analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦28 電解コンデンサー極性間違い~完成?

2020-10-04 00:03:37 | TA‐F555ESXⅡ

フィルムコンらしきものを入れ替えて、少し良くなった。

あとは電解コンデンサーだ。赤いものは勿体ないので茶色の汎用品を左右入替えてみよう。

前回ハンダ付けやり直した時、容量が少し減ってた様だったので。

今回入替える前に容量を再度測定、1000μFのところ、950程だった。まあ、テスターの精度もあるので何とも言えないな。

ここで失敗、なんと、4本中二本の極性を間違えた。

電源を落としたが、電源の電圧が下がらない。やっちまったか?

50kΩの抵抗で電圧を下げた。

 

極性間違えたコンデンサーの電圧を測ったら20Vそこそこでふらふら動く。後段の抵抗を計ったら200数ミリボルト。正しい極性のコンデンサーの方は電源と同じ電圧を示す。うわっ、他にダメージ無ければいいが。

・・・そうか、後段の抵抗はヒューズ抵抗か。切れたんだ。

外して測ってみたら、O.L.と18M。これでコンデンサー守れたんか。

電解コンデンサーを修正し、ヒューズ抵抗(100Ω)を交換した。

そして電圧を上げていった。

なんと、オフセット電圧が安定した。

バイアスを12mVほどに合わせた。

電源は80Vほどだが、5分ほどで落ち着いたようだ。

これでロングランが出来れば完成か?

少しだけ100Vにしたら整流回路出口で61V程になった。ちとでかいな。

フォノイコ基板のヒューズ抵抗200Ωを正規の物にしたら、もう少し電圧下がるかな?

 

20201001


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