analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

PhfD-5 調整7 Lchも。

2019-10-19 00:02:39 | PhfD‐3.2

音量上げて聴いてみた。左右の音量が違うとイマイチ効果が確認できない。が、なんとなく傾向は見えてきた。

パワーの入力トランスが不調で低音が出なかったとき、高音がやけに広がって聴こえた。その時に似てる。

調整した方は前より広がりが減って残念になった。

しかし低音の量感が増えた気がする。

こうなったらLchも変更。Rchに合わせよう。

同じ抵抗が無いので間に合わせだ。

これで測定。今回は歪も測ってみた。

Lchは0.9%ほどに倍に増えてしまった。初段E80Fのプレート電圧が下がり、トランスの使い方も変わったからかな?でも1%未満なので良しとしよう。

周波数特性はRchともよく似ている。Rchは緑の線で、100k以上が下がってるやつだ。この線には濃い青の線が重なってる。これがLchの最終だ。出力0.6V固定で測定。この時入力は12mVほどになった。

変えたところは、

U7のプレート電圧を下げた。設計196Vに対して131.4Vまで下げた。ここまでしないとカソード電圧が下がらず、計算上のU7の内部抵抗が10kΩ以上にならない。ここまでしてやっと10.65kΩなので、もしかしたらあんまり効果無いのかもしれない。

段間トランスの使い方は、一次側がパラ接続、二次側はシリーズ接続。

 

これによってインピーダンスは1.25kΩ:600Ωになるはず。電圧比は2.89から1.44の半分になった。ほんとはもっとインピーダス比を上げてNFBを掛けるのが正解なのかもしれないが、今はやめておこう。

いま、夜中なのだが小さい音で鳴らしてる。大人しくなったが、これがほんとの音なのかもしれない。時々聴いた事のない音が出てくる。

音量上げて、どうか、かな。

漸くここまで来た。フォノのトランスを替えたときは失敗かと思ったが、何とかここまで来たかな。

後は仕上げがある。

フォノは今日変えた抵抗をちゃんと同銘柄にする。

プリのVRとセレクターをフロントパネルに穴を明け、ちゃんと付ける。

パワーは初段X7の電圧を下げる。

こんなとこか。

タンテも部品交換をしなければ。今日注文してたパーツが届いた。


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