末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

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民主労総ソウル本部が三里塚を訪問

2015-11-05 06:14:36 | 三里塚闘争





■民主労総ソウル本部が三里塚を訪問
前進 速報版 2015年11月 4日 17:13

 10月31日、韓国民主労総ソウル地域本部の労働者29人が来日し、三里塚現地を訪れた。一行は正午過ぎに成田空港に降り立つと、ただちに動労千葉の案内で天神峰の市東孝雄さん宅離れに到着した。現闘の同志の案内で、市東さんの畑など天神峰と東峰の各地を見て回り、50年の三里塚闘争の地平を確認した。
 夕刻、三里塚闘争の歴史を記録したビデオ「三里塚大地の乱」が上映され、一同は逮捕・流血を恐れぬ実力闘争の記録を固唾をのんで見守った。そして、現闘の同志たちが用意した心尽くしの食事に舌鼓を打った。
 反対同盟が到着し、動労千葉の川崎昌浩書記長が司会を務め、交流会が始まった。
 反対同盟の萩原富夫さんの音頭で乾杯。動労千葉の田中康宏委員長があいさつし、「反対同盟との連帯を貫き、ジェット燃料貨車輸送阻止闘争を闘い、動労本部から独立した。その力で分割・民営化攻撃と闘い、民主労総の同志たちとも出会えた」と、三里塚労農連帯の意義を語った。
 反対同盟の北原鉱治事務局長は、「韓国の皆さんが毎年三里塚を訪れるのはすばらしいこと。世界平和のために、民主労総と手をつなぎ、三里塚は闘う」とあいさつした。市東孝雄さんは、「軍事空港と農地取り上げに反対してこの地で農業を続けている。韓国の皆さんとともに闘います」とあいさつした。
 民主労総ソウル本部事務処長のソンホジュンさんは心尽くしの歓迎へのお礼を述べ、「三里塚現地を見て、権力と資本による攻撃のひどさは同じと感じた。自由と平和をわれわれの闘いの中でかちとろう!」と力強くアピールした。さらに反対同盟の萩原さん、宮本麻子さん、伊藤信晴さん、民主労総の各労働者があいさつと自己紹介を行った。現闘、全学連行動隊の同志も交え言葉の壁を越えて和やかに語り合い、記念品を交換して、時間を忘れて交流を深めた。
 最後に全員で「トジェン!」のかけ声で記念撮影し、11・1労働者集会の成功を誓い合った。

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