末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

トヨタ、世界販売計画70万台減 

2008-08-31 10:48:06 | Weblog

■トヨタ、世界販売計画70万台減 北米落ち込み突出
朝日新聞 8月29日

 トヨタ自動車28日の経営説明会で、09年の世界販売計画(ダイハツ工業、日野自動車を含む)を当初計画1040万台より70万台少ない970万台程度に引き下げると発表した。北米で40万台、日本で15万台の下方修正を迫られ、両地域の伸びが08年計画比でいずれもゼロになる異例の事態だ。
 計画通りになれば、09年の販売台数は前年比20万台程度の伸びにとどまり、トヨタの拡大路線は米サブプライム問題の深刻化を境に急ブレーキがかかる形だ。自動車メーカーで初の年間販売1千万台突破も、10年に達成できるか微妙になってきた。
  一方、中国に減速感が出始めており、アジア全体の販売計画を当初計画比15万台減の175万台程度に引き下げた。 

車と生産ラインは過剰になっている。売れなくなってもコンベヤーは止められない。人も一挙に減らせない。自動車産業は、リストラの次には、タイヤだけキャタピラに変えて戦車を消耗品にすることを考える。
 しかも車は鉄の塊だ。鉄の需要が減っても溶鉱炉の火を消すことはできない。1974-5年恐慌の時、製鉄業で一日1億の赤字がでた。重役会議で「戦争でも起こらなければ会社がつぶれる」と話されていたそうだ。資本家は戦争以外に生き延びられない。日本の近い将来をアメリカが示している。
 労働者のゼネストで賃上げ勝ち取ろう。リストラ止めよう。戦争止めよう。

最新の画像もっと見る