Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

9月のBGM

2006-09-30 | 音楽
9月に通勤中などに聴いた主な音楽は以下の通り。

①ウルトラマンコンプリートテーマコレクション/various
ウルトラマンコンプリートテーマコレクション
毎朝うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)を学校付近まで車で送るのだが、車中の必須アイテムと化したアルバム。「ウルトラQ」から「ウルトラマンコスモス」までの選曲だが、うちにはこれで十分。ルークはDisc2の古い方をやたら聴きたがる。見たこともないのに「エース」も「タロウ」も「レオ」も歌っちゃう。テーマ曲を、なんとか合唱団みたいな子供が歌っているから好きなのかも。そういえば近頃のテーマ曲って子供が歌ってないよね。

②スーパー戦隊シリーズ・2004年おゆうぎ会用CD/various
2004年 はっぴょう会・おゆうぎ会用CD スーパー戦隊シリーズ
ルークが一番戦隊シリーズを見ていた頃の3作品「デカレンジャー」「アバレンジャー」「ハリケンジャー」のオープニングテーマを集めたCDがないかなぁ・・・とレンタル店を物色していたら発見。「おゆうぎ会用」・・・要するに園児たちが踊るために振り付けが載っているブックレット付になっている商品。こんなのがあるんだねぇ。どの曲も2コーラス目の後、サビの繰り返しがくるけど、そこが印象的なブレイクが入るアレンジ。これはお約束なの?。特に「アバレンジャー」のアレンジは素晴らしい。カラオケで歌ったら気持ちいいだろなぁ。

③タイヨウのうた/雨音薫
タイヨウのうた (通常盤)
今月の大ヒットとなった沢尻エリカちゃんが歌うドラマ主題歌。ドラマはぜんぜん見ていないけど、この曲のもつセンチメンタルな部分はなかなか泣ける。久しぶりにJ-POPでいい曲だな、と思えるヒット曲に出会えた気がする。

④On Air/Alan Parsons
オン・エアー
アラン・パーソンズがソロ名義では3作目となるコンセプトアルバム。前作「タイムマシン」が僕には今ひとつだったのだが、本作はフォークぽい「Blue Blue Sky」から始まって美しいバラード曲、凝ったインストロメンタル曲まで粒ぞろいの秀作。ソロ名義になってからは一番好き。ジャケットがまた好きなんだなぁ。ケネディの演説をサンプリングした「Apollo」は要注目。

⑤失恋ソングス/various
失恋ソングス
同僚のT恵姐からいただいたのだが、すごい選曲の”泣き”コンピ。中森明菜の「難破船」、辛島美登里の「愛すること」、石川ひとみ「まちぶせ」・・・沢田知加子「会いたい」でとどめをさされる、女性向けに集められた失恋ソング。最後を飾るのが「そして僕は途方に暮れる」ではなくて「ガラス越しに消えた夏」だったら、この僕も号泣モードだったかも。

⑥The Very Best Of Meatloaf/Meatloaf
地獄の旋律~ザ・ヴェリー・ベス
巨漢ロッカー、ミートローフのベストアルバム。曲が10分を越えるものもあるから、すぐに2枚組になっちゃうよな。どちらかというとヘヴィーな曲をもっと収めて欲しかった。セカンドアルバムの「Peel Out」とか「Good Girls Go To Heaven (But Bad Girls Go Anywhere)」。「地獄の旋律」という邦題はいいかげんにどうにかして欲しい。ジム・スタインマンの美学に酔いしれる。
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グエムル 漢江(ハンガン)の怪物

2006-09-28 | 映画(か行)

■「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物/The Host」(2006年・韓国)

●2007年第1回アジア映画賞 作品賞・男優賞・撮影賞・視覚効果賞

監督=ポン・ジュノ
主演=ソン・ガンホ ピョン・ヒボン パク・ヘイル ペ・ドゥナ コ・アソン

 えーっ!この映画が日本ではコケたの?。こんなに面白いのに!。”韓国の怪獣映画”という紹介の仕方がいかんよな(と言っても他にどう説明するのだろう?)。日本の映画ファンは韓国映画に”古きよき日本的風景”だけを求めている。おまけに怪獣映画製作国の代表格であるだけに、日本の映画ファンは他国の怪獣映画を見下しすぎる。「韓国の怪獣映画だって?ゴジラには及ばない」だの「どうせCGだってたいしたことないって。」そんな世間の言われなき先入観が客足を遠ざけているとも思うのだ。確かに「グエムル」の怪物の造形はややショボい。B級映画的要素がぬぐえないのはそのせいかもしれないし、「パトレイバー」劇場版3作目に登場するクリーチャーに似ているとの噂がさらにB級感を加速させたのだ。

 正直言う。僕は近頃観たどの映画よりもスクリーンにクギづけになった。それは人間がきちんと描かれているからなのだ。この映画の主役は怪物じゃない。娘を怪物にさらわれたダメ親父とそのダメ兄弟が孤軍奮闘頑張る姿こそが映画の中心なのだ。僕はこの映画のクライマックス、ダメ3兄弟が怪物にそれぞれの方法で立ち向かう姿に感動した。自分にできる”これだけ”を懸命にやっている小市民。大学は出たけれど飲んだくれている弟は、大学時代のデモで学んだのであろう火炎ビンを、アーチェリー銅メダリストの妹は得意の弓矢で、そしてソン・ガンホ扮するダメ親父は鉄パイプを手に戦う。誰にも主張を認められず、誰にも頼れない。家族だけで立ち向かい、成功する。矢を放った後、燃え上がる怪物を背にするペ・ドゥナを異常なほどかっこいいと思った。そんな世間の底辺で健気に生きている者たちへの愛がこの映画にはあるからだ。単なる怪物が出る映画じゃない。そりゃ細かいことは言いだしたらきりがないけど。

 大国のエゴや嘘を正当化する政府に対する批判もストレートに盛り込まれ、物語に厚みをもたらしている。最初に怪物が登場したときに橋の下にぶら下がっていた姿。ウィルス退治の薬品が詰められた黄色い容器がぶら下がる様子が似ているのも対比を感じさせる。大国のエゴで生まれた「怪物」が大事な家族をさらっていく。それはもしかして”北の国”をイメージしている?。深読みだろうか。ときどき盛り込まれるユーモアあふれる描写もいい感じ。



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ルークの怪獣図鑑(4)

2006-09-27 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)の絵で綴る怪獣図鑑第4弾。
今回は・・・目の付け所が違うなぁ・・・スフランです。

第8話の「怪獣無法地帯」に登場する怪奇植物。
自由に動かせる葉を獲物を巻き付け、そこから血を吸う植物。
多々良島に生息しており、アラシ隊員のスパイダーによって焼かれる。

レッドキングがくるだろう・・・と僕も思っておりましたが、これとは。
彼の中ではインパクトあったんでしょう。
他はあくまで獣ですけど、こればっかりは植物だもんね。
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太陽

2006-09-26 | 映画(た行)

■「「太陽/Solntse (The Sun)」(2005年・ロシア=イタリア=フランス=スイス)

監督=アレクサンドル・ソクーロフ
主演=イッセー尾形 ロバート・ドーソン 佐野史郎 桃井かおり

 明治憲法の下で”現人神(あらびとがみ)”とされてきた昭和天皇。監督のソクーロフ監督にとって、また多くの外国人にとっても生きながらにして神格化された人物について興味がわくのも当然のことだろう。この映画は神とされた昭和天皇が「人間宣言」をするまでを追った映画である。マッカーサーとの会談などは出てくるのだが、あくまでもこの映画は一人の人間としての昭和天皇の姿を追い続け、政治的な部分は控えめになっている。

 確かに外国人視点で描かれているし、ツッコミ入れたいところは多々ある。しかしこうしたテーマを銀幕という場で見られる機会をつくってくれたこと、これは外国映画でなければできなかったことだろう。日本映画で同じことはきっとできない。今年は靖国合祀についての昭和天皇のご発言が綴られた「富田メモ」が報じられ反響を呼んだ。連日「歴史認識」という言葉がニュースで飛び交う中、我々日本人も昭和天皇の人物像に対して関心がある。外国人が興味本位で作った映画と批判する前に、我々日本人も知らないことが多すぎるのではないか。もっと現代史を僕らは学ばねばならない、と思うのだ。

 ”神”とされ国民を戦争という状況から救いたいのに、戦争を止めさせることもできない。「私の体も君と同じだよ。」と言うけれどその気持ちを受け入れてはもらえない。同じ人として認められたかった等身大の人物像がこの映画からは浮かび上がってくる。燭台のろうそくを消して楽しむ、ディートリッヒやチャップリンの写真をながめる、ナマズの生態を熱っぽく語る・・・そして皇后と再会してまるで子供が甘えるように顔を寄せていく姿。「私は誰にも愛されていない。皇后と子供以外には・・・。」桃井かおり演ずる皇后とのやりとりは、冒頭のシェルター場面からこの映画が持っていた緊張感を一気にほぐしてくれる。イッセー尾形の演技というよりも”なりきりの芸”が僕らを引きつけて離さない。

  ☆

・・・とまぁ渋い映画を観た訳ですが、今回はT恵とC子お姐様方の映画鑑賞にお供したのでありました。鑑賞後は串揚げのお店へ。ちまちま食事するのが大好きな僕はこういう食事に向いている。
C子姐「私、ちょっと意識失っていたかも。」
T恵姐「まぁC子ちゃんったらダメねぇ、眠るところなんてなかったわよ。」
C子姐「最後の皇后と話すところなんて、よく研究してたわよねぇ。」
T恵姐「そうそう、『皇室アルバム』で昔みた皇后のしゃべり方にそっくりだった。そうよねぇ、takさん。」
tak「・・・ぼ、ぼくよくわかりません。」
C子姐「その番組見てたのって氷河期くらいじゃないの。」
T恵姐「何ですってぇ!」
お姐様方のパワフルなおしゃべりにやや圧倒される(汗)。デザートに注文したのがカボチャのアイスクリーム。かぼちゃの中身をくり抜いてそこにかぼちゃ味のアイスクリームを収めた一品。オレンジとかなら経験あるけどかぼちゃにはびっくりしました。おいしゅうございました。
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タイガー田中 大霊界へ

2006-09-25 | 映画・ビデオ
「砂の器」「Gメン75」丹波哲郎さん死去 - goo 映画
僕ら世代にとって丹波哲郎と言えば「Gメン75」だった。あのオープニング曲と登場人物が歩いてくるタイトルバックは忘れられない。
刑事役といえば「砂の器」も。僕は大学時代にリバイバルで観た。
あの執念に主役でないのもかかわらず感動させられたものだ。

僕が一番好きだったのは「007は二度死ぬ」のタイガー田中。
若林映子さんを追っかけてきたショーン・コネリーを高笑いで迎え、
「あんた、ジェームズ・ボンドだろ?」
と不敵な笑みを浮かべる。そして合い言葉。
「アイ、ラヴ、ユー」

ご冥福をお祈りします。
007は二度死ぬ〈特別編〉007は二度死ぬ〈特別編〉
ルイス・ギルバート ショーン・コネリー ドナルド・プレザンス

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ふえをふく岩

2006-09-23 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)が図書館で借りてきた本。
連日ルークがらみの話題ばかりです。彼はこのブログの侵略者(笑)。
でもときどきグッとくる本を借りてきてくれるので、ちちも楽しんでます。
ふえをふく岩ふえをふく岩
君島 久子 丸木 俊


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世間には不思議な形をした岩山だとか地形が数ある。この本は中国南部の海南(ハイナン)島に伝わる伝説を元にしたお話。

 昔、笛がたいそう上手で「ふえふき」と呼ばれる漁師の若者がいた。母親と二人で貧しいながらも仲良く暮らしていた。母親が「肉が食べてみたい」と言うので、捕れた魚を持って町に売りに出かけた。帰り道に道ばたにいた老人が「肉を少しでもいいから分けてくれ」と言っている。誰もが無視し続けるのだが、心優しい若者は買ってきたばかりの肉を渡す。老人はそのお礼に、とタケノコを渡してくれた。家に帰ってタケノコを植えるとみるみるうちに天高く伸びた。まるで「ジャックと豆の木」。若者は老人が告げたように魚を獲るカゴと2本の笛を作った。そのカゴを使うと面白いように魚が捕れた。だんだんと暮らしも良くなっていく。

 ある日。カゴの中に貝が入っていた。中なら美しい姫が現れる。彼女は竜王の娘でワニと結婚させられそうだという。若者の笛の音に惹かれて毎日魚になって聴きにくるうちに恋をしてしまったのだ。3人で暮らそうと言うのだが、物語はここから急展開。追っ手がやって来るのだ。

 ワニが襲ってくるが、例のカゴが彼らを救ってくれる。そしてついに竜王がやって来た。荒れ狂う波を伴って迫って来る。そこへいつぞやの老人が現れて若者に笛を吹くように告げた。若者は懸命に笛を奏でた。すると波が退いていく。姫も一緒にあの竹でつくった笛を吹き始めると荒波はどんどん退いていった。だが油断するとまた迫ってくる。二人は笛を吹き続けた。数日後に村人が二人に話しかけようとするとそこには二つの人影のような岩が並んでいて、穴に海風が吹き付けてピュウピュウ音を立てていた・・・。

 海南島にはきっと”夫婦岩(めおといわ)”のような対の岩場があるんだろうな。訪れてみたくなりました。
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ルークの怪獣図鑑(3)

2006-09-22 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)が描いた怪獣の絵で綴る「怪獣図鑑」第3弾。
今回は友好珍獣ピグモン。
もうちょっと描きようがあったろうが・・・と思いつつもかわいいから許す。
右上の赤い○は風船。これを持たせているのがポイント。
本編見た方はわかりますよね。

登場したのは第8話「怪獣無法地帯」と第37話「小さな英雄」。
前者では多々良島で遭難していた松井さんを助け、科特隊を導いた。
だが、レッドキングが起こした落石で死す。
後者ではジェロニモンの悪巧みを科特隊に知らせにやってくるのだが、ドラコに踏みつぶされてしまう。
身長:1メートル
体重:10キログラム
後に「ウルトラマンパワード」「ウルトラマンマックス」でも再登場。
よく似た怪獣として「ウルトラマンコスモス」にはミーニンが登場した。
何はともあれ多くの人に愛された怪獣ですね。

僕が昔愛用していたグッズに、掌のツボを刺激するピグモンがおりました。
2個セットで販売されていて、ひとつは職場にひとつは自宅に。
強く握るとかなり痛かった。ニギニギしながらツボを刺激するのがよいかと。
ルークはお金を入れると鳴き声がするピグモンの貯金箱を使ってます。
ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)、まだ足のところまでしかお金が入ってない。」
アナキンtak「そうか。」
ルーク「今度お釣りちょうだい。」
ルークに買い物をさせると、釣り銭は自分のものにしようとするのである。

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やまなしもぎ

2006-09-21 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)が図書館で借りてきた本。
やまなしもぎやまなしもぎ
平野 直 太田 大八


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3人の男ばかりの兄弟が病で伏している母親に「なしが食べたい」と言われ、山に取りに行くことになる。最初に長男が取りに行く。山のふもとで老婆に「水を汲んでくれ」と言われて「忙しい」と彼は断る。老婆は三つ叉に分れた道が先にあるので真ん中の道を行くように教えてくれた。ところが言うことを行かない長男は別の道を行き、湖の主の餌食になってしまう。次男も同じ目に遭ってしまう。

子供向けのお話はテンポや繰り返しが大事だ。それが読む側をノセる効果がある。「3びきのヤギのがらがらどん」や「三匹のこぶた」などはその典型だろう。この「やまなしもぎ」もそう。三男は兄たちが戻ってこないので山へと向かう。老婆に「水を汲んでくれ」と頼まれると、やさしい三男は水を汲んで渡した。老婆は兄にも教えたように道を教えた。そして必要になるから、と刀を渡してくれた。そして三男はなしをもぎ、現れた主から兄たちを救い出す。冒険物語としてもよくできている。面白いお話だ。

「人の言うことはきちんと聞かなければいけない」、「人には親切にしよう」これがこの本の教訓かな。ルークはときどき話を聞き落とすことがある、と担任の先生に言われた。彼としてはこのお話、どう思ったんだろうか?。
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ルークの怪獣図鑑(2)

2006-09-20 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)の怪獣の絵で綴る「怪獣図鑑」第2弾。
今回はネロンガの登場です。

登場したのは第3話「科特隊出撃せよ」
体長 45メートル
体重 40万トン
江戸時代に一度暴れたが、村井清右衛門(?)なるお侍に退治されたとか。
電気を摂取すると姿を現し、角から発する電撃を武器とする。
着ぐるみは東宝映画に登場するバラゴンのものを、円谷英二氏が借りてきて改造。
「ウルトラQ」でも使用したがさらに改造してネロンガとなったものである。

ルークの絵は立ち姿なので、見ようによってはシーゴラス?。
でも「でんきだいすき」って書いてある。
スパイダーを手にネロンガに向かっていくホシノ君の姿がよみがえります。

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超酔拳

2006-09-19 | 映画(た行)
超酔拳超酔拳
ラウ・カーリョン リュウ・チャーフィ ウー・ジン
 
エスピーオー 2004-04-23
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監督=ラウ・カーリョン
主演=ラウ・カーリョン ウー・ジン チー・クァンチョン リュー・チャーフィー

 カンフー映画が香港映画の主流でなくなって久しい。それは映画に活躍の場を見いだすような真の武術家がいなくなっているからだろうか。本作は、そんな現代にショウブラザースが放った21世紀型カンフー映画だ。これが80年代の伝統的なカンフー映画の要素が随所に散りばめられた作品となっていた。監督・出演は「少林寺三十六房」のラウ・カーリョン。最近では「セブン・ソード」にも出演し、健在なところを見せている。彼は「ワンチャイ」シリーズで有名な実在のヒーロー黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)とその弟子が広めた洪家拳を、今に伝える達人である。その義理の弟がゴードン・リューことリュー・チャーフィー。タイトルバックで演舞が披露されるが、これもカンフー映画の伝統だ。そして勧善懲悪に徹したストーリー。猿拳を身に付けようとするおちゃらけた若者二人が、物語を軽くしてしまっているが、これも80年代のコミックカンフーの流れと思えば憎めない(笑える場面はないけどね)。

 1930年代の中国が舞台。重要な物品を運ぶことを役割とする通運局で護衛の役割をする猿拳の達人がラウ・カーリョン。ところが弟がアヘンを密売していることを知る。弟は兄を殺そうと旅の途中で罠にかける。辛くも生き延びたカーリョンは、助けてくれた娘に猿拳を伝授。そこに猿拳を会得しようとする青年二人と、追っ手が迫るのだった・・・というお話。

 観どころはやはりラウ・カーリョンの華麗なカンフー。これが本物だ。ショウブラザースのマークに有り難みを感ずるあなたなら、きっとこの21世紀製作のカンフー映画を楽しめるはず。クライマックスの洪家鉄線拳との戦いなんてお涙もんだよ。
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