LCRフォノイコの段間トランスに、ハシモトを使ってみたい。低域がもう少し出てもいいのではないか。
しかしCR型フォノイコを鳴らしてそんなに変わらない感じもする。詳細に比べると若干CRの方が良い。しかし全体でみると、変わらない。
RIAAカーブの測定をしてみる。
念のため比べてみた。
※これらも1kHz以下のみの検討とする。
※各データから私が読み取ったものをグラフに落とした。若干誤差有り。
上グラフ、黒っぽい線はRIAAデータを読み込んだもの。
20Hzで切れてる青い線は、LCRフォノイコのもとになったラジ技誌岩村氏のデータを読み込んだもの。
10Hzで13dB程の緑線はIECカーブを読み込んだもの。
そして赤線は私のLCRフォノイコの測定値。
こうやって見ると、かなり差が有る。何となく聴感と一致してるかな。
単にグラフを見ただけでは、こんなに違いが有るとは思わなかった。私のグラフを見る目は問題ありだ。
トランス、考えよう。
うちにはもう一つフォノアンプが有った。
ヤフオクで落としたメーカー製の物。段間トランスを使わないLCR型だ。これは私の作ったものではなくちゃんとしたものだ。
参考にこれも測定してみた。
こちらも優秀である。 下グラフの15Hzでちょん切れてる濃い青の線。
ああ、私のフォノイコ、RIAAカーブ不良だ。
そしてヤフオクフォノイコには負荷を切り替えるスイッチが有る。
最初LOADにて測定。次にこれを600Ωに換えて測定。負荷抵抗を10kΩ、1kΩ、28kΩで切り替えて測定したが、結果は余り変わらない。
実際に鳴らしてみた。
なんだ低域は私のLCRと思ったほど変わらない。
低音の太いLPを掛けておお、と変わるくらい。
メーカーフォノは周波数特性の割には鳴らした感じがあまり良くない。私のLCRフォノよりはいいという程度。満足するほどの量感は無い。カートリッジの周波数特性を考えたらこんなもんかもしれない。
これなら私のLCRフォノイコは、今のヤフオクトランスでもいいじゃん、と思うが、それはダメだ。
ちゃんとしよう。
参考にトランジスタアンプのヤマハAX-1200のフォノアンプを使って鳴らしたが、バランスはそんなに違わない?あれ?こんなだったっけ?
BASSをブーストするとさすがに真空管では真似できない。
このヤフオクフォノをAX-1200に繋ぎLPを掛けてみたが、なんかちぐはぐな音でダメだ。
此れなら内臓のフォノアンプの方が良い。
20200603
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