Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

8月のBGM

2009-08-31 | 音楽
2009年8月に聴いていた愛すべき音楽たち。

①Don't Say "Lazy"/桜高軽音部
アニメ「けいおん」のエンディングテーマ。今ドキ女のコな歌詞にヘヴィーなギターがたまらないロックチューン。純粋にかっこいいと思えるから繰り返し聴いてしまう。高校生たちはこの曲学祭で演奏したりするんだろうなぁ・・・と思いながら、ついつい自分がキーボード弾くなら・・・とセッティングや機材を考えてみたりする(恥)。こりゃ間奏はけっこう大変だぞ。
Don’t say“lazy”(初回限定盤)

②Wonderful 80's/various
阿修羅展に行く道中聴いてた80年代ロックのオムニバス。この2枚組はエイティーズのコンピ盤でありながら、カルチャークラブもデュランデュランもプリンスも収録されていない。バグルスに始まり、スティーブ・ウィンウッド、レベル42、ABC、シャカタク、ジョー・ジャクソン、ティファニーとやや渋めの選曲が楽しい。80'sバンド組むなら・・・とまた妄想に走ってしまう。やっぱり Lessons in love は外せないな。
※写真は「vol.2」
Wonderful 80s Vol.2

③ガールフレンド/クレイジーケンバンド
我らがCKB、久々の新曲はシングルにしてはちょっと渋めの仕上がり。う~ん、大人だねぇ・・・。”ガールフレンド”って言葉が何故か甘酸っぱく響くのは、歌詞にも登場するように、僕自身も恋に恋する懲りない男だからなのでせうか。
ガールフレンド(初回限定)(DVD付)


④God Knows/平野綾
「涼宮ハルヒの憂鬱」で学園祭シーンに劇中歌として流れる曲。いやいやこれがかっちょいいのなんの。イントロのギターから引き込まれました。
もしカラオケがあるなら血迷って歌うかもしれません。許せ。
涼宮ハルヒの詰合 ‾TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌集シングル‾

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涼宮ハルヒの憂鬱

2009-08-28 | 読書
 アニメ版が放送されている「涼宮ハルヒの憂鬱」。興味本位で何気なく初回を見て面白くなった。
配偶者アミダラM「まっ!萌え系アニメ見てるのね。」
アナキンtak「オレは絵に惹かれて見てるんじゃないの(ウソつけ)。けっこう筋が面白いんだぜ。」
アミダラM「だって、この”あさひなみくる”って娘、完全にあなたの好みじゃない。そのうちフィギュア手に入れるんじゃないの?」
アナキンtak「・・・。」
と、一方的に批判されっぱなしのtakであります。

 アニメを2回まで見たあたりから、超現実的なストーリーと主人公キョンのちょっと自嘲的なナレーションが妙に僕のツボにはまった。そう、押井守が監督していた頃の「うる星やつら」に、ウディ・アレン映画の自虐的なナレーションが添えられたようなもの。この2点において圧倒的に僕の趣味だったのだ。決してミクルちゃんだけがツボだった訳ではありませぬ(あ、認めてる・汗)。

 コミックも確かに面白いのだが、ボキャブラリーと知識豊富なキョンの「つぶやき」にもっと触れたくなって、ついに原作を手にしてしまった。あー、本屋さんでレジに出すのそれなりに恥ずかしかった。だって角川スニーカー文庫だもん。いやいや、オレは萌えを求めて購入する訳じゃない。いいんだいいんだ。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

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 ”神”とも言うべきハルヒの存在。それは完全に現実を超越している。彼女の設定をめぐる説明を小泉クンや長門から聞く度に、僕は高校時代に考え込みながら真剣に観た「うる星やつら ビューティフルドリーマー」を思い出す。ハルヒは小泉クンたちが言うような異質な存在。だけど、彼女をめぐる物語が普遍的なテーマのように思えてしまうのは何故だろう。

 人生においていろんな興味に目覚めさせてくれる異性の存在って誰しもがあると思う。その女性とつきあったからジャズを聴くようになったとか、彼氏が好きなガンダムにはまっていく女の子とか。それはある意味で「啓示」だ。それまでの自分の世界を大きく変える出来事なのだ。高飛車で身勝手な涼宮ハルヒは、主人公キョンにとってそうした存在。ところが実は彼女がそうなったのはキョン自身が関与しているという事実。七夕のエピソードや「消失編」で語られるのは、”神”と呼ばれしハルヒのルーツ。そこでのキョンはまるで理想の女性を創り出そうとするピグマリオンのようでもある。そして彼を導いてくれる美女の存在。超時空な展開が、この物語のたまらない魅力だ。

 文中でキョンのぼやきのような台詞の数々は「 」(かぎかっこ)なしに記されることが多い。それは台詞でもあって、心のつぶやきでもある。キョンが引用する単語や引用はなかなか深くって、それがまた僕ら世代を唸らせる。閉鎖空間から帰還するまでのドラマティックなエピソードが収められた第1巻を僕は一気に読み上げてしまった。アニメにはアニメの魅力があるけど、アニメの台詞じゃ理解できない長門のふかーい台詞をじっくり味わえる小説には別な魅力がある。続き、読んじゃお!。

配偶者アミダラM「やっぱりみくるチャンが好きなんでしょ。」
アナキンtak「いや、だからオレはさ・・・」

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追悼 ジョン・ヒューズ監督

2009-08-18 | 映画・ビデオ
映画監督ジョン・ヒューズ氏が亡くなった。
80年代サイト仲間のばどさんのブログでその訃報を知った。
思えば、あの頃青春映画に夢中になれたのも、この人の作品があってこそ。

Some Kind Of Wonderful (Keith and Watts kiss)

「練習台になってやるよ」
メアリー・スチュワート・マスターソンの台詞に胸が締め付けられた。

Pretty In Pink - If You Leave

この映画のサントラには夢中になった。こんなページまで作るくらいに。

こんな素敵な映画たちをありがとう、監督。

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恋する神父

2009-08-16 | 映画(か行)

■「恋する神父/Love So Divine」(2005年・韓国)

監督=ホ・インム
主演=クォン・サンウ ハ・ジウォン キム・イングォン

 近づきたくても近づけない、触れたくても触れられない。そんな男女の距離感を感じさせる恋愛映画が好きだ。例えば、隣室の人妻という近くて遠い「花様年華」、抱きしめることも触れることもなく官能を表現した「橋の上の娘」。こっちまで切なさが迫ってくる感覚に、銀幕のこちらで身もだえするのが恋愛映画の快感。そして観ている僕らをハラハラドキドキさせてくれるある種のサスペンスこそが恋愛映画の醍醐味だ。

 「恋する神父」は前述二作のようなシリアスな恋愛映画ではないけれど、僕が恋愛映画に求める上記のような要素がきちんと盛り込まれている。神学校の学生である主人公キム・ギュシク(クォン・サンウ)は、友人がしでかしたヘマに巻き込まれて、とある教会に行かされることに。そこで自由奔放でキュートな女性ボンヒ(ハ・ジウォン)と出会う。彼女に洗礼を受けさせることが課題となってしまったことから、一緒にいる時間が必然的に長くなる。元カレの話を聞かされたり、振り回されたりと嫌なことも多いが、次第にボンヒを理解していく。彼女も次第にギュシクの優しさに心を許していく。だが独身を通さねばならない神父、恋する気持ちに身を焦がすことになっていく・・・そんなお話。

 そのシチュエーションをうまく使って、効果的にムードを高める演出がなかなか上手い。正直なところ期待していなかったのだが、僕はだんだんと引き込まれていた。豪雨の中でガス欠になり雨宿りする場面が、二人がお互いの理解を深めるとってもいい場面。神様にしか聞こえないように祈るのは「愛してる」という暗号のようなもの、と語る場面。「デオ グラシオス」って台詞、こりゃ後の伏線になるよな、と当然思えるのだが、意外とストレートにそれを使わないところも好感だ。彼女の髪にふれようとする場面のドキドキ。映画のラストに重要な小道具となるペンダントもうまく使われている。こっちまで緊張が伝わってきそう。二人だけの洗礼の練習シーンも名場面だね。

 ドラマ「チェオクの剣」以来ハ・ジウォンをちょいと気に入っているだけに、最初から僕の興味はそっちにあった。ほとんどクォン・サンウ目当てで観ている人が多いだろうけど、この映画のハ・ジウォンも素敵。クラブで踊り狂う場面は色っぽいし、雨宿りの場面の寝顔も忘れられないね。ラストのクオン・サンウの涙。えーい、やっぱり韓国映画だ。男までもがメソメソしやがって!と思う方々もいるだろが、ここは恋愛に素直だからこその涙なのだ。そんな気持ちを思い出せる映画なのかもしれませんよ。

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おっぱいバレー

2009-08-13 | 映画(あ行)

■「おっぱいバレー」(2009年・日本)

監督=羽住英一郎
主演=綾瀬はるか 青木崇高 仲村トオル

僕が住んでいる北九州市は数々の映画ロケ地として知られる都市になってきた。昨年の夏頃、「綾瀬はるかが撮影に来てるーっ!」と地元ではけっこうな盛り上がりだった。商店街のおばちゃん達も「こんど、「おっぱいバレー」に出るんでぇ」と言ってたっけ。ご当地映画は嬉しいことだが、地元民にとっては映画を観ていてストーリーに集中できない弊害もある。背景が気になって仕方ない。でもそれ故に、地元愛になーんか目覚めてしまうこともある。映画の力って素敵だ。「おっぱいバレー」は北九州の中でも昭和を感じさせる風景をよく選んでるよなぁ・・・と感心する。70年代末という舞台設定は、僕も中学生の時分なので思いっきり感情移入できてしまう。ピンクレディーの「渚のシンドバッド」やら甲斐バンドの「HERO」、挿入歌があの頃の曲ばっかりだし。エロ本隠してるプラモの箱がF1の6輪タイレルだったり、部室に張られてるポスターが榊原郁恵だったり、ディティールまで懐かしさでいっぱい。

綾瀬はるか扮する新任の美香子先生は、バカ部とののしられる男子バレー部の顧問を任される。性にしか興味がない中坊たちの生態。オレはあそこまでやらなかった、と何故か自己反省しつつ(汗)、銀幕を見つめる自分に気づく。あ、それはさておき。美香子先生は、次の公式試合に勝ったらおっぱいを見せると約束させられてしまう。

ガキに振り回される大人を描いたコメディとこの映画は誤解されているように思う。そう、僕ら世代で言う「グローイングアップ」シリーズ(懐!)のようなイメージで。だけどこの映画には、主人公たる新任教師が成長する姿がきちんと描かれている。学生時代にしでかした失敗。その時に出会った原田先生の言葉で、教師の道を選ぶ美香子。そして前任校での失敗・・・。ここの美香子自身が抱えるトラウマがドラマを深くしている。自分が受けた指導の裏にあった恩師の思いを知る重要な場面。恩師が彼女に読ませた高村光太郎の「道程」。それが彼女の運命を大きく変えることになる。


原田先生の奥様から「今度はあなたが生徒を導いてあげたらいいじゃない。」と言われて、試合会場に走る。このあたりから僕の涙腺はそろそろヤバくなってきた。試合場面の挿入歌に永井龍雲の「道標(しるべ)ない旅」が流れるのだが、ここがたまらなく泣かせてくれる。

♪青春を旅する若者よ/君が歩けばそこに必ず道はできる


「道程」との見事な見事な呼応。そうくるとは思わなかったから感動しました。マジで。美香子先生は、間違いなく彼らを導いている。うん。ラストシーンの「微笑みがえし」と、エンドロールの「個人授業」(持田香織×田島貴男)がまた素敵!。バカができるのはあの年頃だからだもん。先生を見送る少年達を見て、何故か嬉しくなったのでした。はい。



コメント (8)
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国宝 阿修羅展

2009-08-12 | その他のつぶやき
 9日の日曜日。配偶者アミダラMと九州国立博物館に「国宝 阿修羅展」を観に行ってきました。takに仏像を観る趣味などあったのか?とお思いの方、いらっしゃいますよねぇ・・・。正直、太宰府くんだりまで仏像を観に行くなんて…と最初は思っていた。でも今回はみうらじゅん氏らが「阿修羅ファンクラブ」などと後押ししてくれるもんだから、さすがの僕も興味わいてきまして。連日の混雑ぶりや海洋堂製の阿修羅フィギュアが大人気だとかの報道を聞き、テレビで多少の予習もしていざ出発。

 仏像をじっくり眺めるなんて経験がない僕だが、その表現の緻密さに見入ってしまった。阿修羅像で用いられている脱活乾漆造りという技法は、麻布を粘土の原型に貼り合わせて漆を塗って固めるもの。中の粘土を取り出して表面をさらに仕上げるので、木造と違って軽い。しかも緻密な表現ができる。確かに阿修羅にしても八部衆の神々にしても表情の細部や、腰から垂れた布の部分まで実に生き生きしている。天平の時代、これを作った人々の苦労が忍ばれる。

 僕が小学生の時分にこれら八部衆の仏像を見ていたら、きっと阿修羅を主人公にしたマンガを書いていただろうな。男の子の心には、異形の神々の姿はひじょうに魅力的だ。相棒は鳥の顔を持つ迦楼羅(かるら)、かぶり物が大好きな茶目っ気たっぷりの乾闥婆(けんだつば)・・てな感じで。

 阿修羅像の周りは人が滞っていた。係員の方々が時折、声をかける。
「それでは、左に7歩進んでください。まいります。いーち!にぃー!さーん!・・・」
荘厳な雰囲気の場内に時折響く号令。黙って動く群衆。それにしてもじっと見入っている人の気持ち、よーくわかりました。信心深いかどうかは別にして、今にも動き出しそうな程の生き生きとした表情とポーズには見とれてしまう。場内には、光明皇后がこれらの仏像を作るに至った経緯が、4コママンガで展示されていてわかりやすい。

 図説はちょっと重いし、できれば解説が欲しいのでビギナー向けのこちらの本を配偶者アミダラMは購入した。
もっと知りたい興福寺の仏たち (アート・ビギナーズ・コレクション)もっと知りたい興福寺の仏たち (アート・ビギナーズ・コレクション)

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いつもとは違った時間を過ごすことができました。

帰りに太宰府天満宮の参道をぶらぶらと散策。鬼太郎ショップでねずみ男にキャアキャア言ったり・・・

野立てコーヒーと梅が枝餅を食したり。

そんな休日でござました。はい。

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Perfume中毒2

2009-08-04 | 音楽
 昨年の5月頃、完全にPerfume中毒だった。同僚のみやもさんと顔を合わせる度にアルバム「Game」がいかにすごい完成度のアルバムなのかを語り合っていた。

 さぁ、そして今月。再びPerfume談義に花が咲くことになった。発売数日前のこと。
「今度の買います?」
との僕の問いにみやもさんはさらりと答えた。
「Amazonで予約してます。」
・・・実は僕も。そして僕らの手元に同じ日にその新作は届くのだった。

トライアングル(通常盤)トライアングル(通常盤)
Perfume

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 だいたいこの年齢(とし)になって、三人組アイドルの新作CDを発売日に買うような行動をとるとは思ってもいなかった。でも世の中の30代(から40代)のおじ様たちが夢中になるのも当然。そこには20年前のテクノやエレポップの残光がある。そこが僕らをアツくさせるのだ。

 前作「Game」で感じた完璧なまでの完成度。個々の曲の良さもあるのだが、アルバム全体のバランスが素晴らしかった。この新作「トライアングル」は、前作程の完成度は感じないけれど、中田ヤスタカ氏のこだわりは相変わらず。前作「Game」は正真正銘の傑作だった。曲順を変えて聴くことすら許さないアルバム全体の構成。それでいて個々の楽曲の個性が際立っている。

 それと比較すると今回の「トライアングル」はヒットシングルの魅力に支えられている印象があった。いきなりlove the worldだもんね。疾走感があるDream Fighterの方が最初にふさわしいのでは?とも最初は思えた。だが、じっくり聴き込んでいくとそうは思えなくなってきた。

 最初のシングル2曲は、序章にすぎない。Dream Fighterで勢いがついた後に、love the worldのカップリングだったedgeが登場。初めて聴いたときからカッコいいとは思ったが、今回のヴァージョンは、ビートを強調してロック好きにも受け入れられそうなアレンジに様変わり。そワンコードでぐいぐい押しまくる中、呪文のような歌詞が乗る。
♪だんだん好きになる、気になる、好きになる
♪だんだん好きになる、気になる、好きになる
これはまさに催眠術。聴覚のサブリミナル。ここまでくると掴みはオッケーだ。

 後は、♪好きになる、と暗示をかけられたリスナーたちは、いくぶん冒険的なここから先の楽曲をきちんと受け入れる。3人のボーカルが左右のスピーカーから縦横無尽に駆け巡るNIGHT FLIGHT。ちょっとダークなシンセ音は、ヨーロピアンポップスを思わせる。続くKiss and Musicは、エイトビートの分かりやすさがウリのPerfumeには珍しい、ちょっとファンキーなリズムとアダルトな雰囲気が心地よ
い。ダンスチューンが続いた後のI still love Uは、一転してWINKを意識してるのか?と疑う程の歌謡曲路線。ベースラインがどこか懐かしい。僕ら世代はカイリー・ミノーグが流れていたあの頃のダンスフロアに思いを馳せる。the best thingの軽くてスマートなアレンジが僕はお気に入り。Speed of Sound はインストのダンスチューン。僕はYMOの Tighten Up に聴こえて仕方なかった。そしてシングルの ワンルーム・ディスコ。発売された頃は、たいしていいとも思わなかったが、最近なーんか気にいってきた。
♪新しい場所でうまくやっていけるかな
とのフレーズが、
♪これくらいの感じでたぶんちょうどいいよね
とちょっと不安気な乙女心を歌った名曲マカロニに通ずるものを感じる。

…と思いつくままに綴ってみたんでした。やっぱり中毒だ。
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