analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

フォノイコのデータ比較

2020-06-14 00:05:35 | PhfD‐3.2

LCRフォノイコの段間トランスに、ハシモトを使ってみたい。低域がもう少し出てもいいのではないか。

しかしCR型フォノイコを鳴らしてそんなに変わらない感じもする。詳細に比べると若干CRの方が良い。しかし全体でみると、変わらない。

 

 

 

RIAAカーブの測定をしてみる。

念のため比べてみた。

※これらも1kHz以下のみの検討とする。

※各データから私が読み取ったものをグラフに落とした。若干誤差有り。

上グラフ、黒っぽい線はRIAAデータを読み込んだもの。

20Hzで切れてる青い線は、LCRフォノイコのもとになったラジ技誌岩村氏のデータを読み込んだもの。

10Hzで13dB程の緑線はIECカーブを読み込んだもの。

そして赤線は私のLCRフォノイコの測定値。

こうやって見ると、かなり差が有る。何となく聴感と一致してるかな。

単にグラフを見ただけでは、こんなに違いが有るとは思わなかった。私のグラフを見る目は問題ありだ。

トランス、考えよう。

 

 

うちにはもう一つフォノアンプが有った。

ヤフオクで落としたメーカー製の物。段間トランスを使わないLCR型だ。これは私の作ったものではなくちゃんとしたものだ。

参考にこれも測定してみた。

こちらも優秀である。 下グラフの15Hzでちょん切れてる濃い青の線。

ああ、私のフォノイコ、RIAAカーブ不良だ。

 

 

 

 

そしてヤフオクフォノイコには負荷を切り替えるスイッチが有る。

最初LOADにて測定。次にこれを600Ωに換えて測定。負荷抵抗を10kΩ、1kΩ、28kΩで切り替えて測定したが、結果は余り変わらない。

 

 

実際に鳴らしてみた。

なんだ低域は私のLCRと思ったほど変わらない。

低音の太いLPを掛けておお、と変わるくらい。

メーカーフォノは周波数特性の割には鳴らした感じがあまり良くない。私のLCRフォノよりはいいという程度。満足するほどの量感は無い。カートリッジの周波数特性を考えたらこんなもんかもしれない。

これなら私のLCRフォノイコは、今のヤフオクトランスでもいいじゃん、と思うが、それはダメだ。

ちゃんとしよう。

参考にトランジスタアンプのヤマハAX-1200のフォノアンプを使って鳴らしたが、バランスはそんなに違わない?あれ?こんなだったっけ?

BASSをブーストするとさすがに真空管では真似できない。

このヤフオクフォノをAX-1200に繋ぎLPを掛けてみたが、なんかちぐはぐな音でダメだ。

此れなら内臓のフォノアンプの方が良い。

 

 

 

 

 

 

20200603


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