Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

白状します。マチルダ・メイのファンです。

2005-07-31 | 映画・ビデオ
日曜洋画劇場の「スペース・バンバイア」、いやぁ久しぶりに観ました。日本初公開の時は、高校の頃だったかな。マチルダ・メイ、衝撃のデビューでした。全裸女性姿の吸血宇宙人!。SFがやりたいのか、何が撮りたいのか?と当時から不思議に思っていた映画でした。でも僕も含めた男の子たちは興味津々でしたね。とんでもないB級映画だって思ってはいても。”あなたの精気、吸わせてください”ってコピーが強烈に印象に残ってます。あの豊満な裸を見せつけられて、そのコピーですよん。今夜久々に観て凄まじいなぁと思い・・・でもマチルダ・メイの麗しきお姿を見るだけで僕は十分。ヘンリー・マンシーニが音楽だろうと、ジョン・ダイクストラが特撮だろうと、うーん、どうでもいいかもね。

Lifeforce Trailer (1985) HD


僕はマチルダ・メイの主演作けっこう好きなんです。ポール・シュレーダー監督の「ネイキッド・タンゴ」。ガブリエル・コレット役を演じた「コレット 水瓶座の女」。どれもやっぱりセクシーな場面が印象的でしたが、その熱演がどうも忘れられなくって、特に「ネイキッド・タンゴ」は何度も観ました。



しかし彼女の最高傑作は、何と言ってもビガス・ルナ監督の「おっぱいとお月さま」。少年のおっぱいへのあこがれをファンタジックに描いた傑作。マチルダは旅回りの踊り子を演じている。変な大人ばかりが出てくるアクの強い映画だけれど、見ようによってはものすごく愛を感じられる映画。是非お試しを。僕はかなり好きです。



閑話休題。マチルダ本人はバレエとヴァイオリンを幼い頃から学んでおり、ダンスも歌も大したもの。イヴ・モンタン共演のミュージカル「想い出のマルセイユ」では見事なダンスを披露しているとか。僕はこれ未見なんです!。何とか観たい!。それにほとんど英語で歌ったポップスのアルバムもリリースしているのです。少年のような声でちょっと舌足らずな歌なんだけど、これがなかなかいい。他のジャケット写真もなかなかお洒落な出来映え。

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お休み中

2005-07-29 | Weblog
月曜日からの体調不良で、今週1日しか働いてない。久々に39度を超える高熱で、ここ2日点滴うってます。のどが痛くて食事が満足にできゃしない。それでも今日は昨日よりマシ。復帰までしばしお待ちを。(*_*)ウー。

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きまぐれロボット

2005-07-24 | うちの子に御用?
4652074670きまぐれロボット
星 新一


理論社 2005-06
売り上げランキング : 163,434


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うちのルーク・スカイウォーカー(小学校1年)は、近頃とっても文学少年。小学校低学年向けの少年少女文学なんとかを”まま”(アナキンの義理の姉)から借りて一生懸命に読んでいる。これもひとつひとつのお話が短いので一人でも読んでいる。「象のいない動物園」のお話を読んで、「悲しいお話があったの」と僕に感想を聞かせてくれる。よしよし、いい子だ。

そしてもうひとつ。僕アナキンにルークが読み聞かせを毎日せがむ本があるのだ。それが星新一の「きまぐれロボット」。先日僕の実家が取り壊されるときに、何冊か持ち帰った本の一つ。20年前の角川文庫なので、紙も茶色っぽくなっているのだが、僕は「これルークに読んでやったら喜ぶかもな・・・」と思って持ち帰った。的中。寓話的なショートショートが、童話とはひと味違う楽しさを与えたようである。

実はここ数日ルークは高熱を出してダウンしていた。機嫌はすこぶるよかったのでちょっと読んでやったのだ。火を付けてしまった。具合が悪かったから早く寝せるので、やたらと早く目が覚める。今朝も6時過ぎから「読んでぇ!」と言ってきた。彼は今読んでやったうちでは、睡眠学習用まくらのお話と悪魔が金貨を出すお話が好き、という。あのオチが理解できるのね。おませなヤツ!。
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SWボトルキャップ

2005-07-23 | その他のつぶやき
その後の収穫です。C3PO担いだチューバッカが気に入ってます。ダースモールの頭部がいい出来。そろそろお店でも少なくなってきましたね。皆様お目当てのキャラは手に入りましたでしょうか。
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僕のGreatest Albums(その26) Heart Beat/佐野元春

2005-07-20 | 僕のGreatest Albums


僕は中高生の頃、NHK-FMのラジオ番組「サウンド・ストリート」が大好きだった。甲斐よしひろ氏が出演していたのが理由としては大きい。松任谷正隆や坂本龍一、山下達郎、烏丸せつこ、中島みゆきの同番組もよく聴いていた。この番組で流れた様々な音楽は、僕に大きな影響をもたらした。甲斐氏は、気に入った新人アーティストがいるとコメントを述べた後、必ず何週にも渡ってその曲を流した。僕が覚えている複数回流された曲は2曲ある。ひとつはチャゲ&飛鳥の ひとり咲き、そして今ひとつは佐野元春の アンジェリーナ だった。

僕らエイティーズ組にとって元春は重要なアーティスト。古きよきアメリカ音楽をルーツにしながら、どん欲に新しい音を求めている姿勢は、やたらとかっこよかった。そして歌詞が胸に突き刺さってくるのが、何と言っても魅力。僕が、日本のミュージシャンを詩人として意識したのはこれが初めてだったように思う。
きちんと韻を踏む歌詞が印象的だった アンジェリーナ
素敵なことは素敵だと無邪気に/笑える心がスキさ と何が大切なのか教えてくれた SOMEDAY
ギルバート・オサリヴァンみたいな優しさを感じた グッドタイムス&バッドタイムス
ラップに詩をのせることで言葉がますます突き刺さる コンプリケーション・ブレイクダウン
どれもが衝撃だったし、優しかった。

元春のアルバムで僕が最も聴いたのは、2ndの「HEART BEAT」。プロデュースは伊藤銀次(いい仕事!)。ガラスのジェネレーション はあの頃を思い出させてくれる。
”本当のことを知りたいだけ”
って訳もわからず好奇心ばかりが旺盛だったあの頃。悲しきRadio は音楽に身をゆだねることの楽しさを教えてくれた名曲。ピアノとストリングスのアレンジが素晴らしく感動的な 彼女も忘れ得ぬ名曲。高校生だったあの頃、僕は元春の歌からこれから続く人生の楽しさ、悲しみ、寂しさそれを学んだような気がする。でも元春はそれを快楽的にも感傷的にもならず、
”見せかけの恋ならいらない、本当のことを知ろう、街にでようぜ、ベイビー”
と僕らに語りかけてくれたんだ。元春と一緒に
つまらない大人にはなりたくない!
と叫んでいた僕らは、果たしてつまらない大人になっていないのだろうか?
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僕のGreatest Albums(その25)

2005-07-19 | 僕のGreatest Albums
B000002L5NChicago 17
Chicago


Full Moon/Warner Bros. 1990-10-25
売り上げランキング : 13,942

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シカゴを初めて聴いたのは、やっぱり Hard To Say I'm Sorry(素直になれなくて) だったように思う。僕が洋楽にどっぷりつかる直前の時期だったけれど、その印象はやはり強かった。僕はピアノで弾き語りを練習していたが、Hard To Say I'm Sorry はレパートリーの一つ。そんな僕だから、ブラスロックとして華々しい活躍をしていた頃のシカゴは後になって聴くことになる。元ブラスバンド部のトロンボーン吹きとしては、妙にツボにはまる曲もあるんだよね。

今回シカゴのアルバムを1枚選ぶ・・・「16」?「17」?「18」?それとも「Night And Day」?どれも捨てがたいのだけれど、やはり最も聴いたアルバムとなれば「17」になるのかな。高校時代少ないお小遣いから選んで買ったLPのひとつだったよな。Hard Habit To Break(忘れ得ぬ君へ) が何と言ってもこのアルバムの目玉。素直になれなくて もそうだけど邦題がうまいよね。直訳すると”壊しがたい習慣”になるところをを見事に表現している。各アルバムからは2曲ずつバラードのヒット曲が生まれている。Love Me Tomorrow や Will You Still Love Me? も好きだなぁ。特に後者、僕は自分の披露宴で使う候補のひとつだった。でもこうして考えると要はデビッド・フォスターが好き・・・という結論になるのかも。

しっかし、元ブラスバンド部でグレン・ミラーに憧れたトロンボーン吹きである僕としてはやはり「Night And Day」は最も捨てがたいアルバム。ビッグバンド・ジャズの伝統を今に継承するアルバムとしてこれは重要だ。有名曲ばかりだが、きちんとシカゴのカラーになっているのが面白い。聴いていて心地よいので、近頃よく聴くCDのひとつ。年とったのだろうか?
B000002L3KNight and Day: Big-Band
Chicago


Warner Bros. 1995-05-23
売り上げランキング : 28,074


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僕のGreatest Albums(その24)

2005-07-17 | 僕のGreatest Albums
B00001ZT9ASWEET
Chara

ERJ 1991-11-01
売り上げランキング : 105,272


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僕は個性的な女性ヴォーカルが大好き。charaもその一人だ。社会人になってしばらくした頃かな、深夜の音楽番組で彼女のPVを見て、甘ったるいのだが確かに魂で歌っているあの声と厚めの唇の虜になった。ソウルってのは魂で歌うってことだ。J-POPの世界にもこういう女性が登場したかっ!とものすごく嬉しかったもんだ。1st albumの「SWEET」は浅田祐介の無機質なテクノっぽい音作りに、その強力なヴォ-カルが乗る見事なコンビネーション。僕はRainbow Goship と SWEET、 あなたを追い越して がお気に入り。女の子の本音がチクチクと僕らに突き刺さる歌詞。2ndの「Soul Kiss」もいい曲ぞろい。こっちは個々の楽曲が素晴らしい。大きな地震がきたって は名曲だと思うのだ。これをミュージック・ステーションで歌ったのは忘れられないなぁ。タモさんが他の女性アーティストばっかりチヤホヤしていたのか、不機嫌そうにしていたような記憶がある。あの頃のCharaは自己の存在を訴えるような攻撃性、激しさがあったように思うのだ。

浅野忠信と結婚してからのCharaはヒット曲を出すことになるのだけど、僕は正直言うとそんな”しあわせな気持ち”を歌うCharaに魅力を以前ほどに感じなくなった。それはそうした猫のような攻撃性が失われたからだろうか。それからしばらくして、僕は再び彼女の歌を聴き入り、涙した。それはYen Town Bandのアルバム「Montage」。「スワロウテイル」は正直嫌いな映画だけど、Swallowtail Butterfly~あいのうた には心底泣けた。大学卒業以来勤めていた会社を辞めて、さぁこれからどうしよう?と思っていた頃だったから、あのおセンチな雰囲気がおそらく自分と重なったのだろうな。初めて聴いたとき、なぜだか涙があふれたのを今でも覚えている。
B00000I5VTMONTAGE
YEN TOWN BAND


ERJ 1996-09-16
売り上げランキング : 6,317

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僕のGreatest Albums(その23)

2005-07-11 | 音楽
B00005EI0Gビー・ユアセルフ・トゥナイト
ユーリズミックス


BMGファンハウス 1995-05-24
売り上げランキング : 7,526


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初めて行った洋楽アーティストのコンサートって誰?僕は福岡サンパレスでみたユーリズミックスが最初だった。当時熊本の大学に在学中で、音系サークルの先輩たちと行った。1曲目は大好きな Sex Crime (1984)!。アルバムでいうと「Revenge」がリリースされた頃。でもやっぱり盛り上がったのは、アルバム「Be Yourself Tonight」の楽曲だった。

ユーリズミックスというと初期のヒット曲 Sweet Dreams (Are Made Of This) が有名。当時の暗い実験的なエレポップも斬新だった。僕はアルバム「Touch」の Here Comes The Rain Again で好きになったので、暗い雰囲気のそうした楽曲もよく聴いた。ところが「Be Yourself Tonight」でユーリズミックスは変貌する。アニー・レノックスのヴォーカルはよりソウルフルになり、楽曲もホーンをフューチャーしたり、デイヴ・スチュワートのギターは唸りをあげる。エレポップに熱い血が通い始めたかのようだった。Would I Lie To You? から始まって Better To Have Lost In Love まで捨て曲なしで一気に聴ける名盤。特にゲスト参加したアーティストは、アレサ・フランクリン、エルビス・コステロ、スティービー・ワンダーと豪華。特に There Must Be An Angel がスタンダードと化している名曲だけに、このアルバムは人気が高い。僕も何か気持ちをフッ切りたいとき、ついつい聴いてしまうアルバム。それはデイブとアンが、80年代を支配していた音世界からフッ切れた瞬間が、このアルバムに収められているからに他ならない。

来日公演のアンコール。何を歌ったかは忘れたが、アニー・レノックスが上着を脱ぎ捨てて、上半身ブラだけになり、胸を張って歌う姿にやたらと神々しさを感じたものだ。その後、ソロとなったアニー・レノックスはますますヴォーカルに磨きがかかっていく。コッポラ監督作「ドラキュラ」で聴かせた切なくも美しい歌声は今でも耳に残っている。
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伝家の宝刀

2005-07-08 | 映画・ビデオ
探し出しました・・・。
いやぁあんなところにしまってあったとは思わなかった。ふぅ。
箱の隅に”4歳以上”と英語で書いてあるのが気になりますが、
ともあれダースベイダーのライトセーバーです。
アナキンを名乗っている僕としてはこれがないとね。
赤い部分はぐーんと伸びて90センチくらいになります。

久々に電池を入れて試してみました。
ボタンを押すと
ががががっ と音をたてて光り始めます。そして
むぉぉぉぉぉぉん、むぉぉぉぉぉぉぉん

・・・それにしても改めて見るとけっこう大きいなぁ。
これを持って映画館に行くのか・・・
今になってちょっとばかし恥ずかしくなる僕でした。
B0009RP1IASTAR WARS ライトセーバー ダース・ベイダーライトセーバー
トミーダイレクト  売り上げランキング : 22
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僕のGreatest Albums(その22)

2005-07-05 | 僕のGreatest Albums
B00000266KTrue Colors
Cyndi Lauper


Portrait 1990-10-25
売り上げランキング : 12,039


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CDがこの世に登場して普及したのは、僕が大学に入ったくらいから。いよいよプレイヤーが欲しくなり、AKAI(・・・って選択が僕らしい)のCDミニコンポを使ってました。当時大学生協で売っていた機種の中で最も安くて多機能だったから。そしてCDを初めて購入するのですが、それがシンディ・ローパーの「True Colors」。CDプレイヤーの操作性が嬉しくて、こればっかり聴いていたよなぁ。

前作「She's So Unusual」でシンディがデビューしたときは印象的だった。「ベストヒットUSA」で見た Girls Just Want To Have Fun のPV。パンク娘なんだけど、どこかオールディーズに通ずる楽しさを持ち合わせている。そこがアメリカでも広い層に受けた理由でしょうね。この1作目も好きなアルバムだけど、断然この2作目が僕はお気に入り。1曲目のChange Of Heartのかっこよさ!バンドやってた頃に選曲会議にかけたけど、ギターくんに「僕にナイル・ロジャースは弾けません」と断られました。他にもいい曲が多いアルバムですよねぇ。マーヴィン・ゲイのカヴァー、What's Goin' Onが僕は特に気に入っておりました。もちろん全米No.1を獲得したタイトル曲も好き。Time After Timeと並ぶ名バラードですな。

今にして思えばマドンナと比較されていたことが不思議で仕方ない。まぁどっちが好き?と聞かれたら無節操な僕は”両方”だったのですが(恥)。でもその後もきっちりアルバムを買っているのはやっぱりシンディなんだよな。2003年にリリースされたカヴァー集はまだ聴いていないけれど、これからも活躍して欲しいアーティストだ。紅白歌合戦に着物姿でかごに乗って登場したり、ものまね番組に登場したりしたのは忘れられないなぁ。ああいうシンディの親しみやすさが好き。
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