Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

12月30日(金)のつぶやき・タルカスっ!?

2011-12-31 | Weblog
年の瀬ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

転職して年末年始の休みが極端に短くなった。有効に限られた日数を過ごそうー。
・・・といいながら掃除、テレビ、買い物、掃除、テレビが繰り返される日々。
どっしり腰を据えてゴダールの1本でも観たいのだが、配偶者は暇さえあればNHKを見たがる。いや、ついているだけでたまに見ている?。

来年の大河ドラマの予告がひんぱんに流されている。
以下ツイート。

08:45 from Twitter for iPhone
松山ケンイチがどうも苦手な僕。
来年の大河ドラマなんて見るもんか!。

ところが予告編に流れる音楽…プログレの名曲、ELPの「タルカス」ではないかっ!
しかもオーケストラヴァージョン。

やばい、なんかそそられる。
そんなに俺に大河を見せたいのか、NHK!。
よし見よう!

武井咲ちゃん出てるしww


松ケンが苦手な理由?
えーと、小雪の件で妬みがあるのと・・・(以下省略)。
それはさておき、音楽の話。

↓これがオリジナルのタルカス
Emerson, Lake & Palmer - Tarkus Medley (Part 1)


↓「題名のない音楽会」で演奏されたヴァージョン
Tarkus


タルカス~クラシック meets ロックタルカス~クラシック meets ロック
藤岡幸夫 吉松隆

日本コロムビア 2010-07-21
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 タルカス ~クラシック meets ロック(吉松隆) - 藤岡幸夫指揮/東京フィルハーモニー交響楽団

吉松隆氏が音楽担当。これはちょっと期待できるかも・・・。

ついでに・・・
18:32 from Twitter for iPhone
今年最後のロト6。6つのうち5つの数字が1違い!かすりまくり!もーっ!来年こそは!その前に明日のジャンボか。
by t_somelikeithot on Twitter

来年こそはっ!

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12月のBGM

2011-12-31 | 音楽
2011年12月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■JPN/Perfume
久々のアルバムなのでこれまでのシングル曲が当然多くなる。その分アルバム全体のコンセプトとかカラーが弱まった感じは否めない。しかし、個々の楽曲のよさはもちろんこれまで通り。新曲ではMy Colorが好き。「575」と「微かなカオリ」は傑作だと思うのだが。
JPN(初回限定盤)(DVD付)

■化物語音楽全集/various
えー、相変わらずアニソンは外せません(恥)。「化物語」の5曲のオープニングとエンディング「君の知らない物語」はどれも素晴らしい。何よりも歌詞がいいのね。羽川翼の台詞を巧みに組み込んだ「sugar sweet nightmare」といい、ツンデレなキャラが意外にしおらしい一面をみせる「staple stable」といい、作品の世界観を見事に3分、4分に凝縮してる。単なるキャラソンじゃない。いい仕事だ。
化物語音楽全集 Songs&Soundtracks

■やさしくなりたい/斉藤和義
今年最大の視聴率をとったドラマの主題歌。斉藤和義は曲の多くを知らなかったが、最近気に入ってきた。職場の仲良しネギちゃんに私的ベストを作ってもらったので通勤中に聴いている。仕事中の車中、FMラジオに合わせてこの曲を熱唱してしまったのは、私です。
やさしくなりたい やさしくなりたい - Single - 斉藤和義

■Greatest Hits of Tatsuro Ymashita/山下達郎
日本の音楽シーンを語る上で基本とも言える達郎のベスト盤。やっと入手。おまけが数曲ついた97年リリース盤を中古店で購入。この頃の達郎はやっぱりいいね。Bomberを聴くと、弾けもしないのに指が勝手にベースラインを真似しようとするのだが。
GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA 

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ワイルド7

2011-12-30 | 映画(わ行)

■「ワイルド7/Wild Seven」(2011年・日本)

監督=羽住英一郎
主演=瑛太 椎名桔平 深田恭子 中井貴一 丸山隆平

望月三起也の原作は世代的にちょっと上なのか僕は読んだことがないし、70年代にドラマ化されたのもうっすらとしか覚えていない。でもリアルタイム世代には思い入れのあるコミックらしく、僕の周囲では公開前から期待半分怖さ半分・・・そんな反応だった。それにこの映画は、わが街北九州市など九州各地や下関でロケされた映画でもある。実は僕もエキストラに今回参加したし、家のすぐ近くでも撮影が行われたもので、お話もだけど背景がどう写っているのか興味津々。幸いなことに試写会が当選したので公開前に観てきたのだ。

警察組織で解決できない悪に対して、超法規的な存在として解決に乗り出す元犯罪者から選抜されたチームが"ワイルドセブン"。チームのリーダー格である飛葉(瑛太)は、事件の度につきまとう人物の存在に気づく。同じ頃、飛葉は謎めいた女性ユキと知り合うが、彼女にはある秘密があった。そしてワイルドセブンの面々はある事件の濡れ衣を着せられ追われる身に。彼らは事件の黒幕である政府中枢の人物に挑むことになる・・・。

原作に思い入れがある世代にはどうも不評の様子。映画化なんて別物さ、と思ってしまえばいいのかもしれないが。確かにツッコミどころは多々ある。瑛太と深キョンが惹かれ合って・・・という場面にしても、瑛太が勝手に酔っぱらって彼女の家に転がり込んだだけとしか思えない。この辺の心情がどうも淡々と表現されているから、「守りてぇんだよ!」と叫ぶクライマックスの瑛太にどうも感情移入しずらい。ラストの悪党を追い詰める場面にしても、え?ボタンひとつ押されただけで降参なの?と実にあっけなく感じてしまう。いちばんかっこいいのはワイルドセブンを率いるボスである中井貴一かも。まぁ、理屈抜きに楽しむにはよい映画だろう。

とはいえ日本映画にしてはアクションや派手なドンパチはけっこう頑張っている方だと思える。スプリットスクリーンを使った演出はなかなかかっこいい。バイクアクションがあって、戦争映画でないのにここまで大量の銃器がぶっ放される日本映画はなかなかない。エキストラでご一緒させていただいたスタント担当の方も、バイクアクションがある映画ってなかなかないので参加できて嬉しいとおっしゃっていた。そしてそんな映像を撮るにあたって、わが地元がかなり貢献しているのが観ていてよくわかる(無茶もしてるんだろうなぁ・・・)。北九州市民の目線から観ると地元ロケを楽しむ上ではこれ以上ないくらいによく撮られた映画。中でも北九州空港へ行く連絡橋は格好のロケスポットだな・・・と改めて思う。そしてエンドクレジットでは撮影風景が映し出される。これがいい雰囲気。俳優、スタッフ、エキストラのそれぞれのロケ先での様子が流れて、監督が映画にかかわったすべての人々を大事にしているんだ、と感じられて嬉しい。エキストラで参加させてもらって、あの現場にいたんだな・・・と思えるからなおさらだ。映画の現場っていいなぁ・・・というのが今回の感想。

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今日の映画台詞・「昼下がりの情事」(1957)

2011-12-25 | 今日の映画台詞
23:59 from web
今日の映画台詞◆

「パリにはホテルが7000、部屋数は22万あります。
こんな夜には約4万件の不倫が進行中です。」 
「昼下がりの情事」(1957)


◆寝取られ夫のフラナガン氏襲撃を知ったアリアーヌが、警察に通報する場面。警察官が彼女をあしらう台詞。聖なる夜にこの話題はダメですか?えへ。
by t_somelikeithot on Twitter

昼下りの情事 [DVD]

Billy Wilder - Love in the Afternoon (1957) Trailer


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ステキな金縛り

2011-12-23 | 映画(さ行)

■「ステキな金縛り」(2011年・日本)

監督=三谷幸喜
主演=深津絵里 西田敏行 中井貴一 阿部寛

三谷幸喜作品には毎回笑わせてもらっている。これまでの三谷映画は、あの業界ならありそう!、あのシチュエーションなら自分もそうする!、そのリアクションあり!そんな現実世界、実生活の笑いのツボをついてくるところが魅力だった。脚本に仕上げる着眼点の見事さ、面白さ。しかし「ステキな金縛り」はちょっと違う。裁判で落武者の幽霊を証言台に立たせるというアリエナーイお話。主人公だけでなく次々に出てくる登場人物たちも、他の映画では見られない過剰な芝居が多い。そう、舞台劇を観ているみたいな。だからむしろ映画でなくてもよいのでは・・・という意見もあるみたいね。でもそれ故に深津絵里のコメディエンヌ振りが際だっているし、西田敏行がこの上なく楽しんで演じているのがよくわかる。

脇役に至るまで選ばれている役者が、その役柄がデフォルメされたようにピシリとはまる。無実の罪で裁かれているKANはいかにも人が良さそうなキャラだし、ファミレス店員の深田恭子(きゃわいいー!)、目立ちたがり屋の俳優を演ずる佐藤浩一、陰陽師の末裔を演ずる市村正親、変な髪型の生瀬勝久・・・芸達者をそろえた見事なキャスティング。これが実現できるのも三谷作品だからこそ。

本当に自分は弁護士に向いているのか?崖っぷちに立たされた主人公エミが任された難事件。それは妻殺しの容疑をかけられた男の裁判。彼は犯行時刻にさびれた村の宿屋で、落武者の幽霊によって金縛りに遭っていたというのだ。調査に訪れたエミは幽霊に遭遇。落武者の幽霊六兵衛は主君を裏切った無実の罪で成仏できずにいたのだった。エミは六兵衛に証言台に立つことを申し入れる。あの手この手で見えない幽霊を信じさせようとする奮闘が面白いし、超現実主義者の検察官やあの世の秩序を守ろうとする役人までからんできて事態は大混乱に。裁判の行方は・・・。

「有頂天ホテル」ではグレタ・ガルボ主演の名作「グランド・ホテル」へのオマージュが捧げられていたが、クラシック映画に対する敬意は本作でも描かれている。ジェームズ・スチュワート主演の大傑作「スミス都へ行く」。政治の不正を暴くために議会で大演説をするクライマックス。初めて観たときデモクラシーのお手本のようなお話にいたく感動したっけ。劇中使われたヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ(「アルプス一万尺」)は、「ステキな金縛り」でもうまく使われている。「素晴らしき哉、人生」も出てくるし、三谷監督はフランク・キャプラ監督作が本当にお好きなんだろな。楽しい2時間20分ではあったが、難を言えば上映時間がちと長く感じたことかな。




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月に囚われた男

2011-12-17 | 映画(た行)

■「月に囚われた男/Moon」(2009年・イギリス)

監督=ダンカン・ジョーンズ
主演=サム・ロックウェル ケビン・スペイシー

●2009年英国アカデミー賞 新人賞

※ネタバレ注意
渋いねー。世間はド派手なSFX満載のSFに毒されている中、こういう特殊効果極力控えめのSF映画を製作することは、ある種のチャレンジ。しかし特撮なんぞ多様せずともSF映画は成立しうる。映画史上、数々の映画(特にイギリス映画)がそれを成し遂げてきた。例えばフォランソワ・トリュフォー監督の「華氏451」、クリス・マルケル監督の「ラ・ジュテ」(しかも静止画の映画という野心作)、アンドレイ・タルコフスキー監督の「惑星ソラリス」、最近なら子供が生まれなくなった未来社会を描いた「トゥモロー・ワールド」、そしてダンカン・ジョーンズ監督の父デビッド・ボウイが主演した「地球に落ちてきた男」。またイギリス製SF映画は社会を皮肉った作品が多いのも特徴だ。「月に囚われた男」を観てよぎるのは、過去のそうしたSF映画たちの影。ジョーンズ監督は自分が影響を受けてきた多くの映画を念頭に撮ったとインタビューで答えている。

月で鉱物を採掘する会社ルナ鉱業に勤める主人公サム。月で働くのは彼一人。相棒はコンピュータのガーティのみだ。ある日彼は採掘現場に向かう車で事故を起こしてしまう。目覚めると基地には彼以外の人間がいた。しかもそれは自分自身・・・。サムはこの事態に困惑するが、次第に真実が明らかになっていく。彼が最後にとった行動は・・・。

ダンカン・ジョーンズ監督はSF映画の形をとりながら人間ドラマを描く映画がお好きだそうだ。「月に囚われた男」もまさにそう。目覚めた彼が出合うのは彼自身。しかも彼ももう一人の彼もクローンだった。採掘のためにオリジナルのサムからつくり出されたクローン人間。ハードなSF映画的シチュエーションであるが、ここで描かれるのは非人間的な行為で事業を展開する人・企業のエゴだったり、自己存在への掘り下げというテーマ。前述の作品たちだけでなく、人造人間の復讐を描いた「ブレードランナー」や「サイレント・ランニング」、「2001年宇宙の旅」の影も見えてくる。映画を見続けている人ほどいろんな気づきがある映画。こんなに暗くて淡々としている映画なのに画面の前でワクワクしてしまう。

ケビン・スペイシーが声の出演をしたコンピュータ、ガーティの存在が実にいい。「2001年宇宙の旅」のHALのように敵になるかとハラハラしてしまったが、意外にも人間くさい。企業側に立つのではなく、反乱を起こそうとするサムを守ろうとする。それもプログラムとも言えるだろう。だが、映画の最後にサムが言う「俺達はプログラムじゃない。」という台詞は相棒としてガーティを認めるいい場面だ。映画愛が込められた観ておくべき秀作。映画館という閉鎖的な空間でみたらさぞかし集中できて面白かったろうなぁ。




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映画 けいおん!

2011-12-15 | 映画(か行)

■映画「けいおん!」(2011年・日本)

監督=山田尚子
声の出演=豊崎愛生 日笠陽子 佐藤聡美 寿美奈子 竹達彩奈

「けいおん!」の放送が始まったとき、ビビッときた。・・・これは夢中になる。え?いい年して"萌え"かって?確かに、唯ちゃんも、澪ちゃんも、ムギちゃんも、律ちゃんも、あずにゃんもみーんなきゃわいいよ。彼女たちのゆるーい部活ライフを描いたこのシリーズ。学生時代にバンド経験ある自分からすると、「そうだよなぁ」と頷けるところが随所にあったのも夢中になった原因のひとつだ。あの山下達郎も「けいおん!」見てるという噂。別に一部のアニヲタさんたちに人気があるんじゃなくて、もはや世代を越えた人気になっているんだ。・・・と劇場版を観に行った自分を正当化する書き出しで、この記事は始まったのである。

劇場版は卒業式前という設定。第2シリーズの最終回、卒業式後に、自分たち4人を支えてくれた梓に感謝を込めて曲を贈る(名曲「天使にふれたよ」)あの名場面につながる前日談。卒業旅行でロンドンに行くことになった軽音部の面々。何故か2年生の梓までついて行くことになり5人の珍道中が描かれる。演奏するチャンスが転がり込んだりするのは、都合いい話やな・・・とも思うけど、「ごはんはおかず」を二回も聴けるのは嬉しい。残念なのは、澪がロックの聖地参りの目的でロンドンを選んだのにそういう場面が、アビーロードくらいしか出てこないことかな。とはいえ、気まじめな梓の思い込みから唯に変な勘違いをしてしまうエピソードはなかなか楽しい。あの最終回につながる「天使にふれたよ」誕生エピソードが、映画のクライマックスだ。いつもと違った曲をつくろうと懸命になる唯だが、最終的にいつもの自分たちの曲をつくることが大切だと気づく。うーん、最終回で大粒の涙を流す梓がもう一度見たかったかも・・・。

「けいおん!」の魅力は、心を許せる友達と一緒に過ごす何気ない毎日が描かれていることだと思う。バンドやっててもプロを目指すでもなく、練習もそこそこに音楽室でお茶。そののほほんとした当たり前の毎日が、世代を問わずあくせくした日常を送る僕らにはとても魅力的に映る。これ程いつも一緒に過ごせるような友人って自分にいるだろうか。学生時代にいただろか。部活離れや友達が少ない今どきの学生、仕事という関係を離れたら本音で話せる相手がいない大人たち。脇役も含めて、こんな人が身近にいたら毎日楽しいだろうなぁ・・・というキャラが多いこと。憂ちゃんのとうな世話好きの妹、さわこセンセイのような話のわかる大人、梓のような頼れる後輩。ゆるーい4コママンガの原作だけど、その1コマ1コマの間に秘められている幸せな日常への思いはアニメになって大きく開花した。「けいおん!」は僕らの気持ちを幸せにしてくれる。"萌え"でもあるかもしれないが、ある種の"癒し"だとも思うのだ。テレビシリーズの尺に慣れているだけに、劇場版は長い・・・と思える。だけど「ふわふわ時間(タイム)」が流れるエンディング。この心地よい時間が終わってしまうのが、こんなに名残惜しいなんて。映画館で鑑賞して数日経った今、リピーターの気持ちがちょっとわかってきたよ(笑)。



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今日の映画台詞・「エレクトリック・ドリームス」(1984)

2011-12-12 | 今日の映画台詞
22:00 from web
今日の映画台詞◆

「愛は奪うものではない。与えるものだ。彼女は君に愛を与えた。だから僕は去る。」 
「エレクトリック・ドリームス」(1984)


◆意思を持ったコンピューターが人間の女性に恋をするコメディの佳作。愛を学んだ"意思"がネットの海で生き続けるラストは「攻殻機動隊」の先駆け?
by t_somelikeithot on Twitter

あのヴァージンがプロデュースしたイギリス映画「エレクトリック・ドリームス」。いい映画なんよ、これ。コンピューターがひょんなことから意思を持ち、持ち主の主人公と同じ女性に愛情を抱くようになる。愛を学んだコンピューター”エドガー”は、自作の曲をつくる。それがカルチャークラブのLove Is Love。

Culture Club - Love is love - (Movie: Electric Dreams)


ヴァージニア・マドセンがきゃわいい!「ホットスポット」のムチムチ感も素敵だったけど、この映画の彼女は素敵。

Phil Oakley - Together In Electric Dreams

エンディングで流れるジョルジオ・モロダー作の主題歌。

Electric Dreams - Soundtrack
こちらはサントラ盤。

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Greatest Albums(その69) 予言者の夢/井上鑑

2011-12-08 | 僕のGreatest Albums
ジャンルをこえてあれこれ音楽を聴くものだから、節操のない音楽的嗜好と言われる私、takの音楽的ルーツを考察するシリーズ第69弾。1アーティスト1アルバムを選ぶこの企画、久々の更新。これまでの記事はこちら

今回は高校時代に聴いて以来、今でもお気に入りの名盤「予言者の夢」。”かっこいい”と感ずる音楽とはどんなもの?と尋ねられたら、僕は迷わずこのアルバムをそのひとつに挙げるだろう。キーボーディストにしてアレンジャー/プロデューサーとして活躍している井上鑑。寺尾聰の「ルビーの指輪」で世に認められた彼が、リリースしたソロアルバムである。


きっかけは毎週ゴールデン洋画劇場で流れる横浜タイヤのCMだった。映画も楽しみだったが、横浜タイヤのCMはビデオで巻き戻して見た。寺尾聰、井上鑑、安部恭弘・・・そこで流れた音楽は、これまで聴いてきた音楽とは違ったものだった。

YOKOHAMAタイヤCM その2


高校時代。クラスの友人が貸しレコード屋でこのCMのコンピ盤レコードを見つけてきた。「ASPEC SPECIAL」と題されたこのLP。僕らは夢中になって聴いた。寺尾聰は大ヒットしたルビーの指輪、シャドーシティ、出航(さすらい)。井上鑑作品はGravitations、レティシア、Subway Heroの3曲が収められている。いい曲ばっかりだったよね。安部恭弘もこれをきっかけに聴くようになった。

そして井上鑑のソロアルバム「予言者の夢」を聴いた。それはギターが8分音符を刻むストレートなロックではないし歌謡曲でもない。どこかさびしげで、どこか陰があって、都会的な雰囲気を漂わせた音楽たち。甘っちょろいラブソングは皆無。詞に歌われているのは、東欧の作曲家、冒険家、宇宙飛行士、東京の街に集う男達、地下鉄の出来事・・・それぞれにドラマがある。それを僕は純粋にかっこいいと思った。今にして思えば、コンセプトアルバムというものを初めて聴いたのもこれだったのかもしれない。かっこいい音楽はいろいろある。フュージョンのような技巧派のかっこよさとは違う。肉体的な躍動感を共感するようなロックとは違い、誤解を恐れずに敢えて言うなら知性派のロック。しかしプログレの仰々しさはない。

セカンドアルバムの「CRYPTOGRAM」もよく聴いた。でもこちらはダークな味わいで、当時はあまり好んで聴かなかった。しかし、数年前にCD化されてからiPodから手放せない。無機質なリズムも歌われる内容にもかっこよさを感じる。やっぱり大人の音楽・・・だったのかなぁ。それに憧れていた高校時代。



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今日の映画台詞・「市民ケーン」(1941)

2011-12-06 | 今日の映画台詞
22:41 from web
今日の映画台詞◆

「見出しを大きくすれば、事件も大きくなる。」 
「市民ケーン」(1941)


◆マスコミによる情報操作の常套手段。僕らは踊らされないようにしないとね。天才オーソン・ウェルズが新聞王の栄光と没落を描いた伝説の大傑作。映画冒頭の臨終の言葉「薔薇のつぼみ」の謎も重要な要素。
by t_somelikeithot on Twitter

Citizen Kane Movie Trailer


市民ケーン [DVD]
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