末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

大阪府内の公立病院、不良債務246億円超

2008-08-29 18:33:21 | 医療の民営化と闘う

■大阪府内の公立病院、不良債務246億円超
朝日新聞 8月25日

 公立病院改革を考えるセミナーで、大阪府内の公立病院の不良債務が07年度見込みで246億円を超える実態が報告された。全国の2割を占め、北海道に次ぐワースト2。06年度より約49億円増加した。参加した自治体担当者らからは「このままでは、病院のために自治体がつぶれる。民間も含めた再編が急務」との声があがった。
 セミナーは、総務省が昨年12月に策定した「公立病院改革ガイドライン」は、3年後の経常黒字達成や、病床利用率が70%を下回った場合の病床数削減などを求めている。
 総務省公立病院改革懇談会の長隆(おさ・たかし)座長は「府内の大半の病院で、経常収支比率、医業収支比率などが目標値に届いていない。大阪市立4病院の不良債務は128億円、一般会計からの繰入額は年116億円。はっきり言って夕張より厳しい状況だ」と指摘した。経営改善のために、独立行政法人化や民間譲渡など経営形態の変更を求めた。

 医療費が増大し、公立病院が赤字になるのがなぜ悪い。労働者はそれだけ働いてきたのだ。病気が増えて当たり前。民営化で経営改善?!それは新自由主義の決まり文句。医療・福祉を保障できなくなった資本主義に改善はない。

 


最新の画像もっと見る