末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

八尾市と大阪府の発熱外来プレハブ不許可を弾劾する

2020-12-30 11:16:47 | 新型コロナウイルスパンデミック

八尾北医療センターが抗議の記者会見に起つ!SNSでは大松市政への怒り拡大 : 改憲・戦争阻止!大行進・関西

八尾市当局によるプレハブ設置不許可に抗議し八尾北医療センターが行った記者会見が大きな反響を呼んでいます!(ニュースの動画はこちら)SNS上で...

改憲・戦争阻止!大行進・関西

 


「動線を分けて、夏はクーラー、冬は暖房がきいた場所で安心して検査と治療にあたろう」という要請に対して、八尾市はNHKの取材に、「大阪府と連携して新型コロナへの対策を進めていて、この場所にプレハブを設置する必要はないと総合的に判断している」と答えました。この場所とは1947年天然痘が流行した時、八尾市が周辺に伝染させないためと西郡住民を隔離し、十分な治療を受けられなかった200人の子供たちが亡くなった西郡です。その悲しみと悔しさから八尾北医療センターの前身、西郡平和診療所が作られました。
 
 私たちは9月4日の厚生労働省がインフルとコロナの同時流行にそなえて、「まずかかりつけ医に」と方針を出したのに応え、
11月20日から「発熱外来診療、検査」を開始しています。
登録したのは12月11日現在で八尾市約200医療機関の内まだ30院所です。これでは足りません。八尾市(大阪府)が本気で感染拡大をとめようと考えるなら、八尾北医療センターの発熱外来プレハブを認めるべきです。

「この場所にプレハブを設置する必要はない」とは、西郡の人々の命はどうなってもよいという1947年の八尾市の態度と同じであり、コロナ感染拡大を抑えて市民の命や医療従事者の命を守る気は毛頭ないということす。さらに総合的判断とは、日本学術会議の新会員候補6人の任命を拒否する理由として菅義偉首相が挙げた総合的俯瞰的判断と全く同じで、本音は民営化、改憲・戦争に反対することを許さないということであり、それを掲げた労働組合や解放運動をつぶすということです。

 この報道を見た多くの人々から「八尾市はおかしい、八尾北がんばれ」「動線分けるのがあたりまえでしょ」「厚労省から都道府県などに定期的検査の件もとっくに通知済み。維新吉村知事は何をしてらしたのでしょう」「病院が建てたいのに八尾市長はなぜ反対なのか教えてほしい」「このコロナ感染下に維新・大松市政、ありえない非道」「政治家は現場のこと知らなさすぎ。現場が必要だっていってるんだから聞きなさいよと思う」などなど、多くの励ましと八尾市・大阪府(維新の会)に対する怒りの声が寄せられています。ありがとうございます。

 労働組合と地域住民は団結して、現場からどんどん声を上げましょう。崩壊した医療・介護をとりもどし社会を変えましょう。



⇦八尾北医療センターのHP