末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

八尾市立病院医療事故 答弁2回目

2008-09-18 11:35:25 | 狭山闘争

 まだ文章化できていません。詳細は3ヶ月後のHPで見ていただくことになります。録画はいつでも議会事務局に申し込めば見ることができます。
 とりあえず私の感想だけ書きます。

 血糖値195に対してどう考えたか、グリコヘモグロビンをなぜ測らなかったのか
について回答はされませんでした。これは意識的に隠したとしか考えられません。
おそらくデータを公開すると、「輸液を開始する前に血糖が高かった」ことが証明されてしまうのでしょう。それによって病院としての総括が覆されることを拒否したのでしょう。私は現場の職員は、分かっていたと思います。意見も言ったと思う。それが生かされない体制があるのではないか。病院長の回答にそれが現れています。あらかじめ資料提供を申し込んだにもかかわらず、提出されませんでした。16日での正式な質疑でも回答されませんでした。
 ミスしたことの責任よりも、それを公開し、原因を究明し、今後に生かす道をとざす責任のほうがはるかに大きい!

 質疑の時間は30分と制限されています。しかも3回きりです。これを十分に使うためにあらかじめ回答の準備をしてもらうヒアリングもしたのにこれも無視された!
 この議案は保健福祉常任委員会に付託されて、時間をかけて討議されます。委員会では討議時間に制限ありません。回数も制限ありません。だから私は昨年市議になってからずっとこの委員会に入ることを希望したのですが、会派政治で拒否され続けています。何から何まで密室政治。これを少しでも変えようと、昨年からこのブログを立ち上げました。議会で言い足りないことを書くためです。

 国は公立病院改革ガイドラインを策定しました。病院の赤字を減らすために、経営を健全化しろというものです。事務局長は「来年4月を目途に、地方公営企業法の『全部適用』へ協議、調整を行っている」と発言しました。病院会計を赤にしないためには、人件費を削ることになります。市立病院の民営化に向かう選択です。ますます人が減らされ労働強化されて、事故が増えることは目に見えています。責任を現場労働者に転嫁することになる今回の回答と隠蔽に抗議します。
 今後現場の労働者の皆さんにも直接会って事実を聞き、市立病院民営化反対を闘って行きたいと思います。

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1 コメント

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現場の声 (kuro)
2008-09-18 18:51:06
議員が質問している内容に対して、きちんと答えない、曖昧にしてその場をしのぐやり方には憤りを感じます。
八尾市内の某病院の院長が医療ミス・医療事故を無くす為に独自の方法をいかに展開しているかをテレビで散々論じていながら、大きな医療事故を起こしたのを機に、パッタリと見なくなりました。
いかに優れたマニュアルがあっても、それを実行するだけのスタッフの余裕がなければ無意味です。
医師や看護師が不足して、過剰労働になればなるほど
辞めていく人も増えて悪循環になります。
是非、現場の声を聞いて下さい。
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