差動プリのカソードのFETをK43からK117に戻して、電流値を26mAから17mA程にさげて3日ほど経った。
最初は良い感じなのだが、段々低音が無くなる気がする。
いまはフルレンジスピーカーが低域の「雰囲気」だけ出してるような感じ。
部屋がびりびり言うエネルギーは出てない。
耳が慣れてるだけか?
ただ、今までも何回かこんなことが有ったような気がする。
プリの出力管5687をシングルで使い、電流値を下げたときは良かった。
それ以降PPで使ってた時も最初は良いのだが、2~3日で中音がきつく感じることが有ったような気がする。
パワーに入力トランスを付けて、パワーのOPTを替えたりIPTを替えたり、最初は良いのだが段々・・・。
こんなことが有るのかわからないが、プリの直流磁化が起きてると思う。
動作点を変えてすぐは直流磁化が収まってて、段々磁化が始まる。
そんな事ってあるのかな?
そもそも差動増幅って直流流れないんじゃ。
これって泥沼?
少し前だったらもう仕事も手につかない、って感じだったな。
今もそう?
今は少しは余裕がある。
少し不安もあるが、なんとか出来るハズ、これもオーディオの楽しみ。
良く鳴った時のことを思い浮かべあれこれ考えていく。
その時の感動もひとしお。
なはず、と信じて。
・・・ただの思い込みなのかもしれないんだけど(え?)。
20230409