救援本部ニュース428号 2013.2.22
佐藤幸子さんに聞く「避難を勧める診療所、心のよりどころにするための診療所」
2月22日付『週刊金曜日』に、福島の佐藤幸子さんのインタビューが掲載されています。その中で佐藤さんは、ふくしま共同診療所について語っています。
* * *
この診療所は避難を勧める診療所であり、避難できない人たちが心のよりどころにするための診療所です。もちろん避難が最優先という考え方ですけど、現実問題、全員が避難できるわけではない。福島は危険だと思ってはいても避難できない人は、自分が責められているように受け取って、それだけで精神的にまいってしまうんです。
国家にとって一人の人間が死のうが生きようが、そんなのどうでもいいんですよ。それと立ち向かわなきゃいけないくらい大きな分岐点に立っているわけだから、追い詰められる人を一人でも減らしたいという点で、この診療所は必要とされている存在だと思うのです。…
私たちが本当に望んでいるのは、「日常を取り戻したい」ということと、二度とこういうことを起こしてほしくないということ。日本の人たちが気持ちをひとつにしてやっていく、そういう希望が見えたら私たちは耐えられるかな―って思います。
再稼働阻止! 未来のために立ち上がろう!3・11 反原発福島行動’13
3月11日(月)正午 福島市福島県教育会館大ホール
子どもたちの命を守る! 人々のよりどころ ふくしま共同診療所にご協力を.
★当面する闘争スケデュール
★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP
福島診療所
建設パンフ SunRise第1号 SunRise第2号 SunRise第3号