analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ラインアンプの低域を伸ばす方法(9)ほかのトランス検討

2020-05-31 00:02:07 | LfD-1

もうやることはやった感が有る。

出力インピーダンスと低域の両立するにはOPTを替えるしかないのか?

市販の他のトランスのF特を検討しよう。

 

ハシモト HL-20k-6 (ラジ技誌で使われたフォノイコの段間トランス。) 5k (S) :600でのデータ。

アイエスオー NP-126 10k (PP) :600でのデータ。

ゼネラルトランス FM-10k-600 10k (S) :600でのデータ。

この三機種のデーターシートを読み取って、F特を重ねてみた。

なんと、NP-126の低域が一番良さそう。上グラフ薄い青い線。

ハシモトとゼネラルトランスは似てる。赤線と緑線。

みんな似たものかと思ったが、結構違うのね。浅はかだった。

まあ、基準信号等条件が同じでは無いようなので単純比較は出来ないが、私の聴いた感じと何となく似てる。納得。

フォノイコはRIAAのCR定数を変えられるのと、NFBが設計で10dBと多めにしてるので段間トランスのF特は多少は容認できるのかもしれない。

そう考えると、NP-126はラインアンプに戻すのが良い。ラインアンプはあまり小細工しないで裸の特性で勝負できたらなぁ、と思う。

 

20kΩ:600Ωのトランスなら何でもいいと思ってたが、適材適所って有るのかもしれない。

もっと早くに見ておけばよかった。

 

 

 

 

 

 

20200514


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