なんでトランス付きのアンプを使うのか?
音が良いからである。
あ、正確には私の好みに合っているからか。
それはなんでかな?
使ってるスピーカーが重いものだからと思うのだが。
重いからアンプに力が必要になる。
ここまではパワーアンプの話になると思う。
ではなんで電力伝送?
電力伝送するためにPPのプリを使う。
これではないか?
通常プリはプッシュプルではなくシングルだ。
先日プリをシングルで組んだこともあったが、結構良い音で鳴っていた。
パワーはシングルでは弱いが、プリはシングルでもいいと感じた。
が、今の差動プリのほうが良い。
通常の電圧増幅のアンプをたまに聴くと力を出し切っていていいなあ、とも思う。
差動プリはどこか力を出し切ってない気がする。
インピーダンスのミスマッチのような。
でも中音の解像度を聴くとこれで何とかしたい、という気になる。
そこまで致命的な欠点ではないという感じか。
プリが電力伝送のが良いというのは、電流を多く流すから、と思っている。
プッシュプルにしてトランスを動作させる。
そして伝送する電力を大きくする。
これは真空管(トランス)に電流をたくさん流したほうが良い場合がある、これに似てる。
電力を上げて電流を多く流しても受けるパワーのトランス二次側負荷、私の場合は初段12AY7のグリッド抵抗を大きくして電流を流さないようにしないと勿体ない。
けど、インピーダンスの関係でそれが出来ない。
なら変圧比の大きい、例えば600:100kのようなトランスを使ったらどうか?
こうなるとトランスの損失が大きくなって害悪の方が大きくなりそう。
今思った。
小さい電流でやり取りしてると少しの抵抗で損失が大きくなる。
フォノイコのあたりで音質劣化が大きいのと同じではないか。
ある程度大きい電力で取り扱わないと損失の方が大きくなってしまう。
これだ。
え?電力伝送と関係ない話だって?
それは今の私には解明できないって。
そんなことをうだうだ考えながらやってます。
20230402