analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

MfD-8.3とする。おとは?

2019-08-21 00:01:22 | MfD‐4 (Mullard)

MfD-8.2のOPTを入れ替えたので型番をMfD-8.3とする。

鳴らしてみた。

記事にある通り、三極管に近い音。これは驚き。バランス巻の効果と思う。今までのOPTは、ヴォーカルが二人で歌っているよう。三百Bの純粋な音には及ばないが、かなり近いとこまで行った。それでいて音色の濃さがある。これなら心置きなく聴ける。

翌日、少し音量を上げて聴いてみた。

あれ?なんかおかしい。広がらない。迫力が出ない。なんかインピーダンスのミスマッチの様な感じ。

コアがスぺ―サーを挟んだものなので、透磁率、磁束密度が下がった?

少し鳴らし続けたら良くなった。なにせ一年ぶりぐらいだからOPTから水分飛んでなかったかな?もう少し鳴らしてみよう。

声のきつい感じは無くなったと思ったが、まだほんの少し残ってるようだ。

 

 

FBでアドバイスをいただいた。

この声のきついい感じは電源が原因だという。

言われてみれば、もしかしたらチョークをパラにしてからかもしれない。

これをシリーズに戻した。

 

まずこれで聴く。ほんの少しきつさが取れた?

もう一個のアドバイス、整流管の直後のコンデンサーを40μFにした。これは整流管5U4GBの規格による容量だ。100μFにしてたがブロックコンデンサーなので、改造となるとかなり厳しい。それも有って作り直しを考えてるのだが。

元に付いてた100μの片方は、シリーズにしたチョークの巻線と巻線の間に変更した。

これは、あまり変わらない?

 

計算してみた。

コンデンサーのインピーダンスは1/(2πfC)で求められる。

32Ωとなった。

割と小さいかな?

合わせてチョークのインピーダンスも計算。2πLfにより3.1kΩ。

おお、こいつは結構大きい。パラにしたときは2.5Hだったので785Ωとずいぶん小さくなった。

 

これをどうするの?インピーダンスを下げるのだったら、このチョークだな。

もう少し勉強が必要だな。

 

次にやることは、なんだ?こんなシンプルな電源回路、何に手を入れる?

試しにドロップ抵抗を外そう。それだけだと出力管の電圧が上がる。SG耐圧が厳しい。

なので、電源トランスのタップを換えよう。360V位のが欲しいのだが、330Vになってしまう。まあ、試しだ。

 

出力管のプレート電圧が346Vとなった。うーんやっぱ低い。

音は・・・一応出てるが、音量を上げてみないと分からない。

っと、タンテが高速回転してる。STOPを押しても止まらない。

変な臭いもしてるので、ヘッドが当たってるかな?

そしてタンテ全体が揺れる。ダイナミックバランスがとれてないんだ。なんてこった。まあ、高速で回るわけではないので、まあ良いか。


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