analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリの動作点の変更 その17 PT交換

2021-04-05 12:00:00 | LfD-1

では本命の、フォノイコに使ってた電源トランス(PMC-55HG)をプリに取り付ける。端子の付いてる巻線の部分に当たる開口部の広げから始め、配線・抵抗値の調整をした。

これで出力段5687は

Epが181V

Ipが17,4mA

rpが2.37kΩ

となった。

ブリーダー抵抗も100kΩから56kΩに変更し、1.8mAから2.6mA流すようにした。

600Ω固定抵抗器負荷の、プリ単体のF特・歪率も測ったが、以前と変わらなかった。

 

これで総電流は38.4mA。電源トランスが45mAの容量なのだが5687に20mA流す勇気はない。まあ、前より4mAほど多いので、違いが出れば分かるだろう。

今回の物は下図赤線である。青線はこれまでの物。ピンク線はこの回路の元設計・那須氏の物になるのだが、3.6kΩになるとあったはずなんだが、さて。

プレート損失は2.9W。これだけ使ってもまだ余裕なのか。

電圧測定してて気になったのは、トランスのうなり。多分チョークだと思う。

60mAの物にチョークインプットで38.4mAと半分以上流してるからかな?電源トランスを替える前は前は30mA以上はなるべく流さなかった。ハムでるかな?

 

おお~これで思いつくことはやったかな。

 

20210318


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