チョークをかましたので電圧が下がるかと思ったが、そうでもなかった。此方は後段12AU7カソードホロワ。
という訳で初段の12AX7増幅段。真空管はエレクトロハーモニクス。この真空管はちょっと太目で気に入っている。
さて、さて。まず初号機から聴く。低音も出てきた感じ。パワーがあったまったからか?ウェストリバーをしばらく聴いてたからか、「腫物を触るような」クリアさは感じられないが、十分である。それでいてこの肉感。さまざまなTRアンプを聴いてきたが、ついにこれを出す物には出会えなかった。これ以上何が必要か?言わんばかり。
そして2号機。おっと。おっとである。まず、SNが上がった。一音一音が良く聴こえる。高音のちりちりとした音が、エコーと分離してる。こりゃすごい。ただ、ドルビーノイズリダクションを掛けたような、ちょっと寸詰まり?な感じが有る。コーラスも良く解かる。でもメインボーカルに隠れる時が有る。低音は初号機より無い。でもなぜか昨日よりは少し増えた。全体にもう少しクリアになれば・・・と思うが、今では限界かもしれない。ハムもノイズも感じられず、結構完成度高いのではないか?内部配線、VRと今回は奢った。でもここまでSNが上がり、細かい音が聴こえる様になったが、無機質感は無い。・・・低音が出れば・・・・残念。市販のマラツン#7と勝負したい・・・無理か?
後は、エージングに期待しよう。
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