analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD‐7.3 NFBその11 電圧の確認

2020-04-08 00:09:21 | CfD-4 (オートバランス)

NFBを10dBにしてから電圧を測定してなかった。

以前NFBを繋いだり外したりしたら初段のプレート電圧が変化したことがあった。

測ってみたら、63Vのところ44Vほどだった。よくこれで音出てたな?

ドロップ抵抗を調整して60Vほどにした。ここでF特測定。

下のグラフ、かまぼこの一つ上の青い線。高域の盛り上がりは減った。低域は少し減った。全体にはフラットに近づいた。

 

これでパワーを繋いでパワーで測定したらどうか?

なんと高域が伸びた。下グラフ真ん中赤い線。

プリ+パワーのF特の高域はプリに依存してるんだ。

ついでにオシロで波形を見た。

なんと発振してる?・・・のちに配線ミスが分かったのだが。

15Hzの波形に箱がくっついてる。

これはもしかして発振というものではないか?なんか感動。うれしい。初めて出た。

まてまて。良くないことだ。なんで出た?

アースを忘れてた。

アースを繋いだら消えてしまった。

 

 

 

前回の時定数を確認してたら間違いが出て来た。

出力段の時定数は合成抵抗にするためにするOPTのインピーダンスを10kΩで計算するところ20kΩで計算してしまった。この時は18msと出たが、正しくは20msだった。

カップリングコンデンサーの時定数は14msなので、問題は無いと思う。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« CfD‐7.3 NFBその1... | トップ | 釣行25 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
プリ出力に直流電圧? (ED)
2020-04-08 23:02:29
この記事を見て気が付いたのですが、初段のバイアス電圧がNFB回路経由でプリの出力に出ているようです。

大きな電圧ではありませんが、一度テスターで測ってみてください。

推測ですが、この電圧が悪さをしてパワーアンプの入力トランス回路のf特を悪くしている可能性があります。

また、NFB回路はトランス二次側経由でアースに落ちているので、初段のバイアス電圧が減少してプレート電流が多くなり、プレート電圧が下がってしまったようです。
返信する
OPTのDC (soruboseinn)
2020-04-09 14:06:23
これから投稿するのですが、実はパワーアンプの電圧増幅を12AX7から12AU7に変更してしまっています。まず、これで低域のF特の低域が良くなっているようです。この状態でNFB(現在6dB)をいったん外してF特を測定したら、低域が悪くなってしまいました。



肝心の電圧ですが、OPT二次側600Ω巻き線の両端を測ってみたら 10.4mV と出ました。NFBを外すと0mVになります。

これが良いのか悪いのか私にはわかりませんが、あまり気分の良いものではありませんね。

過去のF特を探しているのですが、補正等条件が揃わず、混乱してます。

直流磁化がどれくらい問題なのか、それが測れるか?

パワーアンプの入力トランス二次側に何か影響出るのか?音(ノイズ)として出てくるのか?

入力電圧を一定にしてNFB有り無しでF特を測るか?

などなど、考えております。


グラフ等はブログ記事にて掲載いたします。
返信する

コメントを投稿