出したことがあるけど却下されたっけ)。ソロになってからのアルバムをもっと聴いてみたい。
Magnolia Music From Motion Picture

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今日の映画台詞・「女は女である」(1961)

2012-03-26 | 今日の映画台詞
今日の映画台詞◆

「24時間以内に子供が欲しい!」 
「女は女である」(1961)

◆ゴダール監督がアンナ・カリーナを主役に据えて愛情を込めて撮った自由奔放で楽しい快作。華麗なファッション、明るい色彩、彼女に翻弄される二人の男性はジャン・クロード・ブリアリとジャン・ポール・ベルモント。



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ゴールデンスランバー

2012-03-25 | 映画(か行)

■「ゴールデンスランバー」(2009年・日本)

監督=中村義洋
主演=堺雅人 竹内結子 吉岡秀隆 柄本明 劇団ひとり

公開当時に興味はあった。原作は読んでないけど面白そうなストーリー。他の映画を観に行った映画館で流れてた斉藤和義の「幸福な朝食、退屈な夕食」を聴いてグッときて歌詞をメモして帰った。タイトルになっているビートルズの曲は大好き。観るべき要素はあまたあったのだ。しかし、信頼できる映画仲間の「今ひとつ」のひとことで、一気に気持ちが萎えてしまってた。今頃やっと観る気になって鑑賞。うーん、なかなか面白いやん。問答無用で首相暗殺事件に巻き込まれる冒頭。いかにも人の良さそうな堺雅人のキャラが見事に生きているし、物語の重い部分を担ってくれる吉岡秀隆も存在感。キャスティングは(原作読んでる人には異論があるだろうけど)適材適所と思われる。謎の通り魔少年濱田岳、無言でショットガンをブッ放つ永島敏之、柄本明の凄み・・・役者の使い方上手いなぁ。脇役一人一人がきちんとストーリー上で見事に絡んでくる。

日本の娯楽映画は、森村誠一原作の角川映画の時代から(?)巨大な権力に立ち向かうストーリーが好きだ。しかしそうした物語は今どきの日本映画では見られなかった。「ゴールデンスランバー」では、突然首相暗殺犯に仕立て上げられてしまう主人公と同じように観客にも情報は与えられない。主人公が知らなくて観客が知ることができるのは、元恋人の竹内結子の行動くらい。だから主人公と同じように不安な状況に置かれることになる。権力に立ち向かう映画なら最近「ワイルド7」があったけど、それは立ち向かうべき相手は明確で、それをいかに攻めるのかが主眼点。「ゴールデンスランバー」は陰謀を巡らせた権力の存在は匂わせるけど姿を現すことはない。その分だけハラハラするし、ドキドキさせられる。これは原作の上手さなんだろうし、並行する二人の姿と、学生時代の思い出をうまく配置した脚本の上手さかもしれない。斉藤和義の音楽はクールでかっこいいし、映画の前半は僕はかなり満足できていた。

映画後半になって、白黒つかない結末とやや都合のいい展開に次第に気持ちが冷めてきたのも事実。学生時代からかなり経っているのに河原に長いこと放置されたカローラが動くこと、街中のマンホールに花火を仕込むクライマックスはそれはちょっとどうなの?と冷静になってしまった。多分、映画仲間が今ひとつ納得できなかったのはこれが理由だ。しかし、この物語は青春時代のノスタルジーを背景に持つファンタジーだ。この映画が求めたのは陰謀の裏側を突き止める明快な結末よりも、あの頃の思いを今に重ねる大人の懐古なんだろう。僕が残念だったのは、ビートルズの楽曲が謎解きに生かされなかったこと。それを物語上期待していたんだよね。”かつて帰るべき場所があった”という歌詞を、後戻りできない吉岡秀隆の姿と、学生時代ではない今の自分たちに重ねているのは上手いと思うけど。いちばんグッときたのは、実家に押しかけたマスコミを伊東四朗演ずる父親が声高にあしらう場面。「オレは生まれたときからあいつを知ってるんだ。あいつは犯人じゃない。」・・・これぞ愛です。

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今日の映画台詞・「パンダコパンダ」(1972)

2012-03-24 | 今日の映画台詞
今日の映画台詞◆

「パパは帽子をかぶって会社に行くもんでしょ。」 
「パンダコパンダ」(1972)

◆トトロの原点である高畑勲&宮崎駿作品。一人暮らしの少女ミミ子が出会ったパンダの親子。パパンダ(声は熊倉一雄)を父親のように慕うミミ子のひとこと。今どき帽子で通勤なんて、磯野波平くらい?

・・とか言いながら、帽子をかぶって出勤って大好きなんです!。はい。やっぱり目立つ存在にはなるけど。暖かくなったら復活するかな。


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すべての男はアンパンマンである。

2012-03-23 | その他のつぶやき


 近頃、うちの子(幼稚園児・当時)は「それいけ!アンパンマン」にはまっている。多彩なキャラクターが次々と登場し、大人が見ていても楽しめる。キャラクターたちはそれぞれその分野のスペシャリストばかりである。例えば、 てんどんマン・カツどんマン・かまめしどんの丼ブラザースは、その名のとおり丼のスペシャリスト。ハイカラなカツ丼マンは英語も堪能だ。鉄火の巻ちゃんとかハンバーガーキッドだとか、姿を見れば名前さえ想像がつく。

 ところで、僕が思うに、この物語の中には”男の悲哀”がいっぱいである。最も可哀想なのはわがまま娘(どきんちゃん)に振り回されてばかりいる悪役、ばいきんまんだろう。「お腹すいた~、何かない~」と言われてばいきん城を出ていくばいきんまんの姿は、哀愁そのものだ。

 一方、主人公たるアンパンマンは困っている人を助けたり、お腹を空かせた人々に自分の顔をちぎって与えることを日々やっている。だが、彼は顔が汚れたり、濡れたり、つぶれたりするだけでもパワーダウンしてしまう。それにもかかわらず彼は顔をちぎって与える。この行為は、本人は笑顔を保ってはいるが、まさに”身を削る”行為なのである。

 アンパンマンは正義を守るヒーローだ。このコミュニティーの治安と平和を守る役割を果たしている。しかし、他のキャラがその食物に関するスペシャリストであるのに対して、アンパンマンだけはあんぱんを作るということはできない。例えば、同じ正義の味方であるハンバーガーキッドは、ばいきんまんに襲われて食糧が無くなった町を救うためにハンバーガーを作って提供することができるし、ところてんまんは屋台を引いて各地をまわって、ところてんの美味しさを伝えている偉大な伝道師だ。

 他にも食べ物を作らないキャラはいる。しかしその大半はメロンパンナちゃんとかちびぞう君のような小学生か、歯みがきまんとかバイオリン弾きのピーターなどのゲストキャラである。つまりアンパンマンは生産性のある仕事ができる訳ではないのだ。悪い言い方をすれば腕力と正義感を武器にしているだけの人なのだ。おまけに、ばいきんまんの策略で顔を濡らしてしまってパワーを失った場合には、生みの親であるジャムおじさんに助けてもらう他はない。危機を一人で乗り切ることはできない、いわば親に頼り切りの情けないヤツなのである。

 シリーズの一編に「ぼくのアンパンマン」(98年)というのがある。いつもはばいきんまんが悪さをして、アンパンマンが登場。ばいきんまんの反撃で顔にダメージを負うのだが、新しい顔に替えてパワーアップ、あんパンチでばいきんまんを倒す、というのが「水戸黄門」ばりの黄金パターン。ところがこの「ぼくのアンパンマン」は以下のような内容だ。

 アンパンマンが日頃どんな活動をしているのか?。困った人々を助けているというが、これはその実態を描いたものだ。砂漠で倒れているストーンマンを救ったり、海底で岩に挟まれたチビマリンを助けたりというエピソードが語られる。皆お腹を空かせているので、力が出ない。その為アンパンマンは自分の顔をちぎって与え、彼らを救うのだ。ところが、アンパンマンは顔をちぎりすぎた為にうまく飛ぶこともできなくなった。パン工場に戻る途中で雨も降り始め、木陰で雨宿りをすることになる。ぐったりして気力も失いかけたアンパンマン。だが、彼が救った子供たちや彼の帰りをパン工場で待つ子供たちの声が虹となって、雨もあがる。アンパンマンは再び立ち上がってパン工場への帰途に就くのだった・・・。

 どうだろう。これは日々がんばっているお父さんの姿ではないだろうか。制作者サイドにそういう意図があったかどうかは別にしても、僕にはそう感じられてならない。

 「ねぇ、お父さんって毎日どんなお仕事してんの?」と尋ねてくる子供たちや、「どうせ家じゃ粗大ゴミなんだから」と夫にねぎらいの言葉もかけない奥様たちよ、このエピソードを見なさい!っと小沢昭一風に僕は言いたいのだ。

 顔をちぎって与えるアンパンマンは、作り笑顔で得意先回りをして神経をすり減らしているお父さん。
顔を替えてもらって復活するアンパンマンは、失敗してばかりいるお父さん。
正義感をひけらかすアンパンマンは、がんばり屋で仕切り屋のお父さん。
粗大ゴミ扱いされているお父さんは、どきんちゃんに「おばか!」と罵られるばいきんまん。
尻に敷かれているお父さんは、「何かないの~」と言われてパン工場を襲うばいきんまん。
そして、あんぱんを作れずに、正義感だけでにコミュニティに貢献しているアンパンマンや、自分の得意分野だけで勝負しようとする数々の登場人物たちは、”これだけしかオレはできないから”と地道に頑張るお父さん。

 世は何でもできるゼネラリストが求められる時代かもしれない。しかし、アンパンマンのみならず、「それいけ!アンパンマン」のキャラたちは地道なるスペシャリストたちだ。しかし彼らは、自分にしかできない”これだけ”を大事にして、懸命に取り組んでいる人々なのだ。実はこのアニメはすごく僕ら男たちに勇気をくれる物語ではないだろうか?。
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スターウォーズ エピソード1:ファントム・メナス3D

2012-03-22 | 映画(さ行)

■「スターウォーズ エピソード1:ファントム・メナス3D/Starwars Episode1 - The Phantom Menace 3D」(2012年・アメリカ)

監督=ジョージ・ルーカス
主演=リーアム・ニーソン ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ジェイク・ロイド

 エピソード1が公開された1999年。いろいろ思い出すことがある。北九州市に初めてシネコンがオープン。僕がそこで初めて観たのはこのエピソード1だった。予告編が日本で初めて放送されたのは、確か「ニュースステーション」の番組内。翌日の朝、僕が担任していたクラスの男子たちの話題もエピソード1。彼らは”なんかすごいものを見た””あれは何なんだ”とわくわくした雰囲気で話していた。教卓に向かった僕は、彼らにこう言った。「それに関して語ってやりたいことは山ほどある。でも、まずやるべきことをやろうか!」と言って出席をとったっけ。そしてその年、僕は父親になった。その子は後にブログでルークと呼ばれることになるのだが。

 3D映画を観る度に「スターウォーズ」だったらどんなだろう・・・とずっと思っていた。背景まで世界をきっちり作り込んである映画だし、宇宙船のドンパチはきっと客席に向かって飛んでくる。3D映画は基本的に奥行きがあるもの。過度に飛び出す映像は技術的に可能だが、2時間の劇場映画でそれをやると観ている人は疲れてしまうのだそうである。だから映像にスケール感があって細部まで楽しめる映画となれば「スターウォーズ」はその筆頭。エピソード1から順に3D化されるのは、僕らにとっては新たなムービーイベントになるだろう。あの場面はどう見えるんだろう・・と今から楽しみ。

 シリーズ最初のエピソードだけにエピソード4~6の旧3部作につながるディティールが嬉しい。見どころのひとつポッドレースの場面は、公開当時には「これ「ベン・ハー」の戦車レース場面のパクリやん!」と感じて冷めてしまったのだが、改めて観るとそのスピード感と編集はよくできている。今どきの映画では、アクションの激しさが災いして何を見せたいのかよくわからないものがある。クライマックスの宇宙戦につながるように、アナキンの非凡さがきちんと表現されているな、と思った。ダースモールの勇姿を再びスクリーンで観られたのも嬉しい。ディティールや技術にどうしても目がいってしまうのも「スターウォーズ」なのだが、ルーカス監督は民主主義について考える映画でもある、と言っている。エピソード1では惑星ナブーに暮らす異民族が協力し合う「共存」がひとつのテーマとも言えるだろう。



コメント (2)
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3月17日のメフィラス星人

2012-03-18 | Weblog
地球人諸君、メフィラスだ。

ユーザー氏は真っ暗な椅子だらけの部屋に時折通う。今日は同胞たちとそこへ出かけたらしい。

この星では、リュミエールという人物が発明して以来100年以上続く娯楽だそうで、
その暗い部屋で時間を過ごすことがユーザー氏には楽しみなのだ。
光で映し出された映像を見て泣いたり笑ったり。
自分が体験している訳でもないのに、まったく地球人のすることはわからない。

ユーザー氏はこんなものを持って帰ってきた。

限定された人にしか手にできないカードだと言っている。

このカードに描かれているのはクワイ・ガン・ジンというジェダイナイト。
手にした光る剣で戦う名手らしいのだ。

そういえばユーザー氏もこれとそっくりな剣を持っている。
橙色で振り下ろすと音をたてる剣だ。
家族には見せないようにしているようだが・・・まさか!彼もジェダイの騎士なのか?

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3月14日のメフィラス星人

2012-03-15 | Weblog
地球人諸君、ごきげんよう。メフィラスだ。
今日はユーザー氏の息子のテリトリーを探索してみた。おそらく父親の部屋から持ち出したと思われる本がけっこうあるな。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース) 連邦の白いヤツ。 火の鳥 (1) (角川文庫)国民的な名作。 ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ)七日間戦争。 
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)これはラノベか。 三国志 (1) (ポプラポケット文庫 (106-1)) ほほぉ三国志か。 獣の奏者 I 闘蛇編エリンだな。
ふうむ。息子は中学1年と聞いているが、なかなかマセたものを読むようだな。
・・・と考えていたら緑色のヤツが上から見下ろしていた。

「ゲーロゲロゲロ。だーれでありますか?」
「私はメフィラス星人。地球を征服しにきた。」
「同業者さんでありますか。我が輩はガマ星雲から来た者であります。」
・・・どうやら彼も地球征服を目的にやってきた者らしい。
「地球(ペコポン)はなかなか楽しいところでありますよ。この部屋にはガンプラもあるし。」
「いずれは争わねばならないかもしれないな。おぬしとは。」
彼にも「私に地球をくれ」と言ってみた。
「ゲーロゲロゲロ」
・・・バカにしてるのか?こいつ。彼とは地球を賭けていずれ戦うことになるのかもしれないな。
また会おう。軍曹。

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今日の映画台詞・「初体験リッジモント・ハイ」(1982)

2012-03-14 | 今日の映画台詞
今日の映画台詞◆

「プレイボーイ今月号のボー・デレク見た?」 
「初体験リッジモント・ハイ」(1982)


◆フィービー・ケイツの真っ赤なビキニが忘れられない青春映画。やんちゃだったショーン・ペンが話題にしてたのは「類人猿ターザン」のセクシー女優。いつの世も男子の話題は変わらないものさ。

FAST TIMES AT RIDGEMONT HIGH


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二人で歩いた幾春秋

2012-03-13 | 映画(は行)
■「二人で歩いた幾春秋」(1962年・日本)

監督=木下恵介
主演=高峰秀子 佐田啓二 久我美子 山本豊三 倍賞千恵子

東京タワー オカンとボクと、時々オトン」で、主人公の母親を演じる樹木希林が「あんたの卒業証書は私の財産」と言う。確かに子供によい教育を受けさせることは何かとお金がかかるもの。二児の父になった今、それを身をもって実感している(泣)。「東京タワー」を観たときは、樹木希林の言葉ひとことだけだったのもあり、「大変だったんだろうな。」くらいしか思えなかった。しかし、この「二人で歩いた幾春秋」で夫婦が貧しいながらも京都大学に子供をやる姿を見て感じたのは、紛れもなく”親のありがたみ”。そして今頑張っている自分が励まされたような気持ちになった。卒業式で手を取り合って涙する夫婦に、思わずジーンとしてしまった。正直なところ観る前は、自分はこの映画に共感できる部分があるんだろうかと不安だったのだが。

戦争が終わって道路工夫として働くことは楽な生活でないことは想像できる。それに映画で観る限りは決して敬われる仕事でないことがわかる。映画の端々に懸命に生きる庶民が耐えながら歯を食いしばる姿が描かれる。一昨年、木下恵介監督作「この天の虹」を観た。八幡製鉄所を舞台にしたこの映画で、木下恵介監督は「働く人々の健康と幸福を祈ります」とのナレーションでこの映画を終わる。悩みや苦労を抱えても地道に頑張る庶民をねぎらってくれる映画。「二人で歩いた幾春秋」も共に歩く夫婦へのねぎらいの物語でもある。監督の視線はいつも優しい。

夫婦を物語の中心にでんと据えていることと、長い期間が描かれていることで、細部が語り尽くせていない部分がある。それゆえにやや物足りない。どうして息子は嘘をついてまで京都に行く必要があったのだろう。倍賞千恵子(初々しい!)演ずる恋人とのエピソードももっと見たかった。佐田啓二が突然家を飛び出して、初恋の人久我美子と旅館で会う場面。これもちょっと解せないよなぁ。だが、この映画で日々頑張ってる自分を勇気づけられたのは確か。それは他の映画では得られない収穫だった気がする。




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