末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

今や発熱外来が医療の最前線 医療崩壊をくい止めよう その15

2022-10-12 22:16:17 | 地域医療の団結で医療崩壊と闘おう
 7月22日と9月7日に、自宅待機日数の短縮。
更に9月26日にはコロナの全数把握簡略化の導入。
度重なる制度変更で現場は混乱しています。
大阪府から束になって送られてくる、「患者向けの説明書」が届いた途端に変更となり無駄が続いています。
必要なものをこちらでコピーして渡している状態です。
 特にHER-SYS登録の説明会(ZOOM)は定員数を超えて見れませんでした。
その後YOUYUBEにUPされましたが、分からないときの相談窓口電話は常に話し中です。
10月に入って又HER-SYSの細かい変更お知らせが届き、現場は書類を見る時間もありません。
 これらにより登録漏れが大量に出たと思われ、10週連続で新規感染者数が世界最多を記録していたのが、週間感染者数(9月26日から10月2日)が、日本は前週比43%の30万6958人で、40万人のドイツ、31万人の米国に次いで3番目と減っています。
 また渡航制限の緩和で観光客の流入や移動が激しくなり、インフルエンザとコロナが重なる第8波は時間の問題でしょう。
八尾北医療センターの発熱外来は1月1日から10月4日までで848人、陽性が232人(27%)。無料検査は1月24日から9月25日までで1934人、陽性119人(6%)
 熱がなくても風邪症状がある慢性疾患の患者さんが、診察の時になって「風邪薬ください」と言われ、念の為に検査すると8割は陽性です。検査体制がいつまでたっても増えないため、どこまで広がっているかさえつかめない状態です。
 10月15日に一旦28度に気温が上がったのちは寒くなりそうです。
コロナのワクチンは引き受けていませんが、インフルエンザは10月から打ち始めています。
どさくさにまぎれて特例承認された遺伝子ワクチンと、不活化ワクチンとでは安全性がまったく違います。
 基本的な感染症対策と免疫を高める食事、運動、睡眠、人と人のつながりは、地域医療の原点としてこれからも強調して闘っていきます。


⇦八尾北医療センターのHP

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