Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

年末のご挨拶

2006-12-31 | その他のつぶやき
本年もこのブログをご愛顧下さいましてありがとうございました。
来年もこのブログはこれまでどーりにやって参りますのでどうぞよろしく。

来年はそうですね、ともかく・・・小説の第2弾終わらせます(汗)。
年末にしようと思ったんだけど職場にメモ忘れて帰っちゃって・・・(言い訳)。
本家サイトの「80's Movie Hits!」もいろいろ更新したいですね。
うちのレイア姫(5歳児)が4月から1年生になることですし・・・子供のネタも可能な範囲でもっと書きたいな。

いろいろあった2006年でしたが、
2007年が皆様にとってよい年になりますように。

今年のしめくくりはこの曲を聴きながら。
今年出会えたすべての人々と、これからも仲良くしてくれるすべての人に感謝を込めて。
松任谷由実の A Happy New Year。

昨晩お会いしましょう

A Happy New Year
大好きなあなたの部屋まで/凍る街路樹ぬけて急ぎましょう
今年も最初に会う人が/あなたであるように はやく はやく

A Happy New Year
新しいキスを下さい/そして鐘の音 通りにあふれて
今年も沢山いいことが/あなたにあるように いつも いつも

A Happy New Year
今日の日は あぁどこから来るの/陽気な人ごみにまぎれて消えるの
こうしてもうひとつ年をとり/あなたを愛したい ずっと ずっと

今年も沢山いいことが/あなたにあるように いつも いつも

皆様よいお年を

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ルークの怪獣図鑑(18)

2006-12-30 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)の絵で綴るウルトラ怪獣図鑑。第18回はメフィラス星人の登場。ウルトラマンの銀と赤に対して、黒と青でカラーリングされたと言われる。青い目が印象的だ。顔の部分が複雑なのだが、ルークの絵は雰囲気を伝えている。ルークはこのエピソードが気に入っている様子で、今日も「もう一回見たい」と言う。

登場したのは「ウルトラマン」33話「禁じられた言葉」。子供にテレパシーで接触し、「地球をあげます」と言わしめようとする。暴力的な手段で地球侵略するのではなく、一見あくまでも紳士的に対応する。フジ隊員が巨大化して町を破壊する場面は笑ったなぁ。唖然とした科特隊の面々。そしてケムール人やバルタン星人、ザラブ星人を率いて彼らですら自分の配下である、と言う。うーん、どう聞いてもハッタリとしか思えないんだが・・・。ウルトラマンと決着をつけずに去っていった侵略者として記憶に残る。だからこそ余計に不気味。ルークもそんなメフィラス星人をかっこいい悪役と思っているのだろうか。ウルトラマンに「お前は地球人なのか?宇宙人なのか?」と強く迫るところ・・・それまでにないテーマを持ったエピソードだった。それだけに異質だし印象的。

円谷プロの通販ページに六星人占いってのがある。シリーズに登場した6星人に分類する占いなんだが、僕はメフィラス星人なのだ。その内容とは・・・
>子供相手にムキになったりするのも、このタイプの特徴です
はははは(爆)わかるわかる。妙に幼いところあるもんな。
恋愛に関しては・・・
>力ずくで奪おうとはせず、時には甘い言葉、時には脅迫などを使い分け、懸命に口説く・・・
・・・う~ん、昔っからあきらめが悪くって気持ちを引きずることあるんだよな。
>相手に断られると、「何故”私をあなたにあげます”と言えないのか!」と逆ギレするタイプです
げげー、経験あるかも。33話のあの場面のことを言ってるんだろうな。自分の真剣な気持ちが理解されない時に、キツい発言しちゃったことある。おふざけな占いだと思ったけど意外と・・・いい線ついてるかも。ちなみにルークもメフィラス星人・・・。

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12月のBGM

2006-12-29 | 音楽
今月通勤中などに聴いた主なCDは以下の通り。今月はクリスマスソング特集やってたんでそうした音楽もよく聴いた。

①クリスマスにラブソングを/various
クリスマスにラブソングを
SONY系列のアーティストによるコンピレーションアルバム。松田聖子に浜田省吾、ユニコーンに佐野元春、CURIOに槇原敬之・・・新旧の楽曲が程よくブレンドされて聴きやすい1枚。名曲「雪が降る町」を聴くと、あぁ今年も終わりだなぁ・・・と改めて思う。カズンの「冬のファンタジー」久々に聴き入ってしまう。あーっ!カラオケ行きたい。

②Fearless/Eighth Wonder
クロス・マイ・ハート
「モンマルトルの森」が無性に聴きたくなって買っちゃった。コテコテの80'sサウンドだらけで懐かしい。「クロス・マイ・ハート」のイントロのシンセ音なんかお涙もん。それにしてもパッツィ・ケンジットのヴォーカル、今思えばあれこそ”エロかわ”だったのでは。「リーサルウェポン2」や「ブロンドの標的」を久々に観たくなる・・・。

③I LOVE X'MAS/tommy heavenly6
I LOVE XMAS (初回限定盤)(DVD付)
大好きなtommyの最新シングル。詳しくはこちらで書いちゃったんでご参照を。tommy february6共演のPVも楽しい。

④SINGLES/和久井映見
SINGLES
すいません音楽的に節操がなくて(恥)。「マイ・ロンリィ・グッバイ・クラブ」がふと聴きたくなって・・・(こんなんばっかり)。立ち寄った中古店で290円也。大好きだった「天使にスリルを教えてあげて」「アキラが可哀相」も収録されてるし。もすこしヒットがあれば歌も続けてただろうになぁ。

⑤The Very Best Of Robert Palmer/Robert Palmer
ヴェリイ・ベスト・オブ・ロバート・パーマー
これも中古店でゲット。80年代を中心にしたロバート・パーマーのベストアルバム。ついに40代の仲間入りとなった僕ですが、来年はロバート・パーマーを見習って男の美学を磨きたいと思う今日この頃でございます。はい。

⑥A Very Special Christmas 2/various
クリスマス・エイド2
クリスマスシーズンになるとついつい手にしてしまうコンピ盤の傑作。ジョン・ボン・ジョビ、デビー・ギブソン、フランク・シナトラ&シンディ・ローパー、トム・ペティ、ランDMC・・・とヴァラエティに富んだミュージシャンたちがクリスマスソングを持ち寄った。僕のお気に入りはハートのアン&ナンシー姉妹の「Blue Christmas」とエクストリームの「Christmas Time Again」。

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硫黄島からの手紙

2006-12-26 | 映画(あ行)

■「硫黄島からの手紙/Letters From Iwo Jima」(2006年・アメリカ)

監督=クリント・イーストウッド
主演=渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童

 軽々しい言葉でこの映画を語るのが恥ずかしく思える。それくらいに劇場を出た後も、重いけれども他の映画では感じ得ない余韻に浸っていた。この映画を力作と言わず何と言おうか。クリント・イーストウッド監督の一貫した”人間”を見つめる視線は、非アメリカ人キャストで極まった。国境を越え、戦争がいかに人間性を失わせるのか、戦争の愚かさをつくづく考えさせられる。出演者の熱演は素晴らしい。渡辺謙扮する栗林中将の生き様、伊原剛志扮する西中佐・・・。

 イーストウッドのプロダクションである「マルパソ」と、スティーブン・スピルバーグの「アンブリン」の名が並ぶタイトル。スピルバーグはここ10年余、エンターテイメント路線とは異なる映画を通じて歴史を見つめてきた。それを通じて平和を訴えるのが自分の使命だと言わんばかりに。そして現代ハリウッドで人間をきちんと見据えて映画を撮れるイーストウッドの演出。ハリウッド映画がここまで真剣に日本人を描いたことに感動を覚える。捕虜となった米兵が持っていた手紙を伊原剛志が読み上げる場面には涙を堪えた。「鬼畜」と教えられてきた敵が同じ人間だと理解する瞬間。きっとここは国境や人種を超えて感動を呼ぶはず。ただ日本人が生きて帰ることを「恥」と感じていたことは描きにくいところかな・・・すり鉢山陥落後死を命ずる上官の姿は、他の場面が丁寧なだけにやや唐突な印象を受ける。

 同じ太平洋戦争を扱った「シン・レッド・ライン」では、疲弊した日本兵にさえ苦戦する米軍が描かれた。力作だったが日本ではヒットしなかった。日本が負ける映画だからだ。一方で甘っちょろい「パールハーバー」はヒットした。日本が勝つからだ。日本人は何とも身勝手である。しかしこの「硫黄島からの手紙」はハリウッドが日本人を理解しようとしたひとつの到達点として受け入れられることだろう。「ウインドトーカーズ」で、戦争をしているが「50年後には日本人と酒を酌み交わしているかも」という台詞があった。かつて戦火を交えた日本人をハリウッドが理解するまで60年かかった・・・ということなのかな。そう思うと、世界中で続いている、国と国との不寛容が生んでいる紛争や対立についても考えてしまう。ハリウッドがいつかイラクを、ベトナムを、この映画のように描ける日が来るだろうか。それにつけても、遺された手紙からその人を理解する・・・というお話は「マディソン郡の橋」にも通ずるところだよね。イーストウッドの好きなパターンなんだろか。

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ルークの怪獣図鑑(17)

2006-12-25 | うちの子に御用?
 うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)の絵で綴る怪獣図鑑第17回。今回はウルトラの父。やっぱり赤いマントが印象強いですよねぇ。4万歳のウルトラ族にしか生えないとされるヒゲ。これもきっちり描かれています。

 「ウルトラマンA」でサンタクロースに扮して登場するエピソードがありますが、23日放送の「ウルトラマンメビウス」はその後日談のようなお話。クリスマスにはウルトラの父が降り立つ・・・ということから”ウルトラの父降臨祭”なる催しが開かれている。ある少年は父親とその降臨祭に一緒に行く約束をしていたのだが、父親は急にお仕事。「お父さんのうそつき!」と予想通りの展開となる。家を出て行く父親の泣きそうな表情が実によかった。
「そんな聞き分けのない子は、お父さん・・・もう、知らないゾ!。」
何気なく見ていたのだが、この顔を見て思わず身を乗り出していた。やはり僕も父親である。

 一人で降臨祭に来た少年。しかし会場付近に怪獣が出現して少年は危機に。メビウスが戦う。その最中、少年が階段から落ちそうになるところで、お父さんが滑り込み!。
「何故ここに?お仕事は?」「それどころじゃないさ。」
少年をおんぶして走る父親。その背中で少年が言う。
「わがまま言ってごめんなさい!。」
どわーっ!泣きそうになりました。近頃すっかり涙腺が弱くなった僕。
アナキンtak「うわーっ、今ちち(注・ちちと呼ばれている)泣きそうになったよ。」
ルーク「えっ?ほんとに?男か、ほんとに。」
えっ?ルーク冷たいじゃん。ルーク、画面に夢中なのだ。
結局、戦いは危機に陥ったメビウスをウルトラの父が助けて終結。画面のお父さんが叫ぶ。
「昔見たのと同じだよ!」
そうそう、画面のこっち側のお父さんもみーんなそう思ってる、思ってる。今全国で何人のお父さんが頷いているんだろう。

 それにしても、このエピソード。全く母親の影がない。そこを不自然に思う人々よ。これでいいのだ。「ウルトラマン」の感動を共有できるのって、所詮は父と子なのだ。男の子は「ウルトラマン」などのヒーローもので様々なことを学んで大きくなる。それは正義感だったり勇気だったり優しさだったり。世のお母さん達はそれを”暴力的”の一言で片付けようとする。そうした意見に対する答えは、既にウルトラマンガイアの劇場版で示されている。この機会に是非ご覧あれ。もちろん、父と子でね(笑)。



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ウルトラマンティガ&ダイナ ウルトラマンガイア 超時空の決戦

2006-12-25 | 映画(あ行)


■「ウルトラマンティガ&ガイア ウルトラマンガイア 超時空の決戦」(1999年・日本)

監督=小中和哉
出演=吉岡毅志 濱田岳 斉藤麻衣 渡辺裕之 平泉成

 「ウルトラマンガイア」の劇場版で、主人公たちの活躍をTVで見ている別次元(つまり我々の世界)で起こった危機をガイアが救うという、凝ったストーリー。勉少年の夢に出てきた赤い球体は、手にした人の願望を現実のものにする力をもつ、物質文明の到達点と言える産物だった。「ウルトラマン」をこよなく愛する勉少年はガイア(我夢)を呼び出すが、悪ガキたちが怪獣を呼び出したことから破滅の危機が生じてしまう。

 「ガイア」のTVシリーズは話が難しい。子供番組のくせにすごく高度なのだ。”破滅招来体”と呼ばれる怪獣たちによる地球の危機は、人類の自然破壊が原因という設定。人類の存在は地球にとって善なのか?悪なのか?という究極のテーマのもと、大地が生んだウルトラマン”ガイア”と海が生んだウルトラマン”アグル”の対立がシリーズ前半の基軸となっている。「子供にわかるのかなぁ?」と思うことしばしば。うちのルーク・スカイウォーカーに「ガイアとアグルって何故戦うの?アグルは悪者?」と聞かれて困ったこともある。

 で、この映画。これがよくできている。より強いものへの憧れから怪獣を呼んだ子供達は、次第にその怪獣に自分たちの社会・環境への不満や反発の感情を込めていく。主人公勉少年はかとうかずこ扮する母親(カレー作ってくれそう・笑)に「ウルトラマンから卒業しなさい」と言われている。クラスメートも勉の怪獣話や空想話に取り合ってくれない。だがそんな子供達もテストや宿題に追われたり、好きなものを好きといえない苦痛を感じているのだ。勉の友人の秀才メガネくんが球を手にして、「こんな世界壊れてしまえ!」と叫ぶところは悲痛な響きだ。日頃「ウルトラマンが好きなんて、いかんですな」と言っている悪ガキが、怪獣が出た途端に全長と体重を叫ぶところは笑った。なんだ、みんな「ウルトラマン」好きなんだ!。そして勉少年は勇気を出して世界の危機とガイアのピンチを救う。

 昔の「ウルトラマン」シリーズで、子供が多くかかわるエピソードには教訓的要素がいっぱいあったのね。この映画のストーリーみたいにとにかく”勇気をもとう!”と奮い立たせてくれるものも。凝ったSF話や勧善懲悪に徹する話もいいけど、この映画のような勇気をくれるエピソードが「ウルトラマン」には欲しい。格闘がどうしても要素として欠かせないため、世の母親からは嫌われる。「そんなんばっかり見せないで!」とののしられるのも世の父親の役割だけど(笑)、男のコにヒーローものって必要だと思うんだ、いろんな意味で。この映画はそんな世間の意見に対する答えだとも思うのね。やっぱりみんな好きなんだよ。

ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦+ウルトラマンM78劇場ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦+ウルトラマンM78劇場
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続・J-POPオンリーのクリスマスアルバム(8)

2006-12-24 | 音楽
J-POPだけでクリスマスソングのコンピレーションをつくるとしたら、あなたは何を選びますか?最後はけっこう定番なこの2曲で。いかが?。

⑮いつかのメリークリスマス/B'z
早いもんだな、この曲が収録された「Friends」がリリースされてから、もう10年以上経つ。前の仕事している頃で、営業車の中で今くらいの時期に繰り返し聴いていたっけ。この頃のB'zが一番好き。同アルバム収録の「恋じゃなくなる日」は名曲だと信じて疑わない僕です。多くの恋人達に今夜が”恋の終わりと愛の始まりの日”となりますように。

いつまでも手をつないで/いられるような気がしていた
何もかもがきらめいて/がむしゃらに夢を追いかけた
君がいなくなることを/はじめて怖いと思った
人を愛するということに/気がついたいつかのメリークリスマス

FRIENDS

⑯雪が降る町/UNICORN
厳密にはクリスマスソングとは言えないかもしれないけど、この時期の雰囲気を強く感じられる曲として、やっぱりこれは外せない。僕の大好きな曲。民生の不器用な優しさがにじみ出てくるような歌詞に、なーんか共感してしまったり。

僕らの町に今年も雪が降る/見慣れた町に白い雪がつもるつもる
あと何日かで今年も終わるから
たまには二人でじゃま者なしで少し話してのんびりして
世の中はいろいろあるから/どうか元気でお気をつけて

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

・・・という訳で今年も16曲選んでみました。選びたかったけど外れた曲もあるけれどそれはまた別の機会に。

今年はどんなクリスマスを過ごしていますか?。
別府湾で花火みている人も、その帰り道の大渋滞に巻き込まれてる人も、イヴ明けが何で月曜日なのかイライラしている人も、ここが夜景の穴場なんだよって日頃行きもしない高台のレストランに行く予定の人も、オレっち仕事じゃけぇ!とクリスマスに頑張ってる人も、独身最後だからってハメ外してる人も、クリスマスだからちょっと素直になってみるかって思ってる人も、奥さんにプレゼントをこっそり用意しているお父さんも、世界中の人にメリークリスマス!

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続・J-POPオンリーのクリスマスアルバム(7)

2006-12-23 | 音楽
新旧J-POPでクリスマスコンピ盤をつくるとしたら、あなたは何を選びますか?。今年の第7回はこちら。いかがでしょ?。

⑬白い恋人達/桑田佳祐
正直言うとサザンオールスターズは苦手。でもKUWATA BANDを始めとする彼のソロワークスには強く惹かれる。桑田さんはサザンでは仲間と音楽をひたすら楽しんでいる。それはリスナーまで巻き込む楽しさ。だから時にリスナーの期待を裏切れない。だけどソロ作品では実験的なところも含めて別な意味で真剣。それが楽曲としてのクオリティや遊び心やこだわりあるカヴァー曲へとつながっている。コカコーラのCMソングとして流れたこのクリスマスソングも、そうして生まれた名曲のひとつ。もっと冬の定番になってもいいくらいなのに。

夜に向かって雪が降り積もると/悲しみがそっと胸にこみあげる
涙で心の灯を消して/通り過ぎていく季節を見ていた
今宵涙こらえて奏でる愛のSerenade/今も忘れない恋の歌
雪よもう一度だけこのときめきをCelebrate/ひとり泣き濡れた夜にWhite Love

白い恋人達

⑭メリークリスマスミスター一休さん/清水ミチコ
2度目からは笑えない、という方もあるだろう。だがこれはひとつのネタであると同時に立派なクリスマスソング。室町時代の小坊主に聖夜・・なんて不思議な取り合わせだろう。このアイディアに僕は敬意を表する。やっぱすごいよ、ミッちゃん。シングル「月刊明星メドレー~シブイ編」のc/wでもあった。このシングルは本当に価値ある1枚。

(歌詞は省略・・・だってネタがわかっちゃうもん!)

飴と鞭

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続・J-POPオンリーのクリスマスアルバム(6)

2006-12-22 | 音楽
新旧J-POPの楽曲でクリスマスコンピ盤をつくるとしたら、あなたは何を選曲しますか?今年の第6回はこんな新旧2曲で。

⑪I LOVE X'MAS/tommy heavenly6
名曲Hey My Friendを思い出させるアレンジとメロディーライン。誰かの言葉で勇気づけられたこと、ふとしたことで大切だった人を思い出して切なくなったこと・・・ありませんか?。雪空の下で募るそんな思い・・・。tommyの詞はときどき本人しかわからない部分があるらしいけれど(笑)、この曲は詞を噛みしめて聴いて欲しい。

誰かのために何かになろうとしなくていい/君は君のままでいてほしい
そのままで/自分の好きな自分でいい
夜を飾ったトナカイの列/降り注ぐ真っ白な雪が蒼い街を包み込んでいく
Happy merry merry christmas/幸せの鐘が鳴り響く/天空を称えて
急にせつなくなって涙が溢れた/駆け出す/今すぐに会いたくて

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⑫遠い街のどこかで・・・/中山美穂
アイドルものも入れとかないと・・・。毎度おさがわせしていた頃とは違って、バラード歌うようになってからミポリンは変わったよね。クリスマスソングであるこの曲もそうした流れの一曲。

ひとり言が部屋の中/雪のように降り積もって/涙で溶けていく
Happy Merry X'mas/あつい想い届けて/一番好きな人にそっとつぶやく
Happy Merry X'mas/たとえ離れてても/同じ星を見ている
遠い街のどこかで・・・

COLLECTION III

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私の頭の中の消しゴム

2006-12-21 | 映画(わ行)

■「私の頭の中の消しゴム/A Moment To Remember」(2004年・韓国)

●2006年中国金鶏百花奨映画祭 女優主演賞

監督=イ・ジェハン
主演=チョン・ウソン ソン・イェジン ペク・チョンハク

若年性アルツハイマー症をめぐる夫婦の愛の物語。永作博美と緒方直人主演のドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても」の翻案なんだそうだ。この題材は涙涙の湿っぽい韓国映画(ドラマ?)の作風にはむしろ向いているように思える。オリジナルのドラマはみたことないけど(永作ファンのくせに・・・)、この映画はリメイクとしてはかなりの成功作だろう。

記憶をなくしていくことで、愛する気持ちも消えてしまうのか・・・その現実に懸命に立ち向かおうとするヒロインが書いた手紙。それを読んで号泣するチョン・ウソンの姿。もう力業で泣かされちゃう映画だ。それは前半の幸せな二人を描く場面との落差が大きいからだろうか。二人の新婚生活なんて、もう勘弁してっ!てくらいに楽しそう。バスローブの中を覗いて、お姫様抱っこ!くーっ!それに一流の建築家をめざす彼の夢に、彼女が最大の理解者になっているところ。二人でプレゼンの練習!くーっ!(冷静さを失いそうだ)。一転して症状が悪化してから。現実はもっともっと厳しいと思うのだが、そこはさすがに映画だから綺麗にまとめている。そういう意味では甘すぎる映画かもしれない。最後の「天国なの?」の場面も、やり過ぎだろうと思えた。でも、それでも涙誘われちゃうんだよなぁ。

韓国映画はいい台詞がいっぱい。この映画でも”いい大工”についてお義父さんが語るところ、よかったね!。”材木の木目を見て材料のせいにするのが悪い大工。節だらけの材木でもそれを活かすのがいい大工。お前は節だらけだが・・・。”くーっ。それにしてもソン・イェジン綺麗でしたね。
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