末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

市東さん耕作権裁判、NAAの違憲違法を全面的に暴く

2015-12-16 07:16:12 | 三里塚闘争



■市東さん耕作権裁判、NAAの違憲違法を全面的に暴く
前進 速報版 2015年12月16日 00:22

 12月14日、千葉地裁民事第2部(岸日出夫裁判長)で、市東孝雄さんの耕作権裁判の弁論が開かれた。市東さんを先頭に三里塚芝山連合空港反対同盟と顧問弁護団、全国から支援に駆けつけた労農学市民は、農地強奪攻撃への怒りを一層かきたて闘った。
 前回9月の弁論で弁護団は、原告の空港会社(NAA)=空港公団の違法・脱法を以下の5点にわたって明らかにし、断罪した。①耕作者である市東東市さん(孝雄さんの父・故人)に無断で南台農地の底地を買収し、転用計画もなく15年も保有し続けたことは、不在地主による小作地所有を禁じた農地法第6条に違反、②財産権を保障した憲法第29条に違反、③対象地の位置特定の誤り、④時効取得成立、⑤農地法第3条違反。

 今回は農地法の理念を一層掘り下げる観点で、⑤の続きから陳述が行われた。もともと農地法第3条は、地主が農地を小作人以外の者に売ることを禁じていた。小作地を解消し自作農にすることが目指されていた。地主が無断で交代し小作人が不安定な地位に置かれるようなことを、農地法第3条は想定していない。小作人の同意のない耕作地の売買は無効だ。
 ⑥この農地取得の一連の手続きは公用収用、すなわち「公共の利益となる特定事業のため、正当な補償のもとに、私人の財産権を強制的に取得する」ことだ。補償のない収用は成り立たない。NAAは賃借権がある市東さんを完全無視して地主と契約した。これはとんでもない違憲違法だ。
 ⑦農地法施行規則第7条11号では、成田空港にかかわる農地転用のための土地買収に限っては「県知事許可必要なし」としている。こんな「例外規定」は、農地法の理念を踏みにじる憲法違反だ。
 ⑧市東さんの南台の耕作地には、告示区域外、つまり空港の敷地にかからない部分が3274平方メートル、全体の4分の1も存在する。NAAは敷地内外の土地が「一体的に運用される」から知事の許可は不要などと言うが、そんなデタラメは通じない。
 以上すべてから、NAAの土地取得は違法、無効であり、土地を明け渡しを求める資格は一切ない!
 傍聴席から感動の大きな拍手が湧いた。NAAの代理人弁護士は無表情を装っているが、おのれの罪状を全面的に暴かれておののいている。
 次回期日を2月29日として閉廷したあと、千葉県弁護士会館で報告集会が開かれた。伊藤信晴さんが司会を務めた。
 最初に市東さんがあいさつに立った。「裁判が進むほど、空港側の違憲違法が暴かれる。5万人署名の年内1万達成まであと一息。力を蓄えて、来年も一層がんばりましょう」
 続いて葉山岳夫弁護士が弁論を振り返りながら、「NAAは底地の買収を十数年隠し、市東東市さん、孝雄さんに地代を元の地主に払わせ続けてきた。それ自体、農地を農地として取得したということであり、耕作者の同意と県知事の許可は不可欠だ。次回以降もさらにNAAをギリギリと追いつめる」と勝利的前進を確認した。さらに葉山さんは、「市東さん農地法裁判一審で反動判決を下した千葉地裁の多見谷寿郎が、福岡高裁那覇支局長に就任し、沖縄・辺野古埋め立て代執行訴訟で裁判長をやっている。その上この訴訟では、国側の代理人の代表として、法務省訟務局長の定塚誠が出ている。定塚は、東京高裁での農地法裁判控訴審で主任裁判官として控訴棄却判決を書いた者だ。三里塚と沖縄の連関性がますます明らかになった」と解説した。
 弁護団全員のあいさつに続き、動労千葉、関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会、市東さんの農地を守る沖縄の会、全国農民会議が次々と連帯発言を行った。動労千葉執行委員の中村仁さんは、労農連帯を強化し外注化阻止の闘いを進める決意を表した。全国農民会議共同代表の小川浩さんは、安倍農政を批判し、「市東さんの農地の取り上げとの闘いは日本農民自身の闘いだ」と訴えた。
 最後に萩原富夫さんが発言に立った。「反対同盟は全国に市東さんの農地を守る闘いを押し広げ、沖縄と連帯してこの1年間力強く前進した。来年は50周年。第3滑走路粉砕へ向けさらに闘おう」と呼びかけ、参加者の奮闘をねぎらった。
 集会終了後、反対同盟と支援連は千葉市街での5万人署名情宣活動に立ち、年内1万筆達成へ向け全力で闘った。(TN)

民主労総 12・16ゼネストへ進撃 パククネ打倒へ総決起 ハンサンギュン委員長「拘束されても闘う」

2015-12-12 20:17:36 | 世界の闘い



■民主労総 12・16ゼネストへ進撃 パククネ打倒へ総決起 ハンサンギュン委員長「拘束されても闘う」
前進 速報版 2015年12月11日 18:00

 韓国では、11・14の15万人決起に続いて12月5日、第2次民衆総決起闘争が、パククネ政権の事前弾圧を打ち破って圧倒的にかちとられた。
 パククネは閣議で11・14のデモをISのテロになぞらえて攻撃。闘争を組織した民主労総と民衆総決起闘争本部を「体制転覆勢力」と規定し、一切の集会・デモを禁止。さらには「覆面デモ禁止法案」や「覆面した参加者は全員逮捕」の方針まで打ち出した。しかしそのすべては、労働者・農民を始めとした全人民の怒りの爆発によってものの見事に粉砕された。
 12月5日、ソウルの中心部は「公安弾圧粉砕・パククネ退陣」を掲げた5万人の大行進で埋め尽くされた。参加者は「覆面デモを禁止するなら仮面を着けよう」という呼びかけに応えて、思い思いの仮面を準備して集まった。この日の闘争には5大宗教団体や芸術団体など11・14闘争には参加しなかった勢力も戦列に加わり、ともに総決起した。権力はデモ隊への弾圧はおろか警察車両による阻止線を張ることもできなかった。
 ソウル市庁前広場の集会では、逮捕状の出ている民主労総のハンサンギュン委員長が映像メッセージで、国家暴力で労働者民衆の闘いを止めることは絶対にできないと力強く訴えた。労働者・農民・貧民・市民団体によって構成される民衆総決起闘争本部の宣言文(3面掲載)が読み上げられ、民主労総の12・16ゼネスト突入と連帯して、12・19第3次民衆総決起闘争を大規模・全国同時多発の大闘争として闘う方針が打ち出された。
逮捕攻撃に正面から立ち向かう
 第2次民衆総決起闘争の爆発は、「パククネの労働改悪阻止」「ゼネストで社会を変えよう」という民主労総の闘いが全人民を獲得しつつあることを示した。これに震え上がったパククネは、国会内野党の屈服をテコに12月10日から始まる臨時国会での労働改悪法案強行を狙うとともに、民主労総の圧殺に一切をかけてのりだした。11・14闘争に対し、87年民主化以降は発動されたことのない騒擾(そうじょう)罪の適用方針を発表。それと一体で、ハンサンギュン委員長が避難している曹渓寺(チョゲサ)への武装襲撃と逮捕を狙って動いたのだ。
 12・5に決起した全団体がこれに直ちに怒りを表明して立ち上がり、突入寸前までいった策動はいったん阻止された。
 そしてハンサンギュン委員長は民主労総全組合員への訴えを発し、今や新たな闘いに踏み出す決断をしようと提起した。「パククネの労働改革が改悪であり全民衆の災難であることは、すでに全社会に明らかになった」とこれまでの闘いの勝利の地平を断固確認し、12月16日を突破口とするゼネストにすべての怒りと力を総結集して、パククネ打倒へ攻勢的に打って出ようということだ。
 12月10日午前11時、ハンサンギュン委員長は曹渓寺で記者会見を行い、かけつけた民主労総執行部や組合員と熱い握手を交わした後、弁護士と僧侶に付き添われて堂々と寺の門を出た。「民主労総は2千万労働者の生存をかけて、政権が最も恐れるゼネストに立ち上がる。私を拘束してもこの闘いを止めることはできない。組合員同志を信じて闘いぬく」との委員長の決意に、熱烈な共感と激励の声が送られた。
 決戦はいよいよ煮詰まった。12月16日、ゼネストに決起する民主労総との連帯行動に総決起しよう。日韓労働者の国際連帯を今こそ強化し、2016年へ突き進もう。

12・5福井 もんじゅ闘争に1200人 労働組合の闘いで廃炉へ

2015-12-11 18:12:20 | #すべての原発いますぐなくそう

■12・5福井 もんじゅ闘争に1200人 労働組合の闘いで廃炉へ
前進 速報版 2015年12月11日 12:56

、福井市内で「15もんじゅを廃炉へ!全国集会」と「高浜原発3・4号機の再稼働を本気で止める!全国集会」がジョイント形式で開催され、1200人の労働者や市民が集まった。
 前半の屋内集会で行われた「核燃料サイクルの是非を問う!」と題する対談では、原子力規制委員会が高速増殖炉「もんじゅ」の運転主体の変更勧告を日本原子力研究開発機構に突きつけたことは核燃サイクルの見直しのチャンスだと指摘された。
 後半の高浜原発再稼働に反対する屋外集会では、現地で闘う小浜市明通寺住職の中嶌哲演氏らが草の根の共同運動、高浜原発再稼働を阻止する闘いを呼びかけた。福島や青森など全国の発言を受けた後、集会宣言を採択して福井市内デモに打って出た。
 今回、福井県警は右翼警備を口実に400人もの機動隊を投入した。これ自体が来年のサミットを見越した「対テロ警備」シフトそのものであった。こうした権力や右翼の妨害をはねのけて労組交流センターとNAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)は勝利的にデモを貫徹し、闘争全体を元気良く牽引(けんいん)し闘い抜いた。
 今回の集会はもんじゅが95年のナトリウム漏れ事故を起こしてちょうど20年を迎える節目の闘いだ。あの事故以来、炉内中継装置の落下事故や1万件を超える点検漏れ、監視カメラの故障など、デタラメな管理の実態が明らかになってきた。
 しかし、第3次世界大戦の超切迫情勢の中で、核武装への道を突き進むしかない日帝は、どんな破産的事態になろうとも原発再稼働と核燃サイクルを堅持しなければならない。3・11福島原発事故以来湧き上がる労働者の怒りとの激突はこれからさらに深まる。さらには米英仏ロシアによるシリア空爆は核戦争の時代を引き寄せ、原発と戦争の一体性を日々明らかにしている。
 会場には自治労と教組を中心に関西・北信越から参加した多くの労働組合の旗が林立した。私たちは『前進』やビラを配布し署名を集め、たくさんの労働者と合流した。「韓国・民主労総のようにゼネストを闘い戦争を止めよう。労働組合の闘いで原発をなくそう」という訴えは「裁判長、頑張ろう」といったお願い運動を吹き飛ばし、労働者の闘いこそ社会を変えるのだと労働者の心に響いた。
 高浜原発の再稼働が切迫する地元舞鶴の労働者も組合旗を掲げ決起し、伊方原発再稼働と闘う愛媛県職とともに再稼働阻止を職場で闘う決意を語った。動労水戸の被曝労働拒否の闘いや、動労千葉が闘ってきた外注化阻止・非正規職撤廃の闘いの路線こそが勝利する展望を示している。動労総連合を全国に建設し、原発再稼働を阻止し、福島圧殺を許さず、もんじゅの廃炉まで闘おう。(NAZEN北陸)

星野全国集会 〝全証拠を開示せよ!〟 東京高裁・高検へ怒りのデモ

2015-12-05 06:07:57 | 星野文昭さんの獄死・国家犯罪を許さない





■星野全国集会 〝全証拠を開示せよ!〟 東京高裁・高検へ怒りのデモ
前進 速報版 2015年12月 4日 17:32

 9・6徳島刑務所デモと続く11月闘争の映像に会場が興奮に包まれる中、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の狩野満男さん(共同代表)が開会を宣言した。「今年星野絵画展が全国57カ所で開かれ、来場者は1万人に達した。100万人を獲得する道筋がついた。労働運動と救援運動が基軸となって獄壁を大きく削り取っている。今が星野さんを取り戻す絶好のチャンスだ」と呼びかけた。
 星野暁子さんが、文昭さんからのメッセージを読み上げ、「今こそ星野解放の扉を開こう」とアピールした。
 再審弁護団の6人の弁護士が登壇し、それぞれの担当分野から再審闘争の現局面を明らかにした。岩井信主任弁護人は、「証拠開示を迫る3者協議の開催が第2次再審請求の異議審における最大の攻防になっている」と強調した。鈴木達夫弁護団長は、「私は7月の参議院選挙を闘う。星野さんを奪還する大きな力になり得ると確信している」と発言した。
 再審連絡会議事務局の金山克巳さんが基調報告を行い、戦争か革命かの大激動情勢を踏まえ、「星野さんを取り戻す闘いは、戦争と新自由主義を打ち破る全世界の闘いとひとつだ」と力説した。2016年の飛躍をかけた新方針として、①『星野新聞』の発行、②2・19徳島刑務所申し入れ行動を突破口とした対刑務所闘争、③東京高裁を追い詰め、11人の民間目撃者の供述調書を始めとする全証拠を開示させ、再審闘争を推し進めること、④絵画展を全国で開き、47都道府県に星野救援会を組織すること、⑤鈴木弁護団長とともに7月参院選を闘うこと――の5点を提起した。満場の拍手がこの提起を確認した。
 集会後半は、沖縄からの特別報告で始まった。沖縄万人(ウマンチュ)の力で星野さんを取り戻す会の和田邦子さんが、辺野古をめぐる連日の攻防の中、労働者に星野闘争への共感が広がっていると報告。奥深山さんの免訴を実現する会の大塚正之さんが免訴申し立て以来、23年ぶりの裁判所の動向を報告し、星野闘争と一体で闘う決意を述べた。
 「共に闘う決意」として全国労組交流センターの辻川慎一代表(動労水戸)と全学連の斎藤郁真委員長、婦人民主クラブ全国協議会の三浦正子代表、革共同の鎌田雅志同志、さらに動労千葉の田中康宏委員長が次々と発言。鎌田同志は、「迫りくる戦争を前に革命の炎を燃やし、2016年星野同志奪還に踏み出す。全国の怒りを徹底的に引き出すことが鍵だ」と先頭に立つ決意を語った。
 2・19徳島行動への結集を戸村裕実さん(共同代表)が提起し、今年新たに救援会を結成した愛知、高知、香川を代表して、愛知の会から労組を中心に取り組んだ絵画展が救援会に結実したことが報告された。さらに全国の救援会が登壇し、徳島と杉並から闘争報告と決意が語られた。
 家族の訴えが続いた。暁子さんは、徳島刑務所への抗議とともに「今年は千枚の年賀状が目標」と年賀状を送ることを呼びかけた。
 新方針を全力で闘うことを盛り込んだ集会決議を全会一致で確認し、沖縄の平良修さん(共同代表)が、「沖縄と日本政府は厳しい対決状態にある。沖縄は星野さんのためにも勝たねばなりません。今、心の通った、魂が抱き合うような結束が必要です」と訴えた。
 最後に全員で「ソリダリティ」を合唱し、直ちに首相官邸から東京高裁、東京高検を直撃するデモに出た。「フリーホシノ」の黄色ののぼりを先頭に「星野さんは無実だ!」「全証拠を開示しろ!」のシュプレヒコールが響きわたった。

使用不許可取り消せ 高槻市・植木団地闘争 市役所に怒りの抗議行動

2015-12-04 19:59:19 | 生きさせろゼネストへ

■使用不許可取り消せ 高槻市・植木団地闘争 市役所に怒りの抗議行動
前進 速報版 2015年12月 4日 17:16

 11月22日、植木団地労働組合と全国水平同盟高槻支部は、「植木団地追い出し絶対反対!自主管理闘争で誇り高く生き抜くぞ!1周年闘争」を、120人の結集で成功させました。そして26日には高槻市役所前で市を弾劾する抗議行動、30日には大阪地裁大法廷での植木団地裁判(不許可決定取消訴訟と明渡請求訴訟の2件を同時審理)と連続的に闘いぬきました。

植木団地労組を先頭に次々訴え
 26日の対高槻市抗議行動は、高槻市富田園芸協同組合が、新たに今年の12月1日から来年11月30日まで1年間の植木団地の使用許可を申請したことに対して、高槻市が再度「不許可」としたことに抗議し、「使用不許可決定を取り消せ!」と弾劾し、1年分の使用料を受け取らせる行動です。平日の昼間でしたが、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部をはじめとした労働組合、全国水平同盟西郡支部、婦人民主クラブ全国協議会の労働者20人が結集しました。
 抗議宣伝隊が、市役所前に到着するや、植木団地追い出しの主犯である農林課特命チームの幹部職員を先頭に30〜40人の市職員が飛び出してきて、市役所玄関を背に、私たちを威嚇(いかく)するように阻止線を張ったのです。こんなものはこけおどしにもなりません。「植木団地追い出し」という理不尽な不正義が暴かれ、明らかになることに対する恐れ以外の何物でもありません。
 植木団地労働組合を先頭に結集した労働者は、高槻市の「威圧」をものともせずに全国水平同盟の赤いのぼりなどを林立させ、通行する市民にビラを配り、次々にマイクを握り、植木団地追い出しという高槻市の非道と不正義を弾劾しました。とりわけ、阻止線役に駆り出された市職員をはじめとする、高槻市で働く労働者に対して、「植木団地追い出しは、高槻市の民営化・外注化、総非正規職化の道」「明日はわが身。植木団地と団結してともに闘おう」と繰り返し呼びかけました。
 宣伝を終わり、2人の代表が、使用不許可決定の取り消し要求と1年分の使用料を納入するために庁舎内に行こうとすると、阻止線を張っていた農林課特命チームの幹部職員は、代表が庁舎内に立ち入ることを阻止したのです。そして、宣伝隊が抗議の声を上げる中、立ったまま市役所の玄関先で、「不許可決定は取り消さない」「使用料は受け取らない」と言い放ったのです。これが高槻市の本性です。絶対許せません。
地裁大法廷埋め市・裁判所を圧倒
 30日の裁判は、大勢の支援の労働者が大阪地裁大法廷を埋める中で開かれました。裁判終了後、弁護士が、「高槻市の主張は後付けのこじつけだ」「次回は批判しつくす書面を提出する」と決意を述べました。
 来年2月24日の次回公判では意見陳述をします。全力で結集しよう。(北摂労組交流センター・上園耕作)

12月19日(土)夜6時半(大阪市市民交流センターひがしよどがわ)で福島現地報告会ひらきます

2015-12-02 19:00:56 | #すべての原発いますぐなくそう
八尾北医療センター労働組合ブログ 2015年12月2日

福島現地報告会も6月のNAZEN八尾結成集会をふくめ3回目になります。
今回は 新大阪駅の近くに会場をお借りして行う運びとなりました。

先日11月19日に朝日新聞が、福島で多発する子どもさんの甲状腺ガンをどうみるのか、1面を使って、全国の発生率と比べ50~30倍にも上ると警鐘乱打された<岡山大大学院教授の津田敏秀さん>と、「過剰診断」だと原発事故の影響を認めようとしない<国立がん研究センターの津金昌一郎さん>の意見を論争形式で掲載していました。
安倍政権がどんなに「安全安心宣言」で口を封じ、原発再稼動と住民の帰還攻撃に必死になっても、もはや隠しおおせないところに来ているのです。この現実を、私たちはしっかり受けとめ、福島のお母さんたちの根底的な怒り、不安を共有し、動労水戸の被曝労働拒否の闘い、ふくしま共同診療所の取りくみと連帯して、12・19集会の成功のために頑張っていこうと思います。

ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています。