各段を分割してオフセットを測ってみようと思い、まず実験的に壊れても大丈夫なようにEQ基板の電圧入口のヒューズ抵抗を外してみたが、オフセットのふらつきは変わらない。
次に本命のA‐Class段基板をB‐Class段基板と分離してみた。
オフセットは落ち着いている。バイアスは出ない。
念のためRchも測ってみたが、こちらも落ち着いている。
これよりA‐Class段基板のLchが原因と考えた。
B‐Class段基板に問題無くてほっとしている。
ただ、A‐Class段基板との分離で電圧掛けたことが良かったのかどうか、少し自信が無い。それにB‐Class段基板のコンデンサーには電荷が残ってしまい、放電しなくてはならなくなった。ちと怪しい。
これでA‐Class段基板をもう一度剥がし、今度は手を付けてないダイオードを外してみた。三連と二連の普通のダイオード、ツェナーダイオード二か所をRchとLchで入替えてみた。
これで解決してくれ、と思ったが、これでは無かった。むしろバイアスが不安定になってしまった。
ダイオードが一本頭が少し割れてしまったが、が大丈夫なようだ。
気を取り直して、残りの片チャン2本のダイオードを左右入替えたが、また変わらない。
このダイオード、10EN8Cだと思ってテスターでチェックしたが、抵抗値がそれぞれ二種類あった。
やべえ、と思ってみたら、10EN8Cと10EN8Bという二種類だった。
ネットで調べたがなんと出てこない。正体不明のダイオード。
画像を拡大して、トランジスタ側が”B”の方だった。
これでオフセットを見たが、これでも変わらなかった。
あとは抵抗だが、いくつか見てみたが、全く問題ない。大丈夫だと思う。
あとはメインボリュームの左右入換え、ヘッドフォン基板の修理。この辺か。
20201006
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