末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

年金 9.6兆運用損

2009-07-02 07:27:21 | 生きさせろゼネストへ


■年金積立金9.6兆円の運用損 08年度、過去最大
朝日新聞 2009年7月2日1時22分

 厚生年金と国民年金の積立金の市場運用で、08年度の損失が9兆6670億円だったと、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が1日、公表した。損失が出たのは07年度から2年連続で、損失額は過去最大。収益率(運用利回り)も過去最低で、マイナス10.03%だった。
 厚労省は2月に公表した年金財政の長期見通しで、平均運用利回りを4.1%に設定しているが、妥当性が問われそうだ。
 米国の大手証券会社の破綻(はたん)に端を発する金融危機で昨年秋以降、国内外の株式が急激に下落した影響を受けた。08年度の東京株式市場の日経平均株価は、1年間で35.26%値下がりしている。
 その長期の見通しで、厚労省は平均運用利回りを4.1%と設定した。
 設定値より0.5ポイント低い運用利回りが長く続いた場合、年金の最終的な給付水準は約2ポイント低下する。2月の推計にあてはめると、2040年ごろには、モデル世帯(平均的な収入のサラリーマンの夫が40年間厚生年金加入。妻は専業主婦)について政府が約束した「現役世代の手取り収入の50%」を割り込むことになる。

★当面する闘争方針 

123銀行の純損失2兆円

2009-07-02 07:20:55 | 世界大恐慌


■123行の純損失2兆円 5年ぶり赤字、全銀協集計
朝日新聞 2009年7月1日6時34分

 全国銀行協会は30日、全国の123の銀行の09年3月期決算(単体)の集計を発表した。純損益の合計は、前年の2兆1246億円の黒字から1兆9956億円の赤字に転落。昨秋以降の金融危機の影響で、保有有価証券の損失や不良債権処理費用が膨らみ、5年ぶりの赤字になった。
 貸出金の焦げ付きは前年の2.1倍の1兆4093億円に、将来の焦げ付きに備えた引当金も前年の3.1倍の1兆6430億円にそれぞれ急増した。保有株式の損失処理額も、前年の3.2倍の2兆34億円に上った。この結果、経常損益は前年の3兆4497億円の黒字から、6年ぶりとなる1兆6096億円の赤字に陥った。
 また、本業のもうけを示す業務純益も、前年比30.2%減の3兆4953億円。市場の混乱で投資信託などの販売手数料収入が減ったうえ、証券化商品などの損失が拡大したことが響いた。

★当面する闘争方針