末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

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生活保護以下の最低賃金 これが新自由主義だ

2010-07-15 07:48:36 | 生きさせろゼネストへ
■最低賃金が生活保護下回る地域、12都道府県に拡大
朝日新聞 2010年7月15日1時29分

 最低賃金が生活保護水準を下回る「逆転現象」が起きている地域が12都道府県あることがわかった。14日、2010年度の最低賃金の引き上げ額を議論する中央最低賃金審議会の小委員会で厚生労働省が報告した。これまでより2県増え、差も広がった。
 最低賃金法は、生活保護との逆転を是正するよう義務づけている。これまで最低賃金と比べていたのは07年度の生活保護水準で、10都道府県で逆転現象が起きていた。今月まとまった08年度の生活保護水準のデータと比較すると、新たに秋田県と千葉県の最低賃金が生活保護水準を下回った。
 最低賃金額と生活保護水準との差は、青森県を除いた全地域で3~9円拡大。差が最も大きいのは神奈川県の47円差で、東京都40円差、北海道39円差などが次いだ。秋田県と千葉県はそれぞれ5円差だった。
 同日の審議会では、中小企業(労働者30人未満)の約4千事業所に対する賃金改定状況の調査結果(6月時点)も報告された。1時間当たりの平均賃金額は1351円で、1年前より0.1%減。0.2%減った09年より下降幅は縮小したものの、使用者側委員は「中小企業は厳しい経営環境が続いている」と最低賃金の大幅な引き上げに懸念を示した。
 労働側委員は「今の最低賃金額では、健康で文化的生活にはほど遠い」と反論し、労使代表が雇用戦略対話で合意した「全国最低800円」という目標を3年程度で実現すべきだと主張した。

 首切り、非正規化、外注化、ワーキングプア、最低賃金の生活保護以下。一方で役員報酬1億円以上が285人。そのトップは日産のカルロス・ゴーンの8億9千万円。消費税224兆円のうち208兆円が法人税減税に消えています。全ての始まりは国鉄分割民営化=新自由主義です。
 労働者から搾り取った金を全て大資本の救済につぎ込んできたのです。こんな資本主義はもう終わっています。労働の団結で根本から覆えしましょう。
 分割民営化を未決着に追い込んできた、動労千葉を先頭に、国鉄全国運動が開始されました。この大前進で、労働者の大量首切り、大増税、そして戦争に突き進む、菅民主党連合政権を打ち倒しましょう。労働者の未来はここにあります。

★当面する闘争スケデュール 

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